青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 「日本再再再発見」第3回:高橋龍太郎(現代アートコレクター・精神科医)×三潴末雄 | main | 山種美術館「和のよそおい」特製和菓子 >>

東京スカイツリー完成記念特別展「ザ・タワー」

江戸東京博物館で開催中の
東京スカイツリー完成記念特別展「ザ・タワー 〜都市と塔のものがたり〜」に行って来ました。


公式サイト http://tower-ten.jp/

(タワー)」にスポットをあてた風変わりな展覧会が江戸東京博物館で開催されています。

完成間近とありこれまで以上に注目が集まる東京スカイツリーをしんがりに、バベルの塔、仏塔からエッフェル塔、凌雲閣、初代通天閣、東京タワーと人が作りし巨大建造物を当時の貴重な資料(オルセー美術館からも借用!)や写真、絵画、浮世絵などから紹介しています。

展覧会の構成は以下の通りです。

プロローグ:二つの塔 バベルと仏塔
第1章:都市の塔の誕生史 登る塔のない都市・江戸
第2章:近代都市の塔と万博
第3章:新しい時代の塔



1900年万国博覧会のための、エッフェル塔エレベーター改造案」オルセー美術館蔵
ステファン・ソーヴェストル「1900年万国博覧会のためのエッフェル塔改修計画案」エッフェル塔開発会社蔵

我々の良く知るエッフェル塔の原型をとどめぬような改造案がこの他にも提示されたようで何とも驚き。この展覧会建築に興味・関心のある方にとっては隠れた名展覧会かもしれません。

アンリ・リヴィエールが描いた「エッフェル塔三十六景」も北斎の浮世絵等と比較されながら展示されているのもニクイところです。

普段観られない貴重なこうした資料がそこかしこに展示されています。東京タワーの設計構造図(ブルーの紙に描かれた設計図です)にはゾクゾク感じさせるものがあります。


エッフェル塔との比較検討資料もお隣に。

勿論、建築資料だけでなく、絵画や浮世絵それに銅版画なども展示されており美術ファンも満足させる展示内容・構成となっています。


「ハリボテの富士」

まだ江戸、東京に「タワー」が存在しなかった時代。人々は富士山を模した人造の山、富士山縦覧場を作り上げました。高さ18間、約32メートルハリボテの富士。

富士山信仰がまだ根強く残っていた明治時代。人々はこぞってこのハリボテの富士山に詣でたそうです。たった32メートルの高さでも当時の人にとってはそれこそ東京スカイツリーの展望台並の「高さ」に感じたのでしょう。

そうそう、通天閣からはビリケンさんもお越しになってます。


平成のビリケンさん

足の裏をなでなで。この展示品は直接手を触れることが出来ます。縁起ものですからしっかり自分もなでなでしてきました。良いことありますように!

また大阪からはとてつもないゲストがやってきています。


大阪万博(70年)のシンボル「太陽の塔」の上部にあった「黄金の顔」(直径10・6メートル)が、東京で初めて公開される。芸術家の岡本太郎(1911〜96)が制作した太陽の塔は、万博後も大阪府吹田市の万博公園に残された。92年の改修時、未来を意味する黄金の顔は老朽化を防ごうとレプリカと交換され、オリジナルは公園内の倉庫に保管されてきた。

特集展示「太陽の塔 黄金の顔」

ちょっと変わった展覧会に思えるかもしれません。会場へ足を運ばれ実際に他の展示品を観るときっと、とっても変わった展覧会と思われるはずです。自分の感性のアンテナどこで激しく反応するか会場でお試しあれ。

タワー展は5月6日までです。


東京スカイツリー完成記念特別展「ザ・タワー 〜都市と塔のものがたり〜」

会期:2012年2月21日(火)〜5月6日(日)
※会期中、展示替があります。
会場:江戸東京博物館 1階展示室
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分
(土曜日は午後7時30分まで) 
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし、4月30日は開館)
主催:公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 、読売新聞社、NHK 、 NHK プロモーション
特別後援:東武鉄道株式会社、東武タワースカイツリー株式会社、株式会社日建設計、株式会社大林組
後援:フランス大使館、墨田区、一般社団法人墨田区観光協会
協力:日本科学未来館、全日本タワー協議会、通天閣観光株式会社、日本電波塔株式会社/エールフランス航空、日本航空


レセプション会場ではしゃぐ「えどはくタワーズ」のみなさん

そして塔と言えば、日本人ならやっぱり五重塔ですよね〜
とんぼの本の新刊『五重塔入門』美麗な写真と藤森氏と前橋氏の詳しい解説が一体となった超お勧めの一冊です。建築に興味のない方でもぐいぐい引き込まれてしまいます。


五重塔入門』 (とんぼの本)
藤森照信/著 前橋重二/著

スカイツリーはなぜ五重塔を手本にしたのか? 国宝の五重塔、全11塔を詳細に案内。
インドで生れた仏塔は、中国、朝鮮を経て、日本で特異な発達を遂げる。それが五重塔――スカイツリーにも採用された「心柱」とは一体何か? 大工の腕の見せどころは? 法隆寺、室生寺、東寺ほか、国宝の五重塔全11塔の歴史、工法、見どころを案内。日本の建築技術の結晶である五重塔に、私達が心ひかれるのはなぜか?


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2784

JUGEMテーマ:アート・デザイン


2012年春、隅田川の東岸、押上の地に、新しい塔、東京スカイツリーが完成します。東京という都市に、600メートルを優に超える、新たなランドマークが誕生する記念の年となります。都市に塔があるとき、人は、遠くからその姿を眺め、近寄って足元から見上げ、登り、塔上から風景を見晴らし、そしてその記憶を思い出として残します。この展覧会では、19世紀末から20世紀にかけての3つの都市―パリ・東京・大阪に生まれた塔を中心に、さまざまな「都市と塔のものがたり」を、江戸東京博物館所蔵資料とオルセー美術館をはじめとするフランス国内の貴重なエッフェル塔関連資料などにより、紹介します。
展覧会 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bluediary2.jugem.jp/trackback/2784
この記事に対するトラックバック