青い日記帳 

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「中国の陶磁・漆・青銅」

根津美術館で開催中の
受贈記念特別展「中国の陶磁・漆・青銅」に行って来ました。


http://www.nezu-muse.or.jp/

新たに根津美術館が、藤崎隆三氏、永田牧子氏、李汝寛氏しから寄贈を受けた中国陶磁、中国漆器、中国青銅器をお披露目する展覧会。

紀元前3000年頃のものとされる彩陶からうっとりするほど美しい白磁、青磁を含む中国陶磁。以前開催された「青磁展」でその美しさに魅了され、それ以降分からないなりにも進んで鑑賞するように。


青磁龍耳瓶」唐時代 8世紀

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
(撮影:@yukitwi)

「中国漆器の伝道者」と自ら称し、蒐集研究を行った故永田維久氏のコレクションによる漆器。意識してきちんと中国漆器を拝見したのはこれが初めて。

独特の彫文様が印象的。図録によれば北宋時代の漆器はそれまで無文漆器だけと言われてきたそうですが、永田氏の弛まぬ研究、努力の末に彫文様のある漆器が存在していたことを突き止められたそうです。


堆黒花鳥文盆」南宋〜元時代 13-14世紀 

精緻な彫文様というよりも、どこかダイナミックな感覚を受けます。これに朱独特の色が重ね合わさり独特の風合いを醸し出しています。

一見、地味な展覧会ですが、会場の滞在時間は意外にも長くなりました。中国漆器の魅力に触れることができ、新たな興味関心が沸き起こりました。



クリックで拡大します。

小さな展示品で今回展示室1が構成されている反動か、お隣の展示室2は大きな中国の人物画がずらり掛けられています。


展示室2「中国の人物画−宗教・説話・風俗」

玩具や小鳥、菓子などを売り歩く行商人を売貨郎(ばいかろう)と呼んだそうです。

その売貨郎と子供たちが戯れている様子を描いた作品が数点。中でも「売貨郎(鳥売)図」は、小鳥好きの自分の心を鷲掴みに。


売貨郎(鳥売)図
中国明時代 15-16世紀

来年2012年は、日中国交正常化40周年を迎える年。中国に関連する展覧会が数多く予定されています。まずその手始め導入として日本にある中国コレクションの優品を、根津美術館の庭園散歩を兼ねゆったり拝見するのも悪くありません。

「中国の陶磁・漆・青銅」は12月25日までです。


根津美術館の庭園。

紅葉が見頃を迎えています!


受贈記念特別展
中国の陶磁・漆・青銅


開催期間:2011年11月16日(水)〜12月25日(日)
開催場所:根津美術館 展示室1
http://www.nezu-muse.or.jp/

休館日:月曜日
開館時間:午前10時‐午後5時
(入場は午後4時半まで)

【次回展】

コレクション展
百椿図 椿をめぐる文雅の世界
2012年1月7日(土)〜2月12日(日)

江戸時代はじめ、空前の椿園芸ブームが起こりました。珍しい品種への注目が高まり、数多くの椿を集めた書物や図譜も制作されましたが、なかでも当館が所蔵する「百椿図」は、100種類以上もの椿を色鮮やかに描きだした屈指の名品です。本展では、「百椿図」2巻、計約24メートルを可能な限り広げて展示、その全貌をご覧いただきます。室町時代の花鳥画や江戸時代の工芸品などの椿図とあわせて、新春を華やかに飾ります。

Twitterやってます!
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2695

JUGEMテーマ:アート・デザイン


新しく根津美術館に加わった中国の陶磁器・漆器・青銅器の寄贈コレクション82点をお披露目いたします。陶磁器は、唐時代の壺や瓶を中心に、いずれも愛らしく小さな作品からなる藤崎コレクションです。漆器は、宋時代の無文漆器や彫漆、螺鈿を中心にした永田コレクションです。宋時代の漆器の端正な形姿だけでなく、そこに施された超絶技法を楽しめる作品が数多く展示されます。青銅器は、漆器の研究家として世界的に著名な李コレクションから、青銅の杯台が仲間入りです。中国の工芸品の多彩な様相をご覧いただきます。

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