青い日記帳 

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「大遣唐使展」

奈良国立博物館で開催中の
平城遷都1300年記念「大遣唐使展」に行って来ました。


公式サイトhttp://kentoushi.exh.jp/

遷都1300年記念という節目の年だからこそ開催出来た展覧会。ものスゴイ物量。中国からアメリカまで「遣唐使」とは何であったのかを知らしめる為によくぞここまで集めたものだと感心。

新都東京と悠久の時を刻む古都奈良。
東京では雨後のタケノコのように展覧会が乱立していますが、奈良はどっしりこれ一本勝負。(実はもうひとつ。遊行七恵さんお勧めの橿原考古学研究所附属博物館で開催中の「大唐皇帝陵」展)

→遊行七恵の日々是遊行「大唐皇帝陵

今回時間の都合で橿原考古学研究所附属博物館観に行けませんでしたが、関西にお住まいの方ならゆっくりじっくり「大唐皇帝陵」→「大遣唐使展」とご覧になれるチャンス!

さてさて、わざわざ出かけていったのです、噂の「吉備大臣入唐絵巻」平安時代 ボストン美術館所蔵 くらいはしっかりと観て来たいもの。混雑覚悟で奈良博へ向かうと拍子抜けするほど空いているではないですか!



せんとくんも「伝説の絵巻、ついに帰還!」と頑張ってPRしているのに〜

興福寺国宝館は平日休日関わらず30分から1時間待ちの行列が出来ているそうなのに。勿体ないな〜「大遣唐使展」。誰しもが名称だけは知っている「遣唐使」の実像やその活躍そして関連資料を数多揃え多角的に展示紹介。

ぼんやりとしたイメージだった遣唐使の姿とその時代が様々な展示品を通しリアルな実体として浮かび上がって来ます。


国宝「文館詞林」平安時代

遣唐使が持ち帰った品々も展示。「文館詞林」は唐皇帝勅撰の詩文集。現代日本人が英語を必須として一生懸命勉強するように、当時の日本人も漢詩を書写し自分の血肉に。

男性は漢字。女性は仮名文字。性別によって使う文字が違うことが当り前だった時代を経験した国など世界中広しといえどもまず存在しないのでは?フェミニズムの観点からこの辺洗い直してみると面白いかも。

どうも、遠征して観て来た展覧会の感想は書きにくい。。。いつも以上に散漫になっちゃう。まぁとにかく行って良かったことだけは確か。

せんとくんおススメのこちらもかぶりつきで観られたし。
(クリックで拡大)

吉備大臣入唐絵巻」平安時代 ボストン美術館所蔵

碁石が見つからず「さてはお主、飲み込んだな!」と唐の役人に嫌疑をかけられ強烈な下剤を飲まされる吉備真備(木の下に下着姿で立つのが吉備真備)。出て来たものを鼻をつまみながら調べるも(嫌な仕事だ…)碁石は結局見つからず吉備真備の勝利と。

果たして囲碁を知らない吉備真備が囲碁名人に勝利!その奇跡の勝利を飾った秘策とは一体、何だったのか?!「名探偵コナン」と一緒に解き明かそう!!


この子供向けのワークシート良く出来てましたよ。専ら大人が熱心にやってましたが。

それにしても囲碁のルール知らずに囲碁名人に勝負挑み、こともあろうに碁石を隙を見て飲み込み勝利を得るなんてかなりダーティー。

しかも下剤飲まされたにも関わらず秘術を使い碁石を胃袋の中に留め事なきを得たって、完璧に悪者じゃん!!わざわざ苦労して唐まで行って何してるの。

吉備真備…○| ̄|_

色んな意味で突っ込みどころ満載の「吉備大臣入唐絵巻

この他約250点にも及ぶ出展作品で会場埋め尽くされています。今回は第二会場まで。改装中ということで後半は決してベストの鑑賞環境ではありませんが、それでも出ている作品の力で十分補ってます。

奈良博行って久々に満足した展覧会でした。


平城遷都1300年記念「大遣唐使展」
会場:奈良国立博物館 [奈良公園内] 〒630-8213 奈良市登大路町50番地
会期:平成22年4月3日(土)〜6月20日(日)
休催日:月曜日
公式サイト http://kentoushi.exh.jp/

