青い日記帳 

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「リヒテンシュタイン展」もう観ましたか?!

六本木、国立新美術館で好評開催中の展覧会「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」。11月9日(金)には覧会来場者が10万人を超えたそうです。

「リヒテンシュタイン展」レビュー

リヒテンシュタイン展公式サイト
http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/


「バロック・サロン」©朝日新聞社

ウィーン郊外ロッサウにある侯爵家の「夏の離宮」。絵画、彫刻、工芸品、家具調度が一堂に並ぶこの宮殿の室内装飾と展示方法をとりいれた「バロック・サロン」では、あえて作品解説をつけず、現地の雰囲気を体感出来るような細かな気配りも。

日本の展覧会史上初の試みとして、天井画も展示。総合芸術としてのバロック空間を体感可能に。六本木にある美術館の展示室であることを忘れてしまいます。「宮殿に来たよう」「圧倒された」と感嘆の声があがるのも納得です。


アントニオ・ベルッチ《占星術の寓意
1700年頃 油彩/カンヴァス ※天井画
©LIECHTENSTEIN, The Princely Collections, Vaduz-Vienna


アントニオ・ベルッチ《音楽の寓意
1700年頃 油彩/カンヴァス ※天井画
©LIECHTENSTEIN, The Princely Collections, Vaduz-Vienna

合計4枚の天井画が本当に展示室の天井にはめ込まれています。前代未聞の展示です。実際に会場で見上げて見て下さい。モチーフや構図から、制作当初より、そのように見られる事を想定して描かれたことが分かります。

まさか天井に本物の絵があるとは思わず、足早に通り過ぎて行ってしまう方いませんよね〜まさか。。。


「バロック・サロン」

欧州の名門貴族リヒテンシュタイン侯爵家のコレクションの数々が紹介されるのは本邦初!「リヒテンシュタイン展」では、ルーベンスの名画をはじめ、調度品、工芸品、陶磁器など選りすぐりの139点が紹介されています。

絵画だけでなく、工芸品にも注目が集まる本展。「クンストカンマー 美と技の部屋」では、侯爵家コレクションから16−18世紀の工芸品9点を紹介しています。


ヨアヒム・フリース《ぜんまい仕掛けの酒器(牡鹿に乗るディアナ)
1610/12年

宴席で余興の道具として使われていたぜんまい仕掛けの器が目を引きます。台座はぜんまいを巻くと、食卓上を動き回ったのち、止まります。それを前にした客は、ディアナを背に載せる雌ジカを台座から取って角のある頭を外し、シカの体の「器」から酒を飲まなければなりませんでした。この装置は約400年経った今でも作動します。
(この様子は場内のモニターで見られます。)


スターライトガーデン2012(イメージ)

東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーション「スターライトガーデン2012」が11月15日(木)から始まるのにあわせ、11月16日(金)より毎週金曜夜に「金曜夜間開館プレゼント」を実施するそうです。

金曜夜18時以降に「リヒテンシュタイン展」に入場された方先着100名に、ツイッターでも大人気の《マリー・フランツィスカ・リヒ
テンシュタイン侯女2歳の肖像》のポストカードがプレゼントされます。


フリードリヒ・フォン・アメリング
マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像
1836年 油彩/厚紙
©LIECHTENSTEIN, The Princely Collections, Vaduz-Vienna

そうそう、ミッドタウンのイルミネーションは23時まで点灯しているので、展覧会鑑賞後、先に東京ミッドタウンをはじめ国立新美術館周辺で半券持参によるサービスを実施しているレストラン、 ストランやカフェでゆっくりとした時間を過ごす…なんてことも有りかと。

クリスマス近くになると嫌でも混雑してきます。「リヒテンシュタイン展」は12月23日までです。お早めに!!


国立新美術館開館5周年「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

会期:2012年10月3日(水)〜12月23日(日・祝)
休館日:毎週火曜日休館
開館時間:10:00〜18:00 金曜日は20:00まで
(入場は閉館の30分前まで。)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
http://www.nact.jp/
主催:国立新美術館、朝日新聞社、東映、TBS
後援:外務省、リヒテンシュタイン侯爵家財団、スイス大使館、オーストリア大使館
特別協賛:木下グループ 株式会社木下工務店
協賛:三井物産、トヨタ自動車、田中貴金属グループ、大日本印刷
協力:オーストリア政府観光局、オーストリア航空、ルフトハンザ カーゴ AG、日本貨物航空、日本通運

「リヒテンシュタイン展」公式サイト
http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/

オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国。同国の国家元首であるリヒテンシュタイン侯爵家は、優れた美術品収集こそが一族の栄誉との家訓のもと、500年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集してきました。その数は3万点に及び、英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれています。本展では同コレクションから139点の名品を選りすぐり、日本で初めて公開します。世界屈指のルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》など10点が一挙に来日。ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、華麗な工芸品が一堂に並びます。

「リヒテンシュタイン展」レビュー

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影されたものです。
(撮影:@yukitwi)

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@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3054

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池田理代子さん描き下ろし『リヒテンシュタイン物語』も話題になっています。第二次世界大戦中、ナチスからコレクションを守った侯爵と美術館長の手に汗握る物語です。

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