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「六本木クロッシング2010展」

森美術館で開催中の
「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?−明日に挑む日本のアート−」に行って来ました。



3月20日から森美術館で始まったこの展覧会。始まってすぐと六本木アートナイト時にそれぞれ伺っていながら、今の今まで記事を書いていなかったこと判明。猛省。

薄れゆく記憶をたどりつつ。。。尚、この展覧会は写真撮影が許可されています。

昨年開催された「アイ・ウェイウェイ展」で試験的に導入された森美術館館内での写真撮影。常設展(所蔵作品)のみ撮影を許可している美術館・博物館は日本にも多くありますが、特別展にて全面的に撮影許可したのは「アイ・ウェイウェイ展」が初めてだったのではないでしょうか?
日本では、美術館展示室内における写真撮影は、著作権保護や作品保護の観点から、多くの場合禁止されています。しかし、世界の美術館では、常設展示に関して写真撮影を許可するところが増えています。
森美術館は、このような流れの中で、企画展においても写真撮影を試験的に許可し、お客さまへのサービスを向上するとともに、インターネットの普及等によって一層注目される著作権の諸問題に光を当て、議論を促進し、日本の知的財産や文化政策の発展に寄与したいと考えています。
今回の「六本木クロッシング2010展」でも一部の作品を除き写真撮影ok!以下の注意事項をよーく守りデジカメ片手にイザ!

【写真撮影に関してのご案内】
森美術館にて開催中の「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」および「MAMプロジエクト011=ジュール・ド・バランクール」展では、下記の条件の範囲内で作品の写真撮影が可能です。
動画の撮影はご遠慮ください。


写真撮影に際して
・三脚の便用はご遠慮ください。
・フラッシュのご使用はご遠慮ください。
・他の来館者の鑑賞を妨げるような撮影はご遠慮ください。
・作品に触れないでください。
・動画の撮影はご遠慮ください。
・撮影不可の作品がございます。該当作品の撮影はご遠慮ください。

撮影された写真の利用に関して
・撮影された作品写真は、非営利目的の利用でお使いいただけます。営利目的には利用できませんのでご注意ください。
・撮影された作品写真に変更を加えることはできません。
・上記作品写真の使用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で許諾されています。

撮影した作品写真をブログや写真共有サービスなどに利用する際は、下記のとおり表示ください。

作家:作家名
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

なお、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの詳細や表示についてはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのウェブサイトhttp://creativecommons.org/about/downloads/よりダウンロードいただけます。

・撮影された作品写真に来館者が写っている場合、その写真の公表にあたって写り込んだ方の肖像権に触れる場合がありますので、ご注意下さい。


クリエイティブ・コモンズ・ジャパンのウェヴサイト
http://creativecommons.org/

それでは展覧会会場へ。


照屋勇賢「来るべき世界に」「さかさまの日の丸

照屋勇賢「告知−森

作家:照屋勇賢
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

照屋勇賢さんの作品は一見、ウィットに富んでいる愉快な作品のように見えますが、それとは裏腹に社会的メッセージを多分に含んでいるものばかり。作品に対するとっかかりは確かに愉しく誰しもが捉えやすい普遍的なモノを用いるのに越したことありません。

ただ誘い水が甘ければ甘いほど、実はとても「身体に悪い」ものだったりします。逆さまに?展示された日の丸やピザの空き箱、そしてエルメスやマックの紙袋から作られた木たちが、どんな深いメッセージを内包しているのか。ちょいと検索かければ答えらしきものすぐ見つかります。

何て手軽で便利な世の中なのでしょう!(そう、それもまた照屋さんの実は甘い誘い水だったりするのです)memeさんが照屋勇賢さんにインタビューされた記事は最低でも読んでおかないといけません。



作家:志賀理江子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

2008年、東京都写真美術館で開催された「オン・ユア・ボディ」展のポスターに起用されていた志賀さんの写真作品。今回見せ方が写美とはまるで違ったので、指摘されるまで思い出せませんでした。

今回が3回目となる「六本木クロッシング展」これまでとはかなりテイストが違った仕上がりになっています。「全く違う作品同士が互いに刺激し合い、「交差(クロッシング)」します。」と謳ってありましたが、どちらかというと繋がりがイマイチ見えにくかったかも。

ただ、一点一点の迫力は今回の「六本木クロッシング2010展」が最も強く感じられたかと。十把一絡げには言えませんがどちらかというと「暴力的で乱暴な男くさい作品」が多かったように思えます。


HITOTZUKI (Kami+Sasu)「The Firmament

作家:HITOTZUKI (Kami+Sasu)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

HITOZUKI出品作品の《The Firmament》にてスケートボーダーによるセッションを下記日時に開催するそうです。(4月22日と5月14日は既に終了)

