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速報「オルセー美術館展 2010」

国立新美術館で5月26日〜8月16日まで開催される
オルセー美術館展2010「ポスト印象派」の内覧会にお邪魔して来ました。

追記
→こちらにたっぷり。展覧会レポート


オルセー美術館展2010公式サイト

空前絶後の世界巡回展

展覧会の章立てや出展作品等はこちらの記事から。

パリ、オルセー美術館の改修工事に伴い実現した世界巡回展。4月5日までキャンベラにあるオーストラリア国立美術館で開催していた「オルセー美術館2010」がいよいよ日本にもやって来ました。(東京展の後はサンフランシスコ、デ・ヤング記念美術館へ巡回。日本国内では国立新美術館のみの開催となります)



これらの絵画がまとめてフランスを離れることは2度とない
ニコラ・サルコジ フランス共和国大統領

このコメントがリップサービスでないことは、行ってみれば、否行かずとも「オルセー美術館展2010公式サイト」目にしただけでも分かります。

いよいよ明日、5月26日(水)からスタートする「オルセー美術館展 2010 ポスト印象派」。少しだけ展示会場の様子を撮れたての写真でご紹介。
注:撮影は主催者の許可を得て撮影掲載しています

第1章:1886年ー最後の印象派

クロード・モネ「日傘の女性」1886年 「ボルディゲラの別荘」1884年

1886年、第8回目となる印象派展が開催(これが最後の印象派展)。

「オルセー美術館展2010」には、モネ「ロンドンの国会議事堂、霧の中に差す陽光」「睡蓮の池、緑のハーモニー」(計5点)ピサロ、ドガ「階段を上がる踊り子」、シスレー「モレの橋」等が出展。

第2章:スーラと新印象派

1886年の第8回印象派展にピサロの推薦を受け、スーラとシニャックが初出品。大きな話題を呼んだそうです。そう印象派の考えを推し進めた新技法「点描技法」を引っ提げて。

第3章:セザンヌとセザンヌ主義

印象派から距離を置きパリを離れ故郷のエクス=アン=プロヴァンスで独自の境地を築いたセザンヌ。彼が同時期、後世の画家に与えた影響は計り知れないものがあります。そのセザンヌが8点も!

第5章:ゴッホとゴーギャン

この章の作品だけでも十分フツーの展覧会開催可能。ゴッホ7点にゴーギャン9点ですよ!しかも名作中の名作ばかり。この二人を同じ部屋に展示しちゃうのも何だか因縁じみてます。因みにゴッホとゴーギャンの自画像が会場内で向かい合わせとなり展示されています。

展覧会会場の様子ご覧になって何かお気付きになられましたか?国立新美術館といえば殺風景なホワイトキューブの壁とバカ高い天井を有し、折角の名画・名作を殺してしまうことで、イマイチ評判良くありません。

しかし、今回はそのマイナス点を改善すべく、壁面を幾つかのセクション毎に淡い色の布を張り付けアクセントを付けています。

また天井が高く作品が壁に埋没してしまうことを防ぐ為に壁面の上半分を黒い布を張り巡らしています。↑の2点の写真を見るとその効果が発揮されていることお分かりになろうかと。展示室に実際に足を踏み入れると写真以上に、良い意味での狭さを感じます。



これはナイスアイディア!これから国立新美術館で開催される展覧会のひとつの定番になる予感。ダメな「箱」も工夫次第でこんなに立派な展覧会会場に早変わり。

折角、オルセー美術館から115点もの名画お借りしてくるのですから、これくらいはしないとね。


オルセー美術館館長 ギ・コジュヴァル氏

計画当初には、このように値段のつけられない作品による展覧会を世界巡回させることに懸念もあったが、オルセー美術館が誇る100のマスターピースで展覧会を開催したかった
ギ・コジュヴァル オルセー美術館館長

過去最大規模&オルセー美術館展の集大成
モネ5点、セザンヌ8点、ゴッホ7点、ゴーギャン9点、ルソー2点をはじめとする絵画115点が、オルセー美術館からごっそり来日。過去に日本で開催されたオルセー美術館展の目玉作品として紹介されてきた作品もずらりと並ぶ、まさに「ベスト・オブ・オルセー」展!


