青い日記帳 

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「川端実展」を見逃すな!

横須賀美術館で現在「生誕100年 川端実」展が開催されています。
横須賀美術館サイト→http://www.yokosuka-moa.jp/



「川端実って誰?」
まずはそこからですよね。

「Wikipedia」に川端実ありませんでしたが「はてなキーワード」はしっかりと。この辺のバランスが奇妙ではあるところですが…

「はてなキーワード」によると。。。

川端 実(かわばた・みのる)画家。1911ー2001

1911 東京・小石川に生まれる。父は日本画家川端茂章。祖父は日本画家川端玉章。
1934 東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業。
1950 多摩美術大学教授に就任。
1958 渡米、ニューヨークに居を構える。
1959 NEWYORK NEW SCHOOL FOR SOCIAL RESEARCH絵画部教授に就任。

回顧展
1974 エヴァースン美術館(ニューヨーク)
1975 神奈川県立近代美術館
1992 京都国立近代美術館、大原美術館

主な受賞歴
1958 グッゲンハイム国際展(ニューヨーク)個人表彰名誉賞
1959 第11回プレミオ・リソーネ国際美術展(イタリア)名誉賞
1961 第6回日本国際美術展 神奈川県立近代美術館賞
1963 第7回日本国際美術展 ブリヂストン美術館賞



川端実が生れた1911年と言えば、先月まで東京国立美術館でまさにお祭り騒ぎの如き賑わいをみせた岡本太郎と同じ年です。そして2001年までご存命でしたので、今年は川端実の生誕100年であり、また没後10年でもあるのです。

川端実の展覧会が開催されたのは今から19年も前のことになるそうです。今回は没後初めて開催される回顧展。1949年に描かれた作品から最晩年までの代表作を横須賀の地に集結させたまさに大回顧展となっています。

同じ年の「生誕100年 岡本太郎展」があれだけ華やかにそして多くの人の話題になったにも関わらず、この「生誕100年 川端実展」はほとんどメディア等で取り上げられることもなく、Twitter等でも話題に上っていません。

1950年代にアメリカへ渡り40年近く活動し現地で認められた川端の作品は、高度成長期の真っただ中、人々の価値観が大きく変わっていくなかにあっても流行に流されることなく、力強い作品を生み出していたことは本当に驚かされます。



荒々しい塗りの抽象画に見えますが、構成力を備え一点一点丁寧な重ね塗りにより仕上げられた作品の真の魅力は印刷物やwebでお伝えするのには限界があります。

根っからのお祭り人間なので「岡本太郎展」のような盛大な展覧会は大好きです。しかし、同じ時代にしかも異国の地でこんなにも丁寧な仕事をした日本人画家がいたことも忘れてはいけないかと。

これから100年後の評価は果たして…

多彩なオリジナルグッズや海洋堂のガチャガチャはありませんが、その代わりに目の前に広がる美しい海を堪能できます。美術館前の芝生広場や屋上広場から。

また建築家、山本理顕氏が初めて手掛けた美術館です。鉄の構造体で覆われた建物地下の常設展示室にはピクチャーレールが存在しません。絵を掛ける仕掛けはホキ美術館の先例となっているのです。

そうそう、横須賀美術館といえば東京広尾にあるアクアヴィーノの姉妹店「ACQUAMARE(アクアマーレ)」があることでも有名。現在、こちらのレストランでは斬新な構図と優れた色彩が魅力の川端実の作品にインスピレーションを得た「川端実展特別メニュー」も提供中です。

「川端実展」&美しい景色を観ながらの美味しい食事。

「生誕100年 川端実展 東京――ニューヨーク」は7月3日までです。是非!

以下「川端実展」を紹介している記事です。
「川端実展 変化し続けた抽象」:毎日新聞
「川端実展」:原田治ノート
「生誕100年 川端実」:アートシーン 展覧会情報 (Art Scene)


生誕100年 川端実展 東京――ニューヨーク

会場:横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/

期間:2011年4月23日(土)〜7月3日(日)
開館時間についてはスケジュールをご覧下さい
観覧料:一般 800(640)円/高大生・65歳以上 600(480)円
*( )内は20名以上の団体料金
*中学生以下無料および市内在住在学の高校生は無料。

ギャラリートーク
・日時:6月25日(土)14:00〜

Twitterやってます。
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2523

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 川端実は、1911年東京に生まれました。祖父は日本画家川端玉章、父も日本画家川端茂章という芸術一家に育ちました。 1936年の文展鑑査展では《海辺》が入選して選奨となり、1939年には光風会会員に挙げられ、早くから頭角を現わします。
 しかし、本格的にその画業を展開したのは、戦後だといってよいでしょう。意欲的に次々と作品を発表し、1950年代にはフォーヴィックな作風から、画面を構成する強い意識をもちつつキュビスム的な作品を描くようになります。その活躍は日本だけにとどまらず、1958年以降はベティ・パーソン画廊と契約し、第2回グッゲンハイム国際展において《リズム 茶》により個人表彰名誉賞を受け、翌年には第5回サンパウロ・ビエンナーレ展で受賞するなど、国際的な作家としての地位を確かなものにしました。以後も、主にニューヨークを舞台に活動し、鋭い感覚が捉えた画面構成と、優れた色彩感覚を生かし、独自の抽象画を制作し続けました。
 そこで本展では、確固たる仕事を残してきた川端実の生誕100年を記念し、その足跡を改めて検証いたします。戦後の代表作を中心に、力強くそして鋭く緊張をはらんだ作品の変遷を、油彩約45点、デッサン類10点でご紹介いたします。また本展は、川端実没後最初の、そして19年振りの本格的な回顧展となります。

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