5月28日(金)6月4日(金)6月17日(木)7月2日(金)19:00〜
(各回約1時間半程度)

期間中一度はここで実際にボーダーが滑空している姿を観たいものです。セッションがない日に行っても何だか綺麗な装飾壁画にしか見えませんので。


小金沢健人「CANBEREAD

作家:小金沢健人
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

1974年生まれ、ベルリン在住の小金沢さんの映像作品。観るというよりも身体を委ねる感じの空間。つなぎ目に当たる円筒形の空間を上手く生かした作品。後半にある作品なので疲れた足をここで休めるのに最適。

多和田葉子『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』ここで読むのに最適な一冊かと。

鈴木ヒラク「道路

作家:鈴木ヒラク
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

宇宙空間に散らばる星たちを作品にしたのかと思いきや、タイトルは「道路」。近寄って見ると…確かに道路のあちこちで使用されている反射板が星の正体。これには一本やられました。

「美しさ」の曖昧さ、いい加減さ、そして脆さ。

この他にも思わず「おおっ!」と声出してしまいそうな作品を出展している作家さん多数。青山悟さんや米田知子さんの作品はいつ拝見しても安定感あります。




作家:青山悟
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

暗闇に浮かぶこれらの作品が全て刺繍で描かれているのです。
ちくちくどこからともなく音が聞こえてきそうです。



作家:米田知子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

一応この方も。


森村泰昌「なにかものへのレクイエム(独裁者を笑え)

作家:森村泰昌
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

写真美術館行こう行こうと思いつつ未だ行かずじまい。日曜美術館でやっちゃったから混雑しているだろうな〜連休は避けたい。。。

そうそう、撮影不可でしたが(裸体写真作品)昨年2009年にサントリーミュージアム[天保山]で開催された「インシデンタル・アフェアーズ」に出展されていらした、横溝静さんの作品も。
チラシに用いられている横溝静氏の写真作品「あなたの写真を撮りたいので、夜カーテンをあけ窓の外をみていてください」と見知らぬ人に手紙を送り撮影した不思議な作品。本当に写真家が自分を写しているのか?いつシャッターを切るのか?被写体として写る人々の目には皆複雑な想いが。
今回は被写体が…18禁です。

最後に「今日の一点



作家:雨宮庸介
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。

キャプションに注目。これは同じ雨宮さんの作品のキャプション。でも日にちが違います。それもそのはず、この作品名、毎日変わるのですから!

そして毎日、ここでは作家自身がパフォーマンスを行っています。

複数の言語の要素を取り入れた「混淆語」=「ピジン言語」のようなテイストの展覧会。次の「クロッシング展」でどう成長発展するか楽しみです。

「六本木クロッシング2010展」は7月4日までです。

森美術館 
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階

開館時間
10:00−22:00(火曜のみ17:00まで。但し、5/4(火)は22:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
※会期中無休


それでは最後に「今日の美味


鉄板焼 天 六本木店」の「ねぎトロ焼


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JUGEMテーマ:アート・デザイン


日本のアートシーンの“明日”を見渡すべく、多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介する「六本木クロッシング」。第3回となる本展では「芸術は可能か?」※という古くて新しい問いを出発点に、エネルギーに溢れ、力強く明日に挑む日本のアートの“今”をご覧いただきます。長いキャリアを持つアーティストから若手注目株までの20組による、写真、彫刻、インスタレーション、映像、グラフィティ・アート、パフォーマンスなど全く違う作品同士が互いに刺激し合い、「交差(クロッシング)」します。
会場では、現代社会の中のさまざまな問題を描くアート、他社との協働やジャンル横断により新たな可能性を見せるプロジェクト、私たちの日常があるストリートを舞台とする創作活動、そして新しい美学の誕生を予感される新世代の表現など、3人のキュレーターによって選ばれた数多くの最新作や話題作を紹介します。
社会・経済が不安定で将来が見えにくくなっている今こそ、アートの本質や可能性についてもう一度考える良いチャンス。「六本木クロッシング2010展」だからこそ見えてくる発見、驚きや感動、次世代を切り開く創造力(クリエイティヴィティ)をぜひ実感してください。

※「芸術は可能か?」アーティスト・グループ、ダムタイプの故・古橋悌二がバブル経済崩壊直後、 1990年代のアートを考え、アートがアートの枠の中に留まらず、社会に影響を与えることにより成立する可能性を問いかけた。


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みんみんです。GWの疲れで眠かったりだるかったりですが、いかがお過ごしですか?六本木クロッシング:芸術は可能か?展に行ってきました。動く展示も多いので是非出かけて堪能されることをオススメします。特に印象に残った作品について書いてみたい。最近良く目にす
六本木クロッシング2010展に行ってきました。(森美術館 東京) | ペインターみんみんの油絵制作&絵画の画像 | 2010/05/11 10:34 PM