第9章:アンリ・ルソー

生前よりも亡くなってから大きな評価を得たルソー。20世紀の前衛絵画に大きな影響を自分の絵が与えるであろうなどとは夢にも思わず、日曜画家として坦坦と独自のスタイルを貫いたルソー。

ピカソもアポリネールにも称賛された素朴派を代表する画家。


アンリ・ルソー「戦争」1894年頃 油彩・カンヴァス

(写真撮影:@yukitwi

約半数の作品が初来日!
モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》、セザンヌ《台所のテーブル(篭のある静物)》、ゴッホの《自画像》、ルソーの《蛇使いの女》をはじめ、オルセー美術館から初来日する作品は約60点。本展出品作品の半分以上におよびます。


詳しい章立て等はこちらの記事から。さぁいよいよ始まりますよ〜印象派イヤー2010年最大の目玉展覧会が!!


オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
Post-Impressionism: 115 Masterpieces from the Musée d'Orsay


会期:2010年5月26日(水)〜8月16日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00から18:00まで 
※金曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)


オルセー美術館展2010公式サイト

おまけ:アイフォンケース

ミュージアムショップで販売なう。

こちらに全24種類の画像載せてあります

こちらも。

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2010年 06月号 [雑誌]

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パリ・オルセー美術館
クリュニー中世美術館
パリで行った8つの美術館

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2138

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このたびオルセー美術館の珠玉のコレクションの中から、絵画の傑作115点を一堂に展覧する「オルセー美術館展2010―ポスト印象派」を開催いたします。
19世紀末のフランス。印象派がもたらした絵画の刷新を受け、その豊かな才能を開花させた一連の画家たちがいました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラは、1880年代後半から90年代にかけて、それぞれの表現を追及し独創的な成果を上げました。いわゆる「ポスト印象派」の登場です。
本展覧会は、このポスト印象派の時代に着目した展覧会です。これまでポスト印象派は、印象派へのアンチ・テーゼであり、20世紀の前衛絵画の登場を促す動向と見なされてきました。しかしこの時代の絵画は、一言で括るには、あまりに多様で豊饒です。世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈は、互いに交差し、時代全体を動かしていたと言えるでしょう。
本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから20世紀初めにかけての絵画の諸相を一堂にご紹介するものです。時代の精華ともいうべき名作の数々を通じて、ポスト印象派世代の果敢な挑戦と、彼らが残した豊穣な遺産に、新たな眼差しを注いでいただけましたら幸いです。
展覧会 | permalink | comments(8) | trackbacks(4)

この記事に対するコメント

初日に行ってきました。ポンタヴェン派やナビ派の画も揃っていて楽しめました。ラコンブの《紫の波》に驚きました。TBします。
とら | 2010/05/28 9:43 AM
ご無沙汰しておりました。
まだまだと思っていたら、もう開催期間に突入ですね。Takさんが記事をあげてくださるから、忘れずに済みます。ありがたし。
そして、新美・・・。展示うまくなってきましたね(えらそう 笑)。楽しみです。
花散里 | 2010/05/28 12:13 PM
Takさま、こんばんは。
すっかりご無沙汰で失礼しております。
家庭の事情などで美術館にもなかなか足を運べず、
いつもこちらでの美術展情報にため息をついています。

「オルセー美術館展2010」は
なんとしても行きたい展覧会のひとつ、
会場の写真を拝見してわくわくしています。

日経新聞に好きな作品ベスト10が出ていました。
その記事をブログに書きましたので
久しぶりにTBさせていただきますね。

人気のモネ、ゴッホ、
広い会場が人で埋め尽くされて見えるでしょうか?
ちょっと心配。
iPhone持っていないのにカバーが気になって、
早く行きたいです!
沙羅茶 | 2010/05/28 10:52 PM
2日目夕方に行って来ました。
わたしのオルセー苦手意識は所蔵作品へではなく、
建物そのものが対象だったことがよくわかりました。
今回はドニとヴァロットンに開眼しました。
iPhoneケースももちろん「ボール」にしましたよ。
他のグッズのセンスも秀逸で珍しく散財しちゃいました。
さちえ | 2010/05/29 9:32 AM
こんばんは。
行ってきました。聞きしに勝る展覧会ですね。
本で見ていたオルセー美術館の名画の本物がずらり、
どきどきの連続、でした。
《星降る夜》《蛇使いの女》、セザンヌ8点、ゴーギャン9点、
ゴッホの自画像も忘れられません。
図録を見ながらまた行きたくなっています。
すぴか | 2010/05/30 10:41 PM
@とらさん
こんにちは。

