青い日記帳 

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眠る女たち。

『眠る女』という画集がその昔ありました。発行:株式会社トレヴィル、発売:株式会社リブロポート。どちらも懐かしい名前の出版社です。


眠る女―スリーピング・ビューティー』(A TREVILLE BOOK)

フュスルやラファエル前派の画家からクリムトまで18世紀から19世紀末にかけ活躍した画家が描いた「眠る女」を集めた珠玉の画集。(章:「Flaming June」「Sleeping Princess」「The Nightmare」「Hope」)

37作品が見開き1ページで紹介されているだけのとてもシンプルな作り。解説は一切ありません。ぱらぱらとページをめくるだけで夢見心地になれるような不思議な一冊です。


フレデリック・レイトン卿「燃えあがる6月」1895年
ポンセ美術館


アルバート・ジョセフ・ムーア「ソファの二人」1875年
イエール大学英国美術研究センター


アーサー・ラッカム「眠り姫」1916年


フランク・カドガン・クーパー「眠るタイターニア“真夏の夜の夢”より」1928年


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス「聖カエキリア」1895年


J・H・フュスリ「悪夢」1781年
デトロイト美術研究所


ジョージ・フレデリック・ワッツ「パオロとフランチェスカ」1870年
マンチェスター市立美術館


エドワード・バーン=ジョンズ「いばら姫−いばらの森に入る王子」

美しいものはすべて眠る。
深い水、夜の底で美しいものは眠る。
夜の底を流れる水は、天に橋を架け、いと高きところに流れてゆく。月の漂う空の海に。天からしたたり落ちる滴は、きらめいて星になる。優しい月の流す涙を哀れむ天は、一面に星を撒く。
星、それはまたたく希望の滴。
星を見る者は眼を閉じる。星のささやきを聞くために。

(E・A・ポー『眠る女』)

しかし、こんな贅沢且つマニアックな画集が普通の書店にあったのですから1990年代ってやっぱり今からみると信じられない時代なんでしょうね。

どうして、また急にこんなに古い本を本棚から引っ張り出してきたかといえば…それは勿論、昨日アップした三菱一号館美術館の「バーン=ジョンズ展」の影響大。

だって、この作品が今、日本で観られるんですよ〜

エドワード・バーン=ジョーンズ《眠り姫》―連作「いばら姫」
1872-74年頃、油彩/カンヴァス、126.0×237.0cm、
ダブリン市立ヒュー・レイン美術館、ダブリン(アイルランド)© Dublin City Gallery The Hugh Lane, Dublin


http://mimt.jp/bj/
バーン=ジョーンズ展 ―装飾と象徴―
会期:2012年6月23日(土)〜8月19日(日)
会場:三菱一号館美術館
http://mimt.jp/

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@taktwi

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イギリスBBCが制作したドラマ「Desperate Romantics」(邦題:「SEXとアートと 美しき男たち」)主役は若きラファエル前派の画家たち!

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