Twitterやってます。
 @taktwi

そうそう、ツイッターといえばこの「大遣唐使展」もアカウント作って(@Daikentoushiten)つぶやいているのですが、これが酷い。ツイッターの間違った使い方の典型。一方通行でどうする。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2147

JUGEMテーマ:アート・デザイン


618年、中国大陸に誕生した大唐帝国は、907年の滅亡に至るまで300年近くにわたり、アジアの盟主として君臨しました。帝都長安を中心に開花した唐の先進的な文化を伝えるという任務を帯び、わが国からかの地を目指した遣唐使。630年の第1回の派遣以来、894年に停止が決定されるまで、計画のみに終わった回も含めると20回に及ぶその歴史の中で、多くの偉大な人物が命をかけ、貴重な品々を携えて、遣唐使船で海を越え帰国しました。山上憶良、吉備真備、最澄、空海・・・・・本展では彼らゆかりの品をまじえ、遣唐使たちが駆け抜けた時代の熱気を今によみがえらせる、貴重な文化財の数々を展示します。
日中両国を代表する二つの観音像の共演、吉備真備の唐での活躍を描いた「吉備大臣入唐絵巻」の久々の里帰り、空海がもたらした密教工芸の至宝の出陳、京都・安祥寺の本尊「十一面観音像」の初公開・・・・など、見どころは満載です。
展覧会 | permalink | comments(5) | trackbacks(3)

この記事に対するコメント

こんばんは
あのときのドキドキがよみがえりますよ。
本当にすごい内容でした。空前というてもいいでしょうね。
私が行ったときはなかなか混んでました。
惜しい!と思いつつ(笑)。
しかし綺麗な仏像をああして眺めたのは幸せでした。

>ツイッターの間違った使い方の典型。一方通行でどうする。

奈良博は展示の内容はいいんですが、ほかがちょっと…
遊行七恵 | 2010/06/04 9:43 PM
こんにちは。
遣唐使というテーマでこれだけ臨場感ある展示ができるとは思いませんでした。
真備、真成の二人の人物の明暗、菩薩様の腰のくびれ、そして何より真備のダーティーヒーローっぷりが良かったです。
mizdesign | 2010/06/09 5:41 AM
@遊行七恵さん
こんにちは。

関西旅行の際は大変お世話になりました。
またお心遣い感謝感謝です。

惜しい!と思われましたか〜やはり。
第二会場に鎮座していらした仏像さん
キレイでしたね〜〜
大満足というよりもお腹一杯の展覧会でした。

(@Daikentoushiten) のツイートが相変わらずで
苦笑。。。

@mizdesignさん
こんにちは。

キビノマキビ日本人としてどうなの??!!
もう恥ずかしい。
あれボストンに流れたの偶然ではないでしょう。きっと。
Tak管理人 | 2010/06/13 10:38 AM
大混雑というほどではありませんが、多くの人たちを楽しませてくれました。さすがわ奈良博といったものも出品されえいました。橿原考古学研究所とセットで見るとより、唐文化が広がりますが、その宣伝がまったくされていませんでしたので、橿原のほうの観客はかなり少ないようですね。無休だったのですが・・・1300年委員会の宣伝不足ですね。せっかく良い展覧会ですのに残念です。
kazupon | 2010/06/19 12:10 PM
@kazuponさん
こんにちは。

>宣伝がまったくされていませんでした
勿体ないですよね。
横のつながり大事なのに。。。

この展覧会も今日で最終日なのですね。
重い腰上げて観に行っただけのこと
十分にありました。

Tak管理人 | 2010/06/20 9:35 AM
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大遣唐使展 | 遊行七恵の日々是遊行 | 2010/06/04 9:37 PM
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大遣唐使展@奈良国立博物館 | Life with Art | 2010/06/09 5:37 AM
奈良国立博物館の『大遣唐使展』も4月から2ヶ月と2週間。長いと思いましたがあと2日で終了です。 <吉備大臣入唐絵巻>などまったく、巻き替えされていませんので、少し後のことが心配です。この絵巻についてはすでに言及しています。 中国からアメリカか
『大遣唐使展』あと2日です。 | 美術館見聞録 | 2010/06/19 12:11 PM