弐代目・青い日記帳 

  
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『マウリッツハイス美術館展 公式ガイドブック 』(AERAムック)
朝日新聞出版より刊行された『マウリッツハイス美術館展 公式ガイドブック』(AERA Mook)をご紹介します。不肖・私(Tak)が編集と一部執筆に携わった一冊です。


マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック 』(AERAムック)
朝日新聞出版 (編集)

A4変判(大きな図版も盛りだくさん!) 96ページオールカラー 無線綴じのしっかりしたつくりとなっています。

6月30日から上野、東京都美術館で始まる「マウリッツハイス美術館展」を観に行かれる前に是非目を通して欲しい一冊です。(将来、新装オープンしたマウリッツハイス美術館を訪れる際にも携帯するのも良いですね)

「展覧会を10倍楽しむ方法教えます!」と掲げているのもはったりではありません。それだけ充実した内容満載です。

関係者がいくらプッシュしても、いまいち信じてもらえないかと思いますが、ここはひとつ騙されたと思って一度手に取って観て下さい。

これまでにないほど丁寧な解説と痒いところに手が届くコラムに満ち溢れています。

例えばフェルメールが青色を表現するのに用いたラピスラズリ。どの本にも書かれていますが、では実際にラピスラズリをどのように絵具としてキャンバスに塗ったのか説明できませんよね。

輝石を絵具に果たしてどのように加工して用いたのか?



その工程を東京芸術大学美術学部美術教育研究室教授である木津文哉氏に伺い、写真入りで紹介しています。これを見れば(読めば)一目瞭然。謎も氷解します。すっきりした気分で展覧会へ足を運べますね。

この他にもレンブラントの自画像を紹介するパートでは正確な自画像を17世紀の画家たちはどのようにして描いていたのかも、丁寧な図入りで木津文哉氏が解き明かしています。

単なる美術館のガイドブックではないのがこの本の一番のセールスポイントです。


レンブラント自画像の変遷。
こういった特集ありそうでなかったですよね。今回の展覧会に出展される作品以外もふんだんに図版を用いて解説されています。

【目次】
SPECIAL MESSAGE
オフィシャルサポーター/女優・武井 咲さん

ゼッタイ見逃せない作品ベスト3
BEST(1)ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』
BEST(2)レンブラント・フアン・レイン『自画像』
(レンブラントの自画像)
BEST(3)ペーテル・パウル・ルーベンス『聖母被昇天(下絵)』

注目したい名画5作品 国学院大学文学部教授 小池寿子先生
(1) カレル・ファブリティウス 『ごしきひわ』
(2) フランス・ハルス 『笑う少年』
(3) ピーテル・クラースゾーン 『ヴァニタスの静物』
(4) ヤン・ブリューゲル(父) 『万暦染付の花瓶に生けた花』
(5) ヤーコプ・ファン・ライスダール 『漂白場のあるハールレムの風景』

マウリッツハイス美術館物語
オランダ黄金時代に描かれた珠玉のコレクションが来日!
マウリッツハイス美術館展から5つのテーマを紹介
歴史画/風景画/肖像画/風俗画/静物画


フェルメールやレーフェンフックが眠るデルフト旧教会。(撮影:Tak)

インタビュー、エッセイ:
政治学者・姜 尚中さん
生物学者・福岡伸一さん

コラム
・“謎の少女”はどんな服を着ていた?
・ヤーコプ・ファン・ライスダール
・フランス・ハルス
ちょっと美術通 比べてわかる!
・「風俗画」の楽しみ方
・ヤン・ブリューゲル(父)
・描かれた市民たちはるどう暮らしていたのか?
・マウリッツハイス美術館展で見られる画家27人早わかり相関図
・フェルメール43年の生涯とその時代
・フェルメールの故郷デルフトを歩く
・オランダ・フランドルの3巨匠を比べてみよう

マウリッツハイス美術館展会場案内
東京都美術館  上野の森周辺を歩く
神戸市立博物館 神戸・旧居留地を歩く
FEEL VERMEER(公式商品紹介)
INFORMATION

この盛りだくさんの内容の目次を見ても如何に充実した内容かがお分かりになるかと。


『マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック』の監修を務めた國學院大學教授の小池寿子先生が選ぶ、注目したい名画5作品。フェルメールの師だったともいわれるファブリテゥウスの傑作「ごしきひわ」

「フェルメールはじめ、17世紀のオランダ・フランドル絵画に描かれているワインって一体どこ産のワインなんだろう?」

こんな素朴な疑問から始まった小さな(でも大切な)絵の秘密もひとつひとつ解き明かしています。「描かれた市民たちはるどう暮らしていたのか?」はきっと今まで気付かなかったこうした小さな疑問を専門家に伺い解き明かしています。

