青い日記帳 

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ウィーン応用美術館(MAK)

ウィーン応用美術館(MAK)に行って来ました。
www.mak.at


オーストリア応用美術博物館MAK 外観

芸術の都ウィーンの工芸品やデザイン、建築を紹介するミュージアム。歴史の重みを感じさせる堅牢な外観の建物ですが、展示室に一歩足を踏み入れると、見たこともない斬新なディスプレイでウィーン工房が生み出したガラス製品、陶磁器、家具等が紹介されています。

全てはとても紹介出来ませんが、幾つか印象に残った展示風景をご紹介します。



白いスクリーン?に様々な椅子(トーネットの曲げ木家具)のシルエットが映し出されています。



まるで椅子のシルエットクイズのような展示です。(実はちゃんと影にキャプションが付いていたりします)はて?この部屋は一体??と首を傾げながら側面に回り込んでみると…



本物の椅子の影を展示室のメインに据え、肝心の椅子は両端へ。しかし決して脇役という扱いではありません。ちょっと狭いですが、ここも立派な鑑賞スペースとなっているのです。

シルエットでまず二次元形状を把握してから、実際の椅子(三次元)を観ることにより、これまでとは違う捉え方が出来ます。これ日本の美術館・博物館でも何かに転用出来ませんかね。


ウィーン応用美術館(MAK)の建物は回廊式になっており、鑑賞に疲れたら「中央」に戻ってくればいつでも吹き抜けが心地良い空間で一休み出来ます。



ウィーン工房を美しく彩るガラス器、陶磁器、銀器の展示風景。地震大国育ちの日本人からすると考えられない危険極まりない展示。美しさにうっとりする前に、ドキドキを止めねばなりません。

やっと(かなり長い時間かけて)平静に観られるようになったと思いきや、次の間には更に手強いハラハラドキドキの展示が待ちうけていました。



吊り下げるな〜〜〜



この驚きの展示方法には、幾らなんでも最後まで目と心が慣れてくれませんでした。しかも高そうな展示品ばかりなんですよね。。。日本の美術館・博物館さんこれは真似しなくて良いです(ってませよね)


展示ケースの中よく見ると、光の反射を調整するためなのか、単なるデザイン、おしゃれ感覚なのか分かりませんが、ケース上部にグラスがびっしりと敷き詰められていたりもします。

先ほどの椅子もそうですが、もう展示方法自体が「デザイン」なんですね。ここの美術館。展示デザイナー、空間デザイナー何てお呼びするか定かではありませんが、とにかく「肩書き」持った方がいらっしゃるようです。



しかし、斬新な展示ばかりでなく、こうしたクラシカルな空間も再現しているところなど、メリハリが利いていて飽きさません。

ウィーンへ行かれると美術史美術館やミュージアムクォーター、ヴェルヴェデーレ宮殿へ専ら足を運ばれること多いかと思いますが、リンク沿いに建つウィーン応用美術館(オーストリア応用美術館)も行かれてみては如何でしょう。驚きの連続が待っています。


クリムト作品もちゃんとありますしね!


オーストリア応用美術館(MAK)では、ストックレー邸食堂を飾るモザイク画のためグスタフ・クリムトが制作した原画をテーマに、特別展が開催されます。

GUSTAV KLIMT: Expectation and Fulfillment
Cartoons for the Mosaic Frieze at Stoclet House
21.03.2012 - 15.07.2012
MAK Permanent Collection Contemporary Art



クリムト・イヤー2012年の特別展覧会
2012年にはウィーンの10の博物館・美術館で、グスタフ・クリムト生誕150周年を記念する特別展覧会が開催されます。クリムトの絵画や素描、下絵など数多くの作品が登場します。

Twitterやってます!
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2899

JUGEMテーマ:アート・デザイン


ウィーン 2012 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

学生の時に立ち寄りました。
展示の斬新さに目をまるくしながら歩き回った記憶があります。
椅子の展示は圧巻でした。

黒と白のモダンなデザインをたくさん見て
日本の伝統工芸になぜかおもいをはせ
ちゃんと日本工芸にも目を向けないとなぁと考えさせられた美術館でもあります。
ごーろ | 2012/06/14 2:52 PM
私が行った時はストックレフリーズが全て貸し出し中で
凹みました。でもここって撮影不可だったのでは??
がにくん | 2012/06/15 12:17 AM
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