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山種美術館の「琳派展」

「【特別展】琳派から日本画へ―和歌のこころ・絵のこころ―」が山種美術館で2013年2月9日(土)から始まります。


http://www.yamatane-museum.jp/

ここ数年の琳派ブームに沸く日本美術界ですが、ただ浮かれるだけでなく様々な角度から琳派を問い直す検証も行われています。

「琳派から日本画へ―和歌のこころ・絵のこころ―」では、琳派の造形に影響を与えた料紙装飾の華麗な平安古筆、そして江戸時代の琳派作品、その後にいたる近代の日本画を通して、「和歌」と「装飾性」の視点から、数々の名品が一堂に会するそうです。


藤原定信《石山切(貫之集下)》重要美術品
12世紀(平安時代)紙本金銀泥絵・墨書
山種美術館蔵
[前期]

平安時代の料紙装飾の名品《石山切》【重要美術品】など、山種美術館秘蔵の古筆コレクションが約15年ぶりに公開されます。まだ拝見したことのないこのような作品があったとは驚きです。

また後の絵師達に繰り返し図様が描かれた伝 俵屋宗達《槙楓図》(山種美術館)、『伊勢物語』が主題の深江芦舟《蔦の細道図》【重要文化財】(東京国立博物館)など琳派の名品も公開。


深江芦舟 《蔦の細道図》重要文化財
18世紀(江戸時代)紙本金地・彩色
東京国立博物館蔵
[後期]

琳派の絵師たちが、主題を古典に求め『伊勢物語』や、『源氏物語』を絵画化し、また造形面では、記された和歌を視覚的に飾るため、平安時代に発達した金銀の料紙装飾を様々な形で応用していったことに的を絞って展示されます。

作品単体でも十分楽しめますが、そこで培われた感性やデザイン感覚は、琳派の華麗な装飾、斬新な意匠を形成した経緯、流れを観て取れれば更に視野が広がるはずです。


俵屋宗達(絵)・本阿弥光悦(書) 《新古今集鹿下絵和歌巻断簡
17世紀(江戸時代)紙本・金銀泥彩色
山種美術館蔵
[前期]

千年にわたり受け継がれてきた和歌の伝統を琳派を軸に観賞する、これまでにない意欲的な「琳派展」です。

会期が短く、前後期に分かれているので、スケジュール帳に今から要チェックです→2月9日(土)〜3月31日(日)〔前期:2月9日(土)〜3月3日(日)、後期:3月5日(火)〜3月31日(日)〕


【特別展】琳派から日本画へ―和歌のこころ・絵のこころ―

会期:2013年2月9日(土)〜3月31日(日)【44日間】 
〔前期:2月9日(土)〜3月3日(日)、後期:3月5日(火)〜3月31日(日)〕
会場:山種美術館(東京都渋谷区広尾 3-12-36)  
http://www.yamatane-museum.jp/
主催:山種美術館、朝日新聞社
一般お問い合わせ:03-5777-8600
(ハローダイヤル 受付時間:午前8時〜午後10時 年中無休)

Twitterやってます。
@taktwi

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&nbsp;琳派から日本画へー和歌のこころ・絵のこころ@山種美術館へ行きました。近年琳派は人気を博しており、会場もかなり熱気を帯びていました。鹿下絵新古今集和歌巻断簡 本阿弥光悦筆、俵屋宗達下絵 五島美術館のものよりバランスがいい作品ですが鹿の顔は五島