青い日記帳 

  
TB&リンク大歓迎です!
「BASARA展」
スパイラルガーデンで開催中の
「BASARA展」オープニングレセプションにお邪魔して来ました。



現代美術家・天明屋尚氏が主催・企画・キュレーターを務めるこの夏大注目の「BASARA」展が青山スパイラルにていよいよスタートしました!

但し、開催期間は僅か4日間。2010年8月4日(水) 〜7(土)まさに真夏のカゲロウのような儚い展覧会。これだけ充実した内容の展覧会でありながら、入場無料!少々の無理をしてでも出かける価値は十分にあります。


井上雄彦「バガボンド」の原画と並んで国芳の浮世絵が。


江戸時代の印籠と同列にデコ電を展示。
同じDNAを受け継いでいること明明白白。


ミズマアートギャラリーからは山口晃氏と池田学氏の作品が。


そして天明屋さんご自身の作品もまた国芳と同列に展示。

何と言っても今夜の極めつけは、刺青師・SHIGEによるこちらのパフォーマンス!


宮下規久朗先生にも是非観てもらいたい!

三潴氏曰く(@mizumaart)「天明屋尚と言う依り代を得て、現代あーと系の展覧会に登場した刺青とデコトラ。刺青師SHIGEがこんなパブリックな場所で公開出来るなんて、戸惑いながらも自作を紹介する姿は素敵だった。たくさんのカメラのフラッシュを浴びながら、自慢の作品を見せる刺青マン&レディたち。身体のコレクターだ!

天明屋さんが掲げる「BASARA」は明治以来、本当の「日本文化」を見失い続けその結果として閉塞感に苛まれている日本人の魂を大きく揺さぶる起爆剤となることでしょう。

たった4日間の展覧会。しかし、10年後否100年後に「始まりは全てあの夏の「BASARA」展だった」と語り草になるはず。気合の入り方が違います。

主催・企画・キュレーターを自ら買って出てまで、天明屋さんが我々に問いただしたいものは何か?その答えを「BASARA」展会場で目の当たりにすることでしょう。


[展覧会概要]
・展覧会名:BASARA
・開催期間:2010年8月4日(水) ー 7(土)
・営業時間:11 : 00 - 20 : 00
・オープニングレセプション(刺青師・SHIGEによるパフォーマンス有) :
 2010年8月4日(水)19 : 00 ー 21 : 00 入場無料
・開催会場:スパイラルガーデン [スパイラル1F] 入場無料 
      港区南青山5-6-23 tel:03-3498-1171
      http://www.spiral.co.jp/

※主催・企画・キュレーション:天明屋尚


青山スパイラルのまん前にデコトラまで現われた今夜のオープニング。天明屋さんの並々ならぬ意気込み感じられます。



「BASARA」展
絢爛豪華にして反骨精神を持つ遺伝子が、今、硬直化した日本に下剋上を突きつける。


以前同様、最後に渡辺裕氏の文章引用しておきます。我々が「日本文化」と思い込んでいるものが実は「違う」といことこちらの文章からも明らかです。
われわれが日本の固有の文化だと思いこんできたようなものが、実は西洋の側の自己中心主義的な歪んだ自己認識の産物であり、自らが最も進んだ合理的な文化をもっていることを自認する西洋によって、自己のうちから追い払われた非合理的なものが「エキゾティック」なものとして表象されているにすぎないということ、そして他ならぬ日本人自体が、こうした西洋人の視線を内面化させてしまっており、西洋人の求める「日本人らしさ」を自らの固有の文化と錯覚してしまっているというような議論は、およそ「文化」というものを論じようとする際には、今ではほとんど共通了解事項になっていると言っても過言ではないであろう。
渡辺裕『日本文化 モダン・ラプソディ』

おまけ:「てりむくり」
↓こちらも要チェックです。
日本民族固有の形と呼べるものがあるとしたら「てりむくり」がそれである。漢字では「照り起くり」と書く。

尚、展覧会と合わせて書籍も同時発売となります。(会場で販売中!)
・書籍タイトル:BASARA 越境する日本美術論ー縄文土器からデコトラまでー
・企画編集・著者:天明屋尚
・刊行予定:2010年8月5日
・予価:2500円(税込)
・日本語/英語表記
・サイズ:A4判、フルカラー印刷
・総ページ数予定:186ページ
・発行:美術出版社


