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プロが選ぶ「2010年 ベスト展覧会」

2010年も残すところ一週間。そろそろ年間ベスト10の発表もしなくてはならない時季となってきました。まずその前に今年開催された中でどんな展覧会を美術評論家さんら「プロ」の方々が推していらっしゃるのか、見てみましょう。

読売新聞、毎日新聞、朝日新聞の三紙。掲載日順にご紹介。

まずは読売新聞さん(2010年12月16日)

回顧2010 アート
4氏が選ぶ展覧会ベスト4(敬称略)


中原祐介(美術評論家)

李禹煥の作品展示
ロボットと美術
遠藤利克展
日比野克彦個展「ひとはなぜ絵を描くのか?

椹木野衣(美術批評家)

死なないための葬送
破滅*ラウンジ・再生*ラウンジ
飴屋法水「わたしのすがた」
小谷元彦展

田中正之(武蔵野美術大学教授)

フランク・ブラングィン展
ラヴズ・ボディ展
クロニクル1947-1963|アンデパンダンの時代
森村泰昌「なにものかへのレクイエム」

光田由里(渋谷区立松濤美術館主任学芸員)

池田龍雄展
桑山忠明展
森村泰昌「なにものかへのレクイエム」
高山登展

続いて毎日新聞さん(2010年12月20日 東京夕刊)

美術:この1年 2010年の展覧会3選

高階秀爾(大原美術館館長)

古賀春江の全貌」(福岡・石橋美術館ほか)
没後50年 白瀧幾之助展」(兵庫・姫路市立美術館)
京都日本画の誕生 巨匠たちの挑戦」(京都市美術館)

 明治以降の日本近代美術史において、ともすれば忘れられがちな資料・作品を丹念に調査し、まとめて紹介するとともに、歴史的に明確に位置づけた展覧会。地道な調査研究の意義は高く評価される。

三田晴夫(美術ジャーナリスト)

ダムタイプ上映会」(東京・ICCシアター)
鉄を叩(たた)く 多和圭三展」(栃木・足利市立美術館ほか)
トランスフォーメーション」(東京都現代美術館)

 現代美術の拠点だったギャラリー山口の終焉(しゅうえん)が今も悲しい。それを癒やしてくれたのは、胸のすくような黒ダライ児の快著『肉体のアナーキズム』。ベスト3は充実した内容と卓越した企画性を買って。

美術:この1年 「隙間」への着目で成果 優れた回顧展多く

最後は朝日新聞さん(2010年12月25日)

〈回顧2010・美術〉 社会停滞 潮目変わるアート
私の3点 選者50音順(敬称略)

北澤憲昭(美術評論家)

MOTアニュアル2010:装飾」(東京都現代美術館)
死なないための葬送 荒川修作初期作品展」(国立国際美術館)
橋本平八と北園克衛展」(世田谷美術館ほか巡回)

高階秀爾(美術史家・美術評論家)

マネとモダン・パリ」(三菱一号館美術館)
あいちトリエンナーレ2010」(愛知芸術文化センターなど)
歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」(サントリー美術館)

山下裕二(美術史家)

吉村芳生展」(山口県立美術館)
田中一村 新たなる全貌(ぜんぼう)」(千葉市美術館ほか巡回)
長谷川りん二郎(りんは「さんずい」に「隣」のつくり)展」(平塚市美術館)



毎年のことながら、個性的な展覧会が多く選ばれているのに目が行きます。可能であればそれぞれの展覧会を選ばれた理由を一言でも書いて頂けると素人としては有難いもの。

毎日新聞さんだけが選出者のコメントも含め掲載しています。

また「小谷元彦展」(森美術館)「トランスフォーメーション」(東京都現代美術館)など、まだ開催中の展覧会も僅かですが含まれています。いずれも個性的な展覧会ですが、一見の価値ありかと。

さて、来年はフェルメール、レンブラント、ゴヤ等などビックネームの作品が日本にやってきます。そして何より約100年ぶりの「対面」となる尾形光琳の燕子花図屏風は必見です。

メトロポリタン美術館(米国・ニューヨーク市)所蔵の「八橋図屏風」と根津美術館所蔵の国宝「燕子花図屏風」が約100年ぶりに対面する特別展『KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」』が根津美術館で開催されます。
→詳しくはこちら

あぁ、大掃除も終らぬうちに来年のこと考えたりしたらいけませんよね(汗)

【関連エントリ】
プロが選ぶ「2009年 ベスト展覧会」
プロが選ぶ「2008年 ベスト展覧会」

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