「マウリッツハイス美術館展」を10倍楽しむ!のみならず、17世紀オランダ・フランドル絵画を10倍楽しむ!!極上のAERAムックです。(胸を張り自画自賛)

監修に國學院大學教授の小池寿子先生。編集協力にレンブラント研究家の熊澤弘先生といった盤石の布陣で綴られた一冊です。自信を持っておススメします。



フェルメールに関する部分は編集者さんに叱咤激励され自分が書かせて頂きました。「フェルメールの故郷 デルフトを歩く」「フェルメール43年の生涯とその時代」そして「真珠の耳飾りの少女」7つのチェックポイント等々。

展覧会前。展覧会開催中。展覧会終了後。いつでも楽しめるような作りになっています。くどいようですが、一度手に取ってみて下さい。これだけの内容で1300円は正直お買い得以外の何物でもありません!


フェルメールへの招待

そもそも、前著『フェルメールへの招待』の編集会議で、ワインの話しや比べて分かる風俗画(フェルメールと同じモチーフの作品を他の画家もこぞって描きました。)といったネタは出ていたのでした。それを数カ月寝かして今回リニューアルし登場!

「あれなんでだろう?」から始まったアイディアが結集した一冊と言っても過言ではありません。

そうそう、この『マウリッツハイス美術館展 公式ガイドブック 』(AERAムック)内容だけではなく「おまけ」もスゴイんです。何と「真珠の耳飾りの少女」とマウリッツハイス美術館の名画のポスターがもれなく付いてきます。

また「マウリッツハイス美術館展」の4名まで有効の割引券(東京展、神戸展どちらでも使えます)まで付いてくるお特っぷり。正直こんな値段でよく出せるなと当事者が首を傾げてしまう程の充実した内容&おまけ。


マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック 』(AERAムック)
朝日新聞出版 (編集)
2012年6月、フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」をはじめ、レンブラント、ルーベンスなど、マウリッツハイス美術館が誇るオランダ・フランドル絵画のコレクションが来日する。100万人超の動員が見込まれるこの美術展を10倍楽しむための公式ガイドブック。
フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」にフィーチャーし、作品鑑賞のポイント、フェルメールの生涯、技法、謎などを紹介。
ほか、「自画像」など6点が一堂に会する根強いレンブラント、『フランダースの犬』でも知られる「聖母被昇天」のルーベンスといった代表作を中心に、代表的な画家のバックグラウンドや薀蓄、そして当時のオランダの風俗なども交えながら、楽しくやさしく解説。美術の初心者でもこれさえ読めば展覧会を満喫できる。
自分が執筆担当した「フェルメールの故郷 デルフトを歩く」「フェルメール43年の生涯とその時代」そして「真珠の耳飾りの少女」7つのチェックポイントもし宜しければ感想お聞かせ下さい。コメントでもメール(又はツイッター)でも結構です。

宜しくお願い致します。


展覧会公式サイト:
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
「マウリッツハイス美術館展」オランダ・フランドル絵画の至宝

会期: 2012年6月30日(土)〜9月17日(月・祝)
休室日:月曜日(ただし7月2日・16日、9月17日は開室。7月17日は休室)
会場 : 東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)
開室時間 : 9:30 〜 17:30(金曜日は20:00)、入室は閉室30分前まで
休室日 : 月曜日(7月2日は開室。休日の場合は翌日休室)
お問い合わせ : ハローダイヤル 03-5777-8600
主催 : 東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、フジテレビジョン
後援 : オランダ王国大使館
特別協賛 : 第一生命保険
協賛 : ジェイティービー、ミキモト、凸版印刷、シュウ ウエムラ

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| 読書 | 22:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
買いましたよ!
他の似た本より大きいですから、目立ちますね。
電車のなかででもゆっくり読ませていただきます。
| oki | 2012/06/07 11:06 PM |

ついでに、他の似た本より安いですよね。両者買えば良いのかもしれませんが、それほどこの時代に興味ない僕はAERAさんを。
| oki | 2012/06/07 11:15 PM |










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編集・執筆を務めた『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』(世界文化社)好評発売中です。


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「展覧会に出かける前に準備しておきたい5つのこと。」

「展覧会を何十倍も楽しむために心がけたい5つの秘訣。」

フェルメールへの招待
國學院大學文学部教授の小池寿子先生監修。不肖私(Tak)が編集と一部執筆しました。詳細はこちら

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パリ行って来ました
オランダ行って来ました
 

BLUE HEAVEN(本館)

『文藝春秋』に寄稿しました。

『AERA』に載りました。

「マウリッツハイス美術館展公式ガイドブック」編集・一部執筆しました

「ザ・シネマ」に寄稿しました。

トークショーに出演しました

日経に掲載されました

朝日新聞に掲載されました

再び日経に掲載されました

「美連協ニュース」寄稿

『アートコレクター』で紹介されました

Yahoo!カテゴリ絵画に登録されました

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