青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 東京近代美術館(MOMAT)開館60周年記念手帳をゲットせよ! | main | フェルメール・センター銀座「フェルメール 光の王国展」チケットプレゼント >>

山口晃個展「望郷―TOKIORE(I)MIX」

銀座メゾンエルメス8階フォーラムにて開催される
「望郷―TOKIORE(I)MIX」山口晃展に行って来ました。


TOKIORE(I)MIX by YAMAGUCHI Akira

これだけ知名度があり作品共々人気のある現代美術作家は他にいないのではないでしょうか。山口晃さんを除いて。うちもご多分にもれず夫婦ともに大ファン。

その山口さんの個展が銀座メゾンエルメスで明日2012年2月11日よりスタートします。会期はたっぷり5月13日まで。

今回の個展タイトル「望郷―TOKIORE(I)MIX」はトウキョウリミックス、トキヲリミックス、トキオリミックスと「言葉あそび」を含んでいるちょっとかわったもの。

言葉に翻弄される我々の日常。自分の目だけは「確か」なものと思い込んでいますが果たして…メゾンエルメスで展開される山口晃展できっとその「確か」なものが瓦解するはずです。

実際に自分もそうでした…「やられた〜」と。


山口晃「忘れじの電柱」2012年
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

ここ数年の山口作品の重要なモチーフとなっている電柱。G-tokyoでは森アーツセンターに実際の電柱と同じサイズのオブジェを制作し話題となりました。

今回メゾンエルメスの会場では黒光りする「男の子電柱」を幾本も用意。メカメカしい電柱が林立している様は圧巻です。

しかし会場でよく目を見開いて観て下さい。目の前にあるものが果たして電柱なのかどうか。既に山口さんの術中に嵌り自分の感覚がミックス(撹拌)されていないかどうか。

そしてふと振り返ると「正しい、しかし間違えている」2012年(これも作品)が手招きして待ち構えています。もうここまで来ると完全に山口さんの掌で遊ばれている感覚です。抗うことやめ流れに(傾きに)身を任せてしまいましょう。


山口晃「Tokio山水(東京圖2012)」(部分)2012年
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

横幅640cmもある大作です。山口さんが手掛けた東京圖では勿論一番大きなサイズとなります。東京湾上空から東京を見渡すとこんな風に見えるのでしょうか。

しかし、単に今の東京を描いたわけではありません。ここでもタイトル「望郷―TOKIORE(I)MIX」がその不思議な東京の姿を解く鍵となります。

首都・帝都・江戸…を守るかのような防壁があると思えば、関東大震災で崩壊した浅草の凌雲閣も描かれていたりします。人々の姿こそ描かれていませんが、山口さんらしい(彼にしか描けない)作品です。


山口晃
© Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

「望郷―TOKIORE(I)MIX」展は5月13日まで無休で開催しています。勿論入場は無料。2012年の首都東京銀座で過去、未来を自由に飛び回れます。少々眩暈を感じつつ。

山口晃個展「望郷―TOKIORE(I)MIX」
TOKIORE(I)MIX by YAMAGUCHI Akira


会期: 2012年2月11日(土・祝)〜5月13日(日)
月〜土曜11:00〜20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00〜19:00(最終入場18:30)
会期中無休 入場無料
会場: メゾンエルメス8階フォーラム(中央区銀座5-4-1 TEL:03-3569-3300)
主催: エルメス財団


Twitterやってます。
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2772

JUGEMテーマ:アート・デザイン


展覧会 | permalink | comments(0) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック
2/10から始まる山口晃展「望郷―TOKIORE(I)MIX」オープニングパーティに行って来ました。会場の銀座メゾンエルメスの8階フォーラムはガラスブロックから入る光が印象的などちらかと言えばモダンな雰囲気。そこを舞台に山口さんの作品がどう展示されるのか興味津々でした
山口晃展「望郷―TOKIORE(I)MIX」 | What's up, Luke ? | 2012/02/11 12:48 AM