青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 「秘すれば花 東アジアの現代美術」 | main | 「ジョルジオ・アルマーニ展」 >>

「ストーリーテラーズ」

森美術館で開催中の
「ストーリーテラーズ―アートが紡ぐ物語―」展に行って来ました。



キャラ・ウォーカーの『無題(牛乳とパン)』が使われている
チラシやポスターからは、何やら愉しげな雰囲気が感じ取れる展覧会ですが、
しかし。。。

この作品自体、楽しく愉快なものではないのだと帰宅してから知りました。ショック

Kara Walker: Pictures from Another Time
Kara Walker: Pictures from Another Time
Kara Elizabeth Walker, Thelma Golden, Robert Reid-Pharr, Kara Walker, Annette Dixon, University of Michigan Museum of Art

白い壁に黒い切り絵を張るスタイルの彼女の作品は
アメリカの南北戦争前後の白人と黒人奴隷の問題を提起しているそうです。

画像はこちら

以下Guggenheim Museum, New York Cityのサイトから引用。Kara Walker arranges life-sized silhouetted figures into raucous tableaux that recount the brutal, and often repressed, history of American race relations. Her unique use of the paper cut-out technique derives from the old craft of silhouetting. The artist likens this representational method to the nature of stereotypes themselves, in which the complexities of individual identities, situations, and personalities are simplified and distorted into easily readable, caricatured forms. Walker derives her imagery from the visual language of the antebellum South and from the tradition of the minstrel show and redeploys them to subversive ends. Performed by white actors in blackface, the minstrel theater parodied the lives of African Americans and allowed whites to vicariously break their own cultural taboos by portraying unbridled sexuality, unstructured time, and puerile behavior. In her work, Walker inverts the roles of these characters. Her stylized figures enact the violence that attends oppression and embodies scenes of bestiality, castration, murder, and cannibalism.

知らないでただ単に大きな作品の前をす通りしてきてしまいました。不覚。

何事にも予習は大切だと森タワーの53階から我が家へ帰ってきてから実感。

逆に、イケムラレイコ氏や鴻池朋子氏の作品は
mot annual 2005「愛と孤独、そして笑い」 で「予習」できたので
余裕を持って?観ることできました。

鴻池朋子氏の『ナイフ』はMOTの方がインパクトあったかな〜

イケムラレイコ氏のーうつ伏せの女性ーは、前回同様
ぼんやりとした不安のようなものが作品から発せられていました。

映像作品も多くありましたが、
どうも最後までじっくり観られないので
ちょこっと観て終わりにしてしまいました。

「秘すれば花」展と会場が繋がっているせいもあって
インパクト的に欠ける面は否めませんが
普段見る機会が滅多にないと思うので
そういう意味では行って良かったと思います。

入場料も共通ですし、会場も繋がっているので、
嫌でも観なくてはいけないのですけどね。

なんでも「秘すれば花」展は風水に基づいて
作品の配置を決めたとか。。。
「ストーリーテラーズ」展はそのあおりを受けてしまったのかな?
世界には物語があふれています。神話や民話、ファンタジー、推理小説、恋愛小説など、語りや書物、あるいは映像を通して慣れ親しんできた「物語」は、洋の東西を問わず、人間にとってもっとも原初的なエンターテイメントといえるでしょう。そしてまた、日々の暮らしの中で、私たち一人ひとりの物語が作られ続けています。本展覧会では、今日のアートにみられる物語性に着目し、作品の中で物語がどのように形作られているのか、あるいはどのような物語が潜在しているかを探ります。そこでは人種、性差、家族、個人のアイデンティティーなど、現代社会の抱える様々な問題と、アーティスト個人の体験が複雑にからみあいながら表現されています。作品を見る私たちもまた、自分自身の体験や意識に向きあうことになります。日本、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、オセアニアなど様々な地域出身の14名の参加アーティストによるバラエティーあふれる表現を通して、アートの多様性を考察するとともに、地域を超えた同時代的なメッセージを読みとっていきます。様々な物語を紡ぐアートを、小説のように「読み」、映画や演劇のように「観る」楽しさを、展覧会の中で体験していただきたいと思います。
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(2)

この記事に対するコメント

Kara Walkerって知りませんでした。絵だけ見ると、ほのぼのしている絵としか思えません。教えて下さって有難う!いつも勉強になります。
ぶん | 2005/05/05 9:37 AM
@ぶんさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

私も知りませんでした。
作品何もしらずに観てきてしまい
帰ってきてから「ハッ!」となることしばしば
予習していってない証拠です。(^^ゞ
Tak管理人 | 2005/05/05 8:21 PM
Takさん、こんばんは。
落武者の行方のfeltmountainです。


この2つの企画展、始まって早々に時間も無い中猛ダッシュで観たのでもう一度行かねばと思っているのですが、なかなか時間がとれず・・・。
そんな中で。
キャラ・ウォーカーは自分のブログにも書いたのですが、なんだかあれだけのサイズになると雰囲気が散漫気味な感じがして、個人的には手に納まるサイズのほうが説得力があるな、と思いました。

feltmountain | 2005/05/11 7:10 PM
@feltmountaiさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

キャラ・ウォーカーを観た時は
歩き疲れていて、いつも以上に
散漫になっていたので
できれば、私もゆっくりと
体力あるときに、もう一度行ってきたいと思っています。

鴻池朋子さんも「みみお」など
見直したいな〜と思ってます。
Tak管理人 | 2005/05/11 8:33 PM
Takさんこんばんは。

>「秘すれば花」展と会場が繋がっているせいもあってインパクト的に欠ける

そうでしたよね。
何かこうもう一押し!というのがあれば…。
皆さん足早でしたし…。
ビデオアートはあまり流行らないのでしょうか。
それなりに面白いものもあったと思うのですが…。
はろるど | 2005/05/27 12:33 AM
@はろるどさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。

ビデオアートは私があまり好きでないだけで
熱心にご覧になっている方もいました。
元々テレビをじっと見ていられない私に
意味のいまいち分からないもの見るのは
かなり酷なものがあります(^^ゞ
Tak管理人 | 2005/05/28 11:12 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック
笑い飯&怒髪天のライブまで、微妙に間があいたんで ストーリーテラーズを見に森美術館へ。 小1時間くらいでサクっと観ようとおもってたのに これが面白くて4.5時間もグルグルまわってしまい…。 トレーラハウスを舞台にした、横流しの映像作品がヒット。 こ
あ、ライブ… | どんづまり | 2005/05/19 6:26 PM
森美術館(港区六本木) 「ストーリーテラーズ -アートが紡ぐ物語- 」 3/29〜6/19 「秘すれば花 東アジアの現代美術」と同時開催中の展覧会です。会場がそちらと連続した形になっているので「続き」かと思ってしまいそうですが、こちらは全く別の独立した展覧会です。
「ストーリーテラーズ」 森美術館 5/21 | はろるど・わーど | 2005/05/26 11:49 PM