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「ジパング展」

日本橋高島屋8階ホールにて開催される
「ZIPANGU:ジパング展−31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。−」に行って来ました。


ZIPANGU/ジパング展 official website

「日本の現代美術の魅力を世界に向けて発信する。日本人自身にもその魅力を再認識して欲しい」というメッセージを込めて震災前から企画されていた展覧会。開催が危ぶまれましたが関係者の努力によりいよいよ開幕となります。

ミヅマアートギャラリーとイムラアートギャラリーを中心に、Ota Fine Arts、ギャラリー小柳、西村画廊、無人島プロダクション、ユカリアート・コンテンポラリーが誇る現在の日本を代表する31名のアーティスト作品が高島屋の会場へ居並ぶ姿は感慨深いものがあります。


池田学、棚田康司、三瀬夏之介

注:展示室の画像はプレス内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。

【参加アーティスト】
会田誠、青山悟、池田学、石原七生、上田順平、O JUN、岡本瑛里、風間サチコ、樫木知子、熊澤未来子、鴻池朋子、近藤聡乃、指江昌克、染谷聡、棚田康司、束芋、天明屋尚、南条嘉毅、藤田桃子、町田久美、三瀬夏之介、宮永愛子、森淳一、山口藍、山口晃、山史生、山本太郎、山本竜基、吉田朗、龍門藍、渡邊佳織


染谷聡、山本太郎、石原七生

「ジパング展」キュレーターである、三潴末雄(ミヅマアートギャラリー ディレクター)氏はこうした現代アートの展覧会を多くの幅広い年齢層の方にご覧頂く為に伝統ある高島屋という百貨店を会場に選んだそうです。

また、東京展だけでなく大阪高島屋、京都高島屋にも巡回。関西地方の現代アートファンの方にとってもまさに待ち望んでいた展覧会となるでしょう。


会田誠、鴻池朋子、町田久美、天明屋尚、山口藍、山史生

普段ギャラリーで開催する個展は新作発表の場ですが、「ジパング展」はあくまでも展覧会。過去の名作をずらりと揃えているところが大きな見所のひとつです。

会田誠氏の「大山椒魚」、天明屋尚氏の「神風」、束芋氏の「にっぽんのちっちゃい台所」、森淳一氏の「coma」、渡邊佳織氏の「開け心」等など。一度は目にしておきたい現代アートの名作が目白押しです。


上田順平、山口晃、森淳一、O JUN

更に6月1日から20日までのひと月に満たない開催期間中にこれだけのイベントが予定されています。(予約不要、整理券配布無しとのことですが、大丈夫かな〜)

6月4日(土)山口晃 アーティストトーク+サイン会
時間:14:00より 
入場無料、予約不要

6月5日(日)山本太郎 アーティストトーク+サイン会
時間:14:00より 
場所:日本橋高島屋 8階ホール(展覧会会場)
参加費:無料(入場時に展覧会チケットをお買い求めください)
予約:不要
作家が展覧会会場を回りながら作品の解説をいたします。

6月11日(土) 三瀬夏之介 アーティストトーク+サイン会
時間:14:00より
場所:日本橋高島屋 8階ホール(展覧会会場)
参加費:無料(入場時に展覧会チケットをお買い求めください)
予約:不要
作家が展覧会会場を回りながら作品の解説をいたします。

6月12日(日) 鴻池朋子 アーティストトーク+サイン会
時間:14:00より
場所:日本橋高島屋 8階ホール(展覧会会場)
参加費:無料(入場時に展覧会チケットをお買い求めください)
予約:不要
作家が展覧会会場を回りながら作品の解説をいたします。


6月18日(土) 三潴末雄(ミヅマアートギャラリー)キュレータートーク
時間:14:00より
場所:日本橋高島屋 8階ホール(展覧会会場)
参加費:無料(入場時に展覧会チケットをお買い求めください)
予約:不要
本展覧会のキュレーターが展覧会会場を回りながら作品の解説をいたします。

6月19日(日) 天明屋尚 アーティストトーク+サイン会
時間:14:00より
場所:日本橋高島屋 8階ホール(展覧会会場)
参加費:無料(入場時に展覧会チケットをお買い求めください)
予約:不要
作家が展覧会会場を回りながら作品の解説をいたします。



吉田朗、樫木知子、風間サチコ、熊澤未来子

別段、壁紙やライティングに細工を施していませんが、いつもとまるで雰囲気の違う空間(日本橋高島屋8階ホール)となっています。31名の現代アーティスト作品の中で最も自分の感覚にしっくりくる作品を探して観るのも佳し。はたまた一点だけ譲ってもらえるならどれが欲しいか。。。なんて基準で観るのもまた楽しいもの。

