青い日記帳 

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「新井淳一の布 伝統と創生」

東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の
「新井淳一の布 伝統と創生」展に行って来ました。


展覧会公式サイト
http://www.operacity.jp/ag/exh148/

絵画、彫刻、陶芸、建築、書そしてアニメーション…様々な展覧会が開催されますが、「新井淳一展」はズバリ「布」だけを紹介するちょっと異質な展覧会です。

今、真っ裸でこのブログをご覧になっている奇異な方はまずいないかと思います。何らかの「布」を身にまといモニターやスマホの画面を見つめているはずです。

我々人間が生きていく為に必要な三要素「衣食住」の大事な一役を担っているのが「布」に他なりません。絵画や彫刻では寒さや飢えを凌いでくれませんからね。

しかし、布の展覧会と言われても一体どんなものだか想像つきませんよね。でも勘の良い方なら会場が「東京オペラシティ アートギャラリー」という時点で「もしや…」と頭にイメージが浮かんだかもしれません。期待と共に。

その期待を300%叶えてくれている、それはそれは見事な展示になっています。展示構成はパリを拠点に活動する建築家ユニットDGT(ドレル・ゴットメ・田根/アーキテクツ)の田根剛が担当。ダイナミックなインスタレーションが来場者をアッと言わしめます。

小さな画像では全然その魅力伝わりませんが、何点か会場の様子ご紹介しますね。とてもカメラに収まりきれるものではないのであくまでも部分的な紹介です。









国内よりも世界での知名度の方が高い新井淳一。60年にわたり、斬新な布を創り続けてきたテキスタイル・プランナー新井淳一の大規模な個展に相応しい展示空間です。

彼が革新的に生み出した新しい「布」は今や我々の生活の至る所で用いられています。知らず知らずのうちに。

圧倒的な展示空間にまず度肝を抜かれますが、次第にまるで布が展示室の中空に浮いているように見え、また自分の身体が重力から解放されたような不思議な感覚に包まれます。

またほのかに照明の明るさが変化することで、布自体が呼吸するかのように、異なる表情を見せる展示空間はまさに「芸術」!!



「新井淳一の布 伝統と創生」展は3月24日までです。是非この素晴らしい感動空間を体感して下さい!!

〈創世の火種〉新井淳一
「創世の原点は伝統の鉱脈の中にあります。伝統無くしての創世はあり得ません。伝統とは人が人となって以来、絶やすことなく守り続けた精神の歴史であり、そこにはすべての創生にかかわる火種が燃え続けていたのです。」


新井淳一の布 伝統と創生」  
ARAI Junichi: Tradition and Creation

期間:2013年1月12日(土)〜 3月24日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00〜19:00
(金・土は11:00〜20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)2月10日[日](全館休館日)

主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団、東京新聞
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人、NTT都市開発株式会社
助成:芸術文化振興基金
協力:尾池テック株式会社、日本特殊光学樹脂株式会社、
美術照明サムサラ、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
企画協力:マンゴスティン
会場構成:Dorell.Ghotmeh.Tane / Architects

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


「新井淳一 伝統と創生」プロモーションムービー

《同時開催の展覧会》

収蔵品展043 自然の表現 わが山河 Part IV
http://www.operacity.jp/ag/exh149.php

project N 51 阿部未奈子
http://www.operacity.jp/ag/exh150.php

【今後の展覧会スケジュール】
1.梅佳代展 2013年4月13日[土]─ 6月23日[日]
同時開催:「収蔵品展044難波田龍起の具象(仮題)」「project N 52 秋山幸」
*梅佳代展予告 
http://www.operacity.jp/topics/detail.php?id=81

2.アートがあれば2(仮題) 2013年7月13日[土]─ 9月23日[月・祝]
同時開催:「収蔵品展045寺田コレクションにみる“カラー”(仮題)」「project N 53 池平徹兵」

3.五線譜に描いた夢 日本近代音楽の150年 2013年10月11日[金]─ 12月23日[月・祝]
同時開催:「収蔵品展046聖と俗(仮題)」「project N 54大垣美穂子」

4.さわひらき(仮題) 2014年1月18日[土]─ 3月30日[日]
同時開催:「収蔵品展047絵の中の動物たち(仮題)」「project N 55 大田黒衣美」

Twitterやってます。
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3124

JUGEMテーマ:アート・デザイン


新井淳一(1932-)は織物の町、群馬県桐生市に生まれました。高校を卒業し、家業の織物業に従事する中、伝統的な布作りとともに、早くから新しい染織に加工を施した布の創作へと向かいました。糸の開発・染色・織・加工を通じて布の多彩なテクスチャーを生み出すその仕事は、国内外の素材メーカーや加工業者との連携のもとに行われてきました。
プラスチックフィルムを素材とする金属糸で織り上げた超軽量の布。それを伝統的な絞り染めの技法を使って薬品で部分的に溶かし、透明と反射を共存させた布。また、ウール100%の布を長時間水洗いすることで生まれる量感あるフェルト。布作りの常識にとらわれず、その原点を見つめることから生まれる新井の布は、常に見る者を驚かせます。
新井はファッションとの関わりでもその名を広く世界に知られるところとなりました。1970年代から80年代にかけて、三宅一生や川久保玲ら、日本を代表するファッションデザイナーとの妥協のないものづくりの協働は、新井の制作の領域を拡大させていきました。

本展は新井淳一の60年に及ぶ仕事の全貌を紹介する大規模な個展です。新作を含む多様な技法による布約60点を展示し、伝統的な手仕事を起点に新しいテクスチャーの創造に取り組んできた新井の発想を浮かび上がらせます。展示構成はパリを拠点に活動する建築家ユニットDGT(ドレル・ゴットメ・田根/アーキテクツ)の田根剛が担当。ダイナミックなインスタレーションにより、空間の中で自在に形を変える布を体感していただくほか、新井自身の言葉などを映像と音による空間演出で紹介します。
一枚の布に込められたものづくりの思想は、私たちに新たな創造のインスピレーションをもたらしてくれることでしょう。
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東京オペラシティ アートギャラリーで新井淳一の布 伝統と創生を見てきました。想像
新井淳一の布 伝統と創生 | 今日の献立ev. | 2013/02/15 5:23 PM