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ホキ美術館開館へ向けて。

2010年11月3日(水)日本初の写実絵画専門美術館「ホキ美術館」が千葉県緑区の昭和の森にオープンします。(今年初めにお伝えした記事


ホキ美術館公式サイト

真夏の暑さにも負けずオープンへ向け工事は着々と進んでいるようです。今日は先日頂戴した「ホキ美術館ニュース(ホキ美術館開館準備号)」に掲載されたインタビュー2本をご紹介します。尚掲載にあたっては美術館からの承諾を得ています。

【保木博子室長インタビュー】

Q:美術館の計画はいつ頃から始まったのでしょうか。
A:7,8年前になります。自宅の隣で年に2回ほど絵を公開していた頃です。コレクション八ウスには絵を見る習慣が無い人がたくさんいらしていて、絵を見るのは楽しいと思ってくださり、それをきっかけに絵を習い始めた方もいらっしゃいました。そこまで人を動かしたのはすこいことだと思いました。それならもっと多くの方に見ていただきたいと思い、美術館をつくることになったのです。


ホキ美術館内観

Q:展示・建築に関しておしえてください。
A:建築に関しては館長が「人を引きつける建物にしてほしい」というコンセプトで建築家にお願いしたのですが、できあがった建物は、私の想像を超えてすばらしいものになりました。
展示については、入□を入ってまず中堅作家の部屋で80点が展示されます。ここでは窓の外に緑が見え、外光を採り入れています。階段を降りて地下1階は森本先生の展示室で、約30点があり日本で最大コレクションになると思います。そして野田先生、中山先生などのコーナーがあり、新人の作品もあります。さらに階段を降りると、地下2階はイギリス在住で風景を描いている原先生のコーナーがあり、美術館開館のために描かれた「私の代表作」のコーナーがあります。

Q:私の代表作についてはいかがですか。
A:美術館設立が決まって、3年ほど前に作家の先生15名に、この美術館のために「私の代表作」というテーマで100号以上の作品を依頼しました。その作品を展示しています。
美術館の室内は白が基調ですが、この展示室は壁と天井が黒で床が濃いグレーになっています。ここでは自分の作品に関して作家自身が書いた解説をナレーターの音声で聴けるのが特徴です。


ホキ美術館内観

Q:レストランについておしえてください。
A:「アルポルト」のシェフ片岡さんプロデュースのイタリアンレストラン「はなう」が1階にできます。最初はフレンチも考えましたが、イタリアンは誰もが気軽に食べられるのではないかと思いました。片岡さんのおカで、すばらしいレストランになると思っています。

Q:ショップの販売予定はいかがですか。
A:森本先生にこのために描いていただいた花の絵をプリントしたお皿とマグカップが6種類あります。
また、美術館の建物の絵柄を浮き彫りにしたガラスのナイフフォークレスト。絵ハガキは展示作品のすべてを作り、300枚飾れる棚に入れる予定です。そのほかに楽しい雑貨もあります。将来的には千葉でしかできない工芸なども置いていきたいと考えています。


森本草介「横になるポーズ

Q:ホキ美術館のここを見ていただきたいというのはありますか。
A:ホキ美術館にはたくさんの写実絵画の作品があります。写実といっても、みな描き方が違い、考え方が違うということをご覧いただければと思います。そして、写実の魅力を楽しんでいただければと思います。


【片岡護シェフインタビュー】
(ホキ美術館イタリアン「はなう」をプロデュース)



Q:建築も終盤に入った美術館をご覧になっていかがですか。科理にどんなふうに生かされますか。
A:「すばらしい」のひとことですね。この環境から一歩美術館の中に入ったとたんに別世界になる。最初、僕は千葉に美術館なんていってほんとにあるの?と思っていた。期待していなかったんです。でも、この間、館長のお宅で絵を見たときに、これはすごいと思ったんです。私は、とくに野田先生の作品が好きですね。
絵に負けないような料理といってもとんでもないことだと思いましたね。ですから、よくおいしいロマネコンティ飲みながら料理なににしますかというのと同じでマイウェイしかない。ふだんのきどらないおいしいものをということでやっていければと思っています。


