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ホキ美術館:外観

いよいよ2010年11月3日にオープンを迎えるホキ美術館。既に美術館は完成。「ホキ美術館開館記念特別展」へ向け着々と準備が進められています。



オープン前に見学させて頂くこと出来ましたので、今日と明日に分け、千葉県に新たに誕生するホキ美術館ざっくりとですが、ご紹介して行きたいと思います。まずは今日はその独特の外観、建物から。

建物を設計したのは日建設計。施工は大林組によって成されました。

何と言っても一番の大きな特徴は建物全体が緩やかなカーブを描いているという点があげられます。千葉市昭和の森公園に隣接する大変環境の良い場所に建っています。美術館内部から昭和の森の緑が借景として目に自然と入ってきます。



さぁ、これから大きく3つのビューポイントからその特異なホキ美術館の外観を見て行きましょう。

まずは最寄駅JR外房線土気駅から徒歩またはバス(もしくは自家用車)でA地点へ。ここが美術館の「表玄関」となっています。


一般道に面している部分。

裏手にこんもりとした緑が見えます。あそこが千葉市昭和の森公園です。狭い道一本挟んで美術館のすぐ脇に位置します。丁度秋の虫たちの鳴き声が聞こえ心地よいBGMに。



このA地点は始めて美術館を訪れる人がまず目にする部分。緑の絨毯の上にひょっこりと間口の狭い見ようによっては愛らしい「顔」をした美術館突端が出迎えてくれます。

写真では確認できませんが、この大きなガラス窓にカマキリがとまっていました。どうやらいち早く新しい美術館に興味を持ったようです。こっそり何処かで産卵していたりして。



美術館入口は向かって右手のスロープをのぼって行くのですが、まずはぐるりと建物のまわりを一周してみます。

写真でもお分かりの通り緩やかな下り坂になっています。その段差を生かし左手の黒い部分がぐんと上にせり出すような作りに。



緩やかな下り坂を三分の二ほど進み振り返ったところがC地点となります。



黒い部分(実はここが第1ギャラリー)がぐんと宙に浮くようにせり出ると同時に、白い部分(こちらは第2ギャラリー)が地中へ潜るような作りになっています。傾斜を上手く利用した作りです。

緩やかにカーブする2本の回廊。



白い部分のギャラリースペースの突端が見えてきました。内部は丁度階段の下の部分にあたります。そこにはカウンターが設置されカフェスペースとなっています。



丁度、C地点B地点の中間辺りです。車が通れる十分なスペースが地下に続いています。

因みに地下にはワインを収蔵するカーブが併設されています。今回は見学すること叶いませんでしたが、伺った話によるとレストランと同じ位のスペースがあるそうです。

尚、ホキ美術館には本格的なイタリア料理とワインを堪能できる、西麻布「アルポルト」で有名な片岡護シェフのイタリアンレストラン「はなう」(座席数40)が入っています。

→「ホキ美術館開館へ向けて。」(ホキ美術館室長保木博子氏とホキ美術館イタリアン「はなう」片岡護シェフインタビュー)



C地点から見たホキ美術館

控えめなこじんまりとした印象を受けたエントランスサイド(A地点)とは180度変りとても大胆なフォルム。黒い回廊(第1展示室)部分が完全に宙に浮いています。




「地下2階、地上1階建の回廊型の美術館で、1階部分は空中に浮いた形状を実現」と事前に頂いた資料にありましたが、実際この姿をこの目で見るまで想像し難いものがありました。なるほど〜こうなっていたのですね。



これで、ぐるりほぼ一周しました。如何でしたでしょう。それでは次は展示室内へ。中はもっと凄いんです。写真左手のスロープをのぼって行くと美術館入口です。



美術館エントランス部分から昭和の森公園を。

さぁ、中へ入りましょう〜(つづく)→内観はこちらの記事で。

ホキ美術館概要
所在地:千葉県千葉市緑区あすみが丘東
敷地面積:約3,860
延床面積:約3,720
展示室面積:約1,800
階数:地上1階、地下2階
構造:RC造、一部鉄骨造
工期:着工2008年 10月〜竣工2010年秋
設計:日建設計
施工:大林組


本建築は2009年にスペイン・バルセロナで開催されたWAF(World Architecture Festival)のfuture project部門にて最終審査まで残りました。完成後は実作部門としての受賞を目指しております。

ホキ美術館

所在地:〒267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
開館時間:月・水・木・土 /10:00〜18:00 金/10:00〜19:00 日・祝/10:00〜17:00
(入館は閉館の30分前まで)
※レストランは11:00〜15:00/17:00〜21:00 ラストオーダーは20:30まで
休館日:火曜日(ただし火曜日が祝日の場合、開館。翌日休館。2011年5月3日(火・祝)は開館。5月2日(月)は休館。)
※年末年始、夏季休館日 展示替えのため5月末と11月末に休館いたします
入場料:大人/1500円 高・大学生・65歳以上 /1000円 中学生以下/無料
※一般 5枚つづり券  6000円
駐車場 普通乗用車 40台


アクセス

•東京駅から電車で50-60分 JR横須賀線・総武線 千葉駅乗換、あるいはJR京葉線 蘇我駅乗換、JR外房線土気(とけ)駅下車
•東京駅から特急電車で48分 JR外房線 大網駅下車、タクシーで10分
•羽田からバスで70分 土気(とけ)駅前下車車
•成田から電車で66分 JR成田線 千葉駅乗換、JR外房線 土気(とけ)駅下車

土気(とけ)駅からのアクセス
•土気(とけ)駅からバスで5分(徒歩20分)→地図
千葉中央バス南口3番乗り場から「あすみが丘ブランニューモール行き」で「あすみが丘東4丁目」下車→千葉中央バスのHPへ


ホキ美術館 開館記念特別展
2010年11月3日〜2011年5月22日

Twitterやってます。
 @taktwi

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JUGEMテーマ:アート・デザイン


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この記事に対するコメント

写実主義の絵画に魅了されてるので
ここのオープンが楽しみで仕方ないんです *^^*
嬉しい記事ありがとうございます
早く行きたいな〜〜〜♪
珠希 | 2010/10/20 6:10 AM
おおっ、凄いです。
建物だけでも見に行かねば!
写真で見る限り施工精度も良さそう。
東京の西側にいる人間としてはなかなか
行きにくいところではありますが・・・。

ここって実は建築ブログだったのですね!
KIN | 2010/10/20 9:48 AM
 この度は、小社の単行本野田弘志先生の「リアリズム絵画入門」をご紹介頂きありがとうございました。
毎々、様々な展覧会のご報告、楽しみに拝見しております。テキストの内容といい、画像の鮮明さといい、その全体の構成のすばらしさに感心しております。

恥ずかしながら、時々見過ごしてしまった展覧会など、このサイトで楽しんでおります。
茂野 裕 | 2010/10/20 9:54 AM
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