何も難しい顔して腕組みしながら蘊蓄語りながら観るのが現代アートの見方ではありませんからね。また普段はまず一緒に展示されないであろう作家同士の「共鳴」も「ジパング展」の楽しみ方のひとつです。

「ジパング展」は6月20日までです。その後、大阪( 8月31日〜 9月12日) 京都(9月28日〜 10月10日)高島屋に巡回します。


ZIPANGU / ジパング展

会場:日本橋高島屋8階ホール
会期:2011年 6月1日(水)〜 6月20日(月)
時間:午前10時〜午後7時30分(8時閉場)
※最終日は午後5時30分まで(6時閉場)
主催:読売新聞社
協賛:株式会社サンエムカラー
冒険家マルコ・ポーロが、わが国を黄金郷であると伝えた時と同じように、いま日本は新鮮な発見と驚きをもって世界に迎えられています。
人々の視線の先にあるのは、産業技術や食文化だけではなく、独自の美的世界から表現された日本の現代アート。
本展では、21世期の現代アートを担う31人の気鋭作家により、絵画や立体、映像などの作品を展観。欧米美術の枠組みにとらわれることなく、エネルギッシュかつ自由闊達に表現された見る人を熱く、高ぶらせるような作品の数々をご覧ください。

この展覧会に合わせて作られたオリジナルグッズも充実しています。しかも現代アートグッズとしてはとてもお手頃な値段設定となっています。(クリアファイル:350円、限定サイン入りポスター1680円他)

加藤泉作品集 絵と彫刻』刊行記念展覧会も開催されます!


加藤泉作品集 絵と彫刻』−作品集出版記念展−
NADiff Galleryとアラタニウラノとの2展同時開催。


NADiff Gallery
2011年6月3日(金)〜7月3日(日)

アラタニウラノ
2011年6月11日(土)〜7月16日(土) 月曜日休廊 
12:00〜20:00


近年、とみに注目されるアーティスト、加藤泉。
2007年のベネチア・ビエンナーレ国際企画展に招待作家として参加するなど、国内外において精力的な活動を続け、ときわ光彩を放っています。初期から、一貫して「生きもの」をテーマにした油彩画を制作。
また、油彩画と併行して発表を続ける木彫作品(2005年から)は、「生命体」としてのプリミティブな存在感とともに、現代の不確かな身体性を表わしているようにも思われ、見るものの心を捉えて離しません。
本書では、初期から現在までの代表作を網羅、油彩画と木彫作品をそれぞれ分冊にして収録した初の作品集です。

インタビュー:加藤泉×青野和子(原美術館主任学芸員)
アートディレクション:重実生哉

Twitterやってます。
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2516

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「ジパング展」の図録は一般書籍として青幻舎さんより発売になります。
ジパング展は「日本の現代美術の魅力を世界に向けて発信する。日本人自身にもその魅力を再認識して欲しい」というメッセージを込めて企画されました。東日本大震災と福島原発事故が惹起した未曾有の国難の中で、本展が開催できることは大変意義深いものがあります。日本が長年培ってきた食の安全神話や先端科学技術の世界的な優位性が揺らいでいる今、変わることなく日本が世界に誇るべきものの中には、独自の文化力があります。その一翼を担う現代美術は光り輝いています。

21世紀は知力の時代と言われています。本展に出品された作家たちが流したパースピレーション(汗)と優れたイマジネーションに裏打ちされた世界に触れ、日本の現代美術の魅力を再認識していただければ幸いです。

ジパング展の趣旨に賛同をいただき、東京、大阪、京都の3会場を回る展覧会を引き受けていただきました眦膕阿某室嫂修珪紊欧泙后眦膕阿2011年に創設180周年を迎えた老舗です。1911年(明治44年)に創設された眦膕鞍術部の活動は、竹内栖鳳をはじめとする日本美術史に輝かしい足跡を残した美の巨人たちを、いつも時代の先がけとして取り上げてきました。今回のジパング展においても、評価の定まらない若い現代美術家たちによる展覧会の機会を与えていただきました。長期的な展望に立って、新たに現代美術のジャンルに踏み込む眦膕阿留冀任望淹燭稜鐚蠅鯀るとともに、改めて心より感謝申し上げます。

2011年6月
ジパング展キュレーター 
三潴末雄(ミヅマアートギャラリー ディレクター)


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