弐代目・青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
すれ違い「絵画芸術」
ハーグのマウリッツハイス美術館
今回訪ねたのは3月22日(火)でした。

今更説明するまでもなく、フェルメールの傑作
「真珠の耳飾りの少女」(「青いターバンの少女」)


「デルフトの眺望」


そしてちょっと疑惑の残る「ディアナとニンフたち


この3点を所蔵している小さいながらも
大変見ごたえの十分の美術館です。

ちなみに、私のblogでは影が薄くなりがちですが
オランダを代表する大画家レンブラントの出世作
テュルプ博士の解剖学講義」もこの美術館にあります。
Doctor Nicolaes Tulp's Demonstration of the Anatomy of the Arm

フェルメールの3作品はこの元お屋敷だった建物の3階の一室にあります。

今回撮影してきた写真ですが、前回行った時と展示場所が違っていました。
階段上がって左手の一室。それ自体は変化ないのですが、この部屋に
今回は、3枚のフェルメール作品しか展示されていなかったのです。

       

いくらなんでもこれは贅沢すぎます。
上の写真見てもお分かりのとおり絵の四方の壁一枚に一作品ずつの展示です。
(よって一枚の壁には何も展示されていません・・・)

これは一体どうしたことか??
フェルメール人気のなぜる業なのか??
それとも他の理由が???

他の理由・・・どうやらこれが正解だったようです。
それはこの写真が証明してくれます。
       

「デルフトの眺望」の右に日本の障子のようなものが写っています。
もちろん、こんなものいつもはありません。
ここは普段は隣の展示室の入口です。
その入口が塞がれていることになります。

実はこれ、3月25日から開催される特別展示の準備なのです。
ある「お客様」がウィーンからやって来て6月26日まで滞在されるのです。


その「お客様」とは・・・


絵画芸術」(「画家のアトリエ」)
Allegory of Painting

1996年にこの美術館で開催された世紀の「大フェルメール展」。
この展覧会ではフェルメールの作品が世界中から23枚も
ハーグに大集結しましたが、そのリストに「絵画芸術」は
含まれていませんでした。(詳しくはこちら

美術館としては念願かなっての「絵画芸術」の展示となるわけです。

その準備に部屋の展示も変え、準備していたことになります。

今回は行程の関係上、シュテーデルの5枚のフェルメールを観るか
この「絵画芸術」を観るか迷いましたが、結局シュテーデルを優先しました。



美術館の職員さんにトントンと肩をたたかれました。
金曜日にまた来るといいよ
満面の笑みを浮かべながら教えてくれました。

金曜日。そうウィーンから「絵画芸術」がやって来て
隣の部屋に展示される日。3月25日のことです。

The Vienna Vermeer
The Vienna Vermeer, an exceptional loan
25 March - 26 June

Vermeer x 4
The Mauritshuis owns three paintings by Johannes Vermeer. This spring the museum will welcome a famous guest, The art of painting from the Kunsthistorisches Museum in Vienna, which will be exhibited for three months in the company of the Mauritshuis' Vermeers.

Vermeer's showpiece
The art of painting is undoubtedly Vermeer's artistic statement. This scene of a painter in his studio makes clear how Vermeer perceived his profession. With the bright illumination, saturated colours and almost tangible objects, he demonstrated all that he was capable of. The painting must have held special meaning for Vermeer for he never sold it - it hung in his house until his death as a showpiece for his visitors to admire.

Nine years after the Vermeer exhibition
In 1996 the Mauritshuis mounted a survey exhibition of Vermeer’s work. Unfortunately, the condition of The art of painting was not good enough to travel to the show. In the meantime, the painting has been restored, and nine years later Vermeer's showpiece can be seen to full advantage in The Hague.


| 2005・旅行 | 22:34 | comments(8) | trackbacks(2) |
今日もたっぷり楽しませてもらいました。有難うございます!それにしても写真撮らせてくれるんですね!驚きました。デルフトの眺望は遠くから撮っても、前言われていたように、光り輝いているのが分かりますね。
| ぶん | 2005/04/12 11:13 PM |

@ぶんさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

マウリッツやアムステルダム国立美術館など
写真撮影okなんです!フラッシュさえたかなければ。
何日か前の「真珠の耳飾りの少女」のアップの写真も
全て自分が撮影したものです。近づき過ぎです(^_^;)
| Tak管理人 | 2005/04/13 8:04 PM |

そうだったんですか!良いですね。この間のアップの写真も、部分的にアップで見ると、色々違う発見がありますね。清純な少女というイメージでずっといたのですが、結構色っぽいので驚きました。また、新しい発見伝えてくださるの、楽しみにしています。フリーダ・カーロのニュースも知りませんでした。ふぅーん!という感じ。
| ぶん | 2005/04/14 8:12 AM |

@ぶんさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

アップの写真撮るのにはさすがに勇気がいりました。
撮影okといわれていてもね。。。
でも画集などでは伝えきれない「部分」を
伝えたくてギリギリまで近寄って撮影しました。
丁度防犯設備の点検やっていましたが、
ちょっと触れてもブザーが鳴るのですね!
良かった鳴らさなくて。(^_^;)
| Tak管理人 | 2005/04/14 9:28 PM |

Takさん、TBありがとうございます。
知りませんでした、今月は「デルフトの眺望」と「絵画芸術」が同じ部屋に並ぶのですか! それは凄い。
絵画芸術は昨年上野で見ましたが、混んでいて遠くからしか見えなかったのですよ。

| mac | 2005/04/29 1:39 AM |

@macさん
こんばんは。
コメント&TBありがとうございました。

贅沢な企画ですよね。
なんでも以前ここで開催されてフェルメール展の時に
貸し出すことができなかったので、
今回このような企画が実現したそうです。
マウリッツハイス美術館ならきっと
ゆっくりみられるでしょうね。
| Tak管理人 | 2005/04/29 9:16 PM |

はじめまして!TBありがとうございます!!

むしろ、ぼくのほうがしなくちゃって感じです。にわかフェルメールファンです。いろいろ教えていただくことばかりだと思いますが、よろしくお願いいたします。

BLUE HEAVENのほうもちらと拝見しました。ウルトラマリン・ブルー綺麗ですよね〜
| ulom | 2005/04/30 12:25 PM |

@ulomさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

一度ご覧になってしまうと。もう最後です。
それから先は虜です。フェルメールの。
罪な画家さんです。(^^♪

ウルトラマリンブルーとイヴ・クラインのIKB
ぼーーと何時間でも見ていられそうな気がします。
| Tak管理人 | 2005/04/30 2:35 PM |










http://bluediary2.jugem.jp/trackback/214
フェルメール三昧
今週末はフランクフルト1泊の旅に行く.目的はシュテーデル美術館の「フェルメール特集」.以下の5点の作品が集結している.実は昨年末にシュテーデル美術館に行ったときは,フェルメールの作品は他の美術館へ出張中ですれ違いに終わり悔しい思いをしたので,そのリベ
| チェコの空 | 2005/04/13 10:33 PM |
マウリッツハイス美術館
ついに念願が適って、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を所蔵しているマウリッツハイツ美術館に行ってきました。 美術館があるのは、アムステルダムから電車で50分ぐらいのデン・ハーグという街です。着いてみると、とても大きなビジネス街が広がっていました。
| (ほとんど)シネマ日記 | 2005/04/29 1:42 AM |
編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


青い日記帳(編集)『美術展の手帖』小学館より発売中です。


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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

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パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

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