ポンタヴェン派やナビ派も真っ青の
「初日派」ですね!!!
「紫の波」はどうしたらこういった
発想の絵になるのか不思議でした。

@花散里さん
こんにちは。

新美術館が展示したのではなく
主催者の日経さんの努力の賜物です。
美術館は場所貸しているだけですので。
(勿論、有料で!)
1Fのルーシー・リーも美しかったですよーー

@沙羅茶さん
こんにちは。
TBありがとうございます。

これは見ごたえありましたよーー
メガトン級の展覧会です。

この展覧会を悪く言う人いるのかな?

新美は会場が広いことだけが
唯一の利点であるのである程度の
混雑には対処できるはずです。
でもなるべく混雑しない時間帯を
狙っていかれるのが懸命かと。

ゴッホとゴーギャンの肖像画が
ご対面しているのに注目です。

@さちえさん
こんにちは。

オルセー美術館は本当に動線が
悪いですよねー狭いし。
別の記事でも書いた通り。

ナビ派に注目と館長さんも
仰ってました。印象派だけでは
飽きちゃいますからね〜

@すぴかさん
こんにちは。

セザンヌ好きの自分にとって
あの並びはまさに昇天する想い。

自分もまたいつ行こうか虎視眈々と
狙っています。多少の混雑は覚悟の上で。
今日(月曜日)なんて本当は狙い目なのでしょうけどね。
Tak管理人 | 2010/05/31 5:43 PM
5月連休にパリのオルセー美術館にいったら、3階部分が丸ごとcloseとなっており、1/3余の作品が国外へ巡回中とのことでガッカリでした。東京開催を楽しみにしていましたが、巡回中が約220点といわれていたのに、東京は「115点」。直前のキャンベラ開催(2009年12月〜2010念4月)では「112点」なので、ほぼそのまま東京に「巡回」してきたようですが、残り「約100点」は東京と重なる日程のサンフランシスコ(5/22〜9/6)に分けられているようです。「完遂」のためにはサンフランシスコへ出かけるか、来年の「パリ復帰」を待つか?
見逃し中 | 2010/06/18 10:21 PM
@見逃し中さん
こんにちは。

自分は昨年3月に行ったので何とかまだ
改装前のあの観難いオルセー5階とりあえず
拝見することできました。

保険料の関係で分けているのかと。
サンフランシスコの展覧会も
日程的に二つが重ならないように
調整はかられています。
Tak管理人 | 2010/06/20 9:25 AM
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田舎暮らしか、都会暮らしか | 国際芸術見本市(ジャパン・アート・フェスティバル)始末記 | 2010/05/26 4:24 PM
第6章:ポン=タヴェン派  ポン=タヴェンに滞在していたゴーギャンは、ベルナールとともに総合主義を打ち立てた。この理論によってポン=タヴェン派と呼ばれる一派が形成され、ナビ派の登場にもつながった。 ・ベルナール《愛の森のマドレーヌ(画家の妹)》↓:
  昨日(5月26日)の日経新聞朝刊に 「見逃せない名画 あなたの1枚は?」という特集記事がありました。 東京国立新美術館で開幕したばかりの「オルセー美術館展2010」 展観される115点の中から 日経新聞の記者・編集委員の方々がお勧めの30点を選び、 電子版でアン
やっぱり人気、モネ、ゴッホ | 夢雫 | 2010/05/28 10:31 PM
オルセー美術館展2010「ポスト印象派」 国立新美術館に行ってきました。(5/28) 会期:2010年5月26日〜8月16日 この展覧会すごく混むだろうから早めに行ってしまおうと、3人で誘い合わせて行きました が、10時ちょっと前に着いたら、チケット売
オルセー美術館展2010 国立新美術館 | すぴか逍遥 | 2010/05/30 9:57 PM