レストランイメージ

Q:美術館でレストランをなさるのは?
A:美術館では初めてです、友達はみんなやっているんですけど。日高君にしても石鍋さん、小山さんなど、けっこうやっていらして。やっぱりそれなりの方が集まるんで料理もそれなりにデザインされたもの、質の高いものを用意しなくてはいけないんだと思うんです
美術を愛する人は食を愛する人も多いんですね。やっぱりせっかくこんなにいい絵をみたあとで、何だ、この料理まずいと言われちゃくやしいので。質の落ちない料理というのを用意しなくてはと。
また、イタリア料理の場合は、あまり盛りつけがこてこてというよりは、シンプルでそれでいて美しいというのは信条だと思うのです。いまの世の中いろいろ料理も変わってきているのですが、そういうのを目指しながらやっていければと思うんです。

Q:地元の食材を使われますか。
A:地元の食材はふんだんに使って、地産地消を大切にした料理をめざしていくつもりです。特に千葉は魚がおいしいです。魚をうまく使って、おいしい料理を作りたいと思っています。豚も鳥も豊富ですから、いい料理ができると思っています。僕の田舎は千葉なんですよ。千葉はいいところですよ。

Q:お越しいただく方にひとことお願いします。
期待して絵を見に来てください。すばらしいです。いい絵を見た後に、ほっとするような料理を召し上がれる。そういう美術館になると思います。そしてお客さんもたくさん来ていただければよろしいかと思います。

営業時間:11:00〜15:00 (レストランのみの利用も可能)
座席数:40席



ロゴマークデザイン:関根慎一

《ホキ美術館とコレクションの特徴》
・日本の現代写実絵画の巨匠 森本草介、野田弘志、中山忠彦をはじめ個性豊かな約40人の作家の約160点を常設展示。半年ごとに「人物画」「風景画」など、テーマことの展示替えを予定。
・螢曠メディカルファウンダー保木将夫のコレクションで、写実絵画作品のみ約300点を所蔵。
・建物は地下2階、地上1階で緩やかな力一ブを描いた三層の細長い回廊からなり、一部30メートルは中に浮いた設計。昨年スペインの建築祭のfeature部門で最終候補となる。
・千葉市最大の公園である昭和の森に面し、森と調和した美術館。緑の見える展示室もあり、写実絵画鑑賞のために、ピクチャーレールのない展示やLEDと白熱球を天井に埋め込んだ最新の照明設備を設置。絵とのみ向き合っていただける最高の鑑賞空間を実現。
・吹き抜けの音楽ホール、ワインカーブ(3万本収容)とイタリアンレストランをもつ美術館。



ホキ美術館 (英文名称 Hoki Museum)概要
所在地:267-0062千葉市緑区あすみが丘東3-15
電話:043-205-1500(電話は10月1日より)
交通:外房線「土気(とけ)」駅よりバス「あすみが丘ブランニューモール行き」で5分、「あすみが丘4丁目」下車※東京駅より京葉線快速で「土気」まで50分
入館料:大人1500円、高校・大学生・65歳以上1000円、中学生以下無料
開館時間:月水木土10-18時、金10-19時、日10-17時
休館日:火曜日、年末年始、夏季休暇、5月末と11月末展示替え
駐車場:40台(有料)
館長:保木将夫(ほき・まさお)螢曠メディカルファウンダー
敷地面積約3,860
延床免責約3,720
展示室面積約1,800
地下2階・地上1階RC造一部鉄骨造

設計:日建設計
施工:大林組

株式会社日建設計 / ホキ・コレクション


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リアリズム絵画入門
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この記事に対するコメント

あぁ…本当に楽しみです♪
この夏初めて意識した 野田弘志画伯の作品
写実絵画が大好きで、自分が描けない分とてもとても惹かれる世界

建築物としても素晴らしい感じですね

オープンが本当に待ち遠しいですね
珠希 | 2010/08/25 10:10 AM
ステキな美術館ですね。
レストランもステキ。
ロマネコンテイに激しく反応!
イタリア料理にも。
Baroque | 2010/08/26 9:12 PM
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