青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 山下裕二の今月の隠し球「荒木愛 混ぜない岩絵具、その美しいきらめき」 | main | 『天才たちの値段』 >>

Bunkamuraザ・ミュージアム「レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」

渋谷、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」(〜10月8日)。久々に強い衝撃を受け心揺さぶられた展覧会です。(「レーピン展」レビュー

普段見慣れぬロシア絵画に触れることが出来、新鮮な驚きに満ちている「レーピン展」ですが、日本での知名度が高くないことや、連日の酷暑にオリンピックそして「上野」の影響もあり(スミマセン)、中々美術館まで足を運んでもらえぬようです。


イリヤ・レーピン《自画像》1887年 油彩・キャンヴァス
国立トレチャコフ美術館所蔵 ©The State Tretyakov Gallery
イリヤ・レーピン(1844-1930)は、近代ロシア絵画の旗手として活躍し、数多くの名作を残しました。当時の進歩的グループ「移動派」に加わり、社会的矛盾を鋭く捉えた作品や、革命運動をテーマにした衝撃的な作品を発表する傍ら、ロシアの民族精神を鼓舞する歴史画の大作や、深い洞察力で文化人等の肖像画の傑作を描いた画家としても知られています。また一方で、妻や娘など身近な人々を描いた心温まる作品にも注目したい画家です。
自分が良いと思った展覧会は是非、沢山の方に観てもらいたいでしす、ロシア美術に触れることの出来る稀有な機会です。(日本では19世紀ロシア芸術を紹介する展覧会はまず滅多に開催されません。)

ここはひとつ「レーピン展」応援団を結成し盛り上げていくしかありません!すぐさま応援団員募集に着手。急なお願いにも関わらず、快く引き受けて下さったのお二人こそ今回の主役。

・山下裕二氏(明治学院大学教授)
・籾山昌夫氏(神奈川県立近代美術館 主任学芸員)


加えて、フクヘン。こと美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏にも会場にお越し頂きました。

過密スケジュールの山下先生、籾山氏との夢の対談も実現可能となり、善は急げとブログ、Twitter、facebook開設者70名をこちらで募集。「レーピンスペシャルナイト」開催日まで一週間と募集期間が非常に短かったにも関わらず、数日で定員に達しました。(当日は、関係者も含め80名を超える参加者数がありました。皆さん出席率良過ぎます。)


※クリックで拡大します。

マツコ・デラックスに似てると評判の《皇女ソフィヤ》1879年。やムソルグスキーの肖像等が展示されている空間でのこれ以上ない贅沢な空間での座談会。

因みに《皇女ソフィヤ》は今月下旬に発売となる中野京子さんの『怖い絵』の表紙にも使用されています。

籾山氏の提案により、座談会会場のBGMとしてムソルグスキー作曲の「展覧会の絵」を流しました。

凄いことですよ、だってムソルグスキーの「展覧会の絵」を聴きながら、レーピンが亡くなる10日前に描いたムソログスキーの肖像画を観るのですから。こんな機会後にも先にも今回だけです。

「展覧会の絵を」聴きながら展覧会の絵を観る。


イリヤ・レーピン《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》
1881年 油彩・キャンヴァス
国立トレチャコフ美術館所蔵
©The State Tretyakov Gallery

青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』にご参加して下さった皆さまへ。ブログに感想お書きになられましたら、是非トラックバック送って下さい。こちらのページでご紹介させて頂きます。

Twitterの方は@taktwi 宛にリプライ下さい。メールでの感想、率直なご意見も頂戴出来れば幸いです。宜しくお願い致します。

Takeshi Nakamura | バナーを作成


宜しくお願い致します。共に「レーピン展」盛り上げて参りましょう〜

日本政府による美術品補償制度の適用を受けたことにより実現した展覧会。20世紀、まだソビエト連邦だった頃のロシアとアメリカとの関係により国民的なスターであるレーピンの評価が貶められて来たことなども踏まえて拝見すると、実に感慨深いものがあります。


青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』

今回のイベントの模様は後日、Bunkamuraザ・ミュージアムが運営するWebサイト"Museum Gathering" にもUPされます。

「レーピン展」の構成は以下の通りです。

1:美術アカデミーと「ヴォルガの船曳き」
2:パリ留学:西欧絵画との出会い
3:故郷チュグーエフとモスクワ
4:「移動派」の旗手として:サンクト・ペテルブルク
5:次世代の導き手として:美術アカデミーのレーピン



国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
会期:2012年8月4日(土)〜10月8日(月・祝) 開催期間中無休
開館時間:10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横) 
http://www.bunkamura.co.jp/
主催:Bunkamura
後援:ロシア連邦外務省、ロシア連邦文化省、在日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会
協力:日本航空
企画協力:アートインプレッション