BASARA 越境する日本美術論ー縄文土器からデコトラまでー


ツイッター冷えてます。やってます。
Twitter @taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2209



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BASARAプロジェクト

男伊達宣言

 日本では総理大臣(当時)が自らオタクと公言し、オタク文化が「クールジャパン」と祭り上げられ、脚光を浴びている。しかし一方で「『アキバ系』や『萌え』は、もううんざりだ」と言う人も少なくないのではないだろうか。最近では、悪ガキ高校生たちの青春群像を描いた『クローズ』『クローズZERO』や、不良ばかりの野球部が甲子園を目指す『ROOKIES』などのマンガ・映画・ドラマが大ヒットし、ヤンキー文化の分析を試みた『ヤンキー文化論序説』『ヤンキー進化論』が続々と出版されるなど、アウトロー文化に熱い視線が注がれている。
 我が国日本の文化は、やわなオタク文化だけではない。オタク文化とは対極に位置し一線を画す、日本オリジナルの硬派なアウトロー美学の逆襲が始まったのだ。その粋で男伊達な美意識こそが、真の「クールジャパン」なのであるとここに宣言する。

 この宣言は『美術手帖』2009年9月号の冒頭に掲げたテキストがもとになっている。「BASARAプロジェクト」の原型は、同号で90ページにわたり、私が監修した特集「アウトローの美学」である。この特集では男伊達の系譜として、「婆娑羅」「傾奇者」「侠客」、日本伝統刺青、デコトラ、特攻服、不良文化などが、60年の歴史を誇る美術専門誌で初めて取り上げられた。この「アウトローの美学」の領域をさらに拡大し、「BASARAプロジェクト」のコンセプトを世界に広めるためにバイリンガルのカタログと併わせ、つくり換えたのが「BASARA」展である。

画強 天明屋尚
| 展覧会 | 23:57 | comments(2) | trackbacks(3) |
 Takさんの体調回復 良かったです。
 大祭典に伺えなかったので、画像でも速報頂き感謝です。
天明屋尚氏が日本文化をこうやって引き上げてくれた
本企画に大変意義深いものがあります。
 
| panda | 2010/08/05 8:00 AM |

こんばんは。
今日、行ってきました。

なかなかこういう切り口での展示というのはないので面白かったです。

蒔絵の印籠には目を奪われますね〜。
古いものと今のものがうまく並んでいたと思います。

期間が短いこともあるので第二弾を期待してしまいます。
| あおひー | 2010/08/05 11:14 PM |










http://bluediary2.jugem.jp/trackback/2209
BASARA展(スパイラルガーデン)
昨日から始まった天明屋尚キュレーションの展示。 作家さんが自らこういう企画を無料でやってしまうということに驚きました。 やっぱり、...
| あお!ひー | 2010/08/05 11:11 PM |
BASARA @スパイラルガーデン
 Twitterは便利。たった4日間の「BASARA展」はTwitterを見ていなければミスしてしまっていただろう。  茶道をやっている家内に、「侘び・寂び・禅の対極にある『バサラ』というものは知っているか?」と聞いてみたところ、早速「佐々木道誉でしょう」という返事。
| Art & Bell by Tora | 2010/08/07 7:16 PM |
ポスト村上隆を考える BASARA展@スパイラルガーデン
古美術としての甲冑の横に 現代アート作品としての甲冑が並ぶ。 「バガボンド」の井上雄彦氏のイラストのそばには 池田学氏の大作「興亡史」が並ぶ。 新たな価値観を掲示する、 壮大な展示だった。 侘び・寂び・禅の対極にあり、オタク文化とも相容れない華美
| 読む観る騒ぐ! | 2010/08/09 10:46 PM |
【お知らせ】

↑単眼鏡紹介記事書きました。

おかげさまで重版となりました!


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