巡回先:
浜松市美術館 2012年10月16日(火)〜12月24日(月・祝)
姫路市立美術館 2013年2月16日(土)〜3月30日(土)
神奈川県立近代美術館 葉山 2013年4月6日(土)〜5月26日(日)

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

【今後のBunkamuraザ・ミュージアム展覧会スケジュール】

マンチェスター大学ウィットワース美術館所蔵
巨匠たちの英国水彩画展
2012/10/20(土)−12/9(日)


白隠展 HAKUIN
禅画に込めたメッセージ
2012/12/22(土)−2013/2/24(日)
※1/1(火)のみ休館

ツイッターやってます。
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2971

JUGEMテーマ:アート・デザイン


イベント | permalink | comments(1) | trackbacks(13)

この記事に対するコメント

先日はお疲れさまです。
レーピン展、私も気になっており、
9月になって仕事に余裕ができたら行こうと思っていたのですが
その前にこのような機会に参加できてよかったです。
クラオタとしてムソルグスキーの肖像画の前で
みなさんのお話が聞けてよかったです。
あっという間の1時間でしたが、Takさんにご挨拶ができなかったのが残念です。

これから私も記事をアップしたいと思います。
今後ともこのような催し物があったら
時間が許す限り参加したいと思います。
鉄平ちゃん | 2012/08/23 1:23 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://bluediary2.jugem.jp/trackback/2971
この記事に対するトラックバック
昨日8月21日、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」開催中の、Bunkamuraザ・ミュージアムで行われた、「青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」に参加しました。 これは私にとって大変うれしい機会でした。国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン
【美術展】「レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」Bunkamuraザ・ミュージアム 参加レポート | Old Fashioned Club -オールドファッションド・クラブ- | 2012/08/22 8:27 PM
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催された「青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」というイベントに参加してきました! □ 国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展(公式サイト) 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは現在「国立トレチャコフ美術館所蔵
今年の東京は「マウリッツハイス美術館展」「ツタンカーメン展」と 暑い中注目の美術展が行われているのですが、 そんな中8月4日から渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで始まったのが「レーピン展」。 イリヤ・レーピンは19世紀後半から20世紀初頭のロシアの画家
 青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』に参加しました。  ※注...
Bunkamura ザ・ミュージアムで「レーピン展」を見てきました。
8月4日から渋谷bunkamuraザ・ミュージアムで現在開催中の 国立トレチャコフ美術館所蔵■ レーピン展 ■
今回の旅の目的は、バーン・ジョーンズ展とフェルメールの真珠の二少女展の鑑賞でした。 実は渋谷のbunkamuraザ・ミュージアムで開催中の 「国立トレチャコフ美術館所蔵  レーピン展」の内容の充実ぶりが、...
レーピン展 渋谷Bunkamura | 工務店徒然日誌 from横手 | 2012/08/24 9:06 PM
青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』にお邪魔してきました。 登壇者は山下裕二氏(明治学院大学教授)、籾山昌夫氏(神奈川県立近代美術館 主任学芸員)。 そして、ナビゲーターはいつもお世話になっている青い日記帳のTakさんこと中村剛士氏。 お三
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」に行ってきた。8月21日には、"青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』"に参加させていただいて、座談会など楽しいひとときを過ごしたのだが、肝心の絵
レーピン展@Bunkamura ザ・ミュージアム | アトリエ・リュス | 2012/08/26 10:35 PM
2012.8.21 「レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」(Bunkamuraザ・ミュージアム)に行ってきました。 私にとっては、昨年のサンクトペテルブルク旅行以来。 こないだは大エルミタージュ美術館展も行ったし、ロシアの美術に幾ばく縁を感じるこの頃です。 …あろ
レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』 | 世界獣人紀行 | 2012/08/27 9:44 AM
現在Bunkamuraにて開催中のレーピン展。 例の如く、青い日記帳のTakさんナビゲートの 青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』に 先日参加してきました。 この日、トークされるのは 籾山昌夫氏(神奈川県立近代美術館 主任学芸員) 山下裕二氏(明
レーピン展@Bunkamura | A I S P Y B L O G ? | 2012/08/28 1:36 AM
Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の『レーピン展』と人気アートブログ『弐代目・青い日記帳』とのコラボイベント“ブロガー・スペシャルナイト”に参加してきました。イリヤ・レーピン(1844‐1930)は、近代ロシアを代表するリアリズム絵画の巨匠。これまでロシア美
レーピン展 | the Salon of Vertigo | 2012/08/29 11:06 PM
レーピンは肖像画を用いて人間の内面を描いただけでなく、人間の内面が露わになるような瞬間も絵画の主題として選んでいます。今回はそちらの方に目を向けていきましょう。
続 イリア・レーピン | デザインの城 ―デザイナーを目指す者のブログ― | 2012/08/31 2:14 PM