青い日記帳 

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「中原淳一展」

日本橋三越新館7階ギャラリーで開催中の
生誕100周年記念「中原淳一展」に行って来ました。


http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/nakahara/

雑誌編集からファッション、インテリアデザイナーまで、本当にお一人でこれだけの仕事をこなせたのかと驚かずにはいられない多彩な才能を発揮した中原淳一氏の大回顧展です。

戦前から戦後のモノの無い時代においても、女性は常に美しくそして賢くあれと自らが編集を手掛ける『それいゆ』『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』等の雑誌で一環して主張し続けた「中原哲学」が会場中に溢れています。


中原淳一がデザインしたドレスの再現
左:COLOUR and COLOUR 黒『女の部屋』創刊号1970年
右:花もようのドレス『中原淳一スタイルブック』1957年

※会場内は一部写真撮影可能な場所もあります。
(慌ててカメラをロッカーに取りに行きました)

展示構成は以下の通りです。

1:中原淳一の原点
2:「あなたらしくあること」
 〜ファッションデザイナーとして
3:「生活を美しくする」
 〜ライフスタイルの提案
4:多彩な才能



あなたの小さな部屋にお客様をまねく(『ひまわり』第3巻 第8号)1949年

中原淳一が『ひまわり』で提案した少女のための部屋が、会場内に再現されています。

「あなたの為に、三畳の部屋が与えられたと仮定して、どんな風にこの部屋を使ったらよいかを考えてみましょう。」と戦後間もない時代に夢と共に読者に提示。

和服を着る機会も少なくなり、洋室の方が過ごしやすい為、和室を洋室にアレンジ。畳が傷つかぬように敷物を誂えていたり、細かな点に様々なアイディアが盛り込まれています。


ドレスの再現

『七人のお姫さま』(大光社、1968年)の裏表紙原画をもとに丸山敬太さんが再現。ドレスを再現したファッションデザイナー丸山敬太さんのインタビュー映像も必見です。

現在のマガジンハウスが刊行している雑誌を全てひとりで、ゼロから手掛けているかのような獅子奮迅の働きぶりには、驚かされます。それだけではなく、泉のように湧き出る様々なアイディアもただただ感心するばかりです。

ファッション、インテリア、プロデューサー、雑誌編集だけでなく、川端康成の『乙女の港』の表紙、挿画も手掛けるなど、まさにマルチな活躍を見せた人です。


完本 乙女の港』 (少女の友コレクション)
川端康成、中原淳一

そうそう、晩年は人形作家としても活躍。荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物たちが決める「ジョジョ立ち」の原点は中原氏の人形にあったのではないかと思うくらい、カッコよく作られています。

生誕100周年記念「中原淳一展」は2月18日までです。

女は美しく賢くあれ。


生誕100周年記念「中原淳一展」

会期:2013年2月6日〜2月18日
会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
開催時間:午前10時〜午後6時30分(午後7時閉場)
※最終日は午後5時まで

主催:朝日新聞社
監修・協力:ひまわりや

会場限定グッズも!


【「中原淳一展」巡回スケジュール】
そごう美術館
2013年6月1日〜7月15日

阪急うめだ本店
2013年7月24日〜8月5日

刈谷市美術館(予定)
2013年9月14日〜11月3日

おまけ

中原淳一『ひまわり』第4巻 第1号 1950年

この表紙絵、山種美術館の館長さんに似ていますよね。
会場で誰かに似ているな〜と、ひとりぶつぶつと…

Twitterやってます!
@taktwi

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3143

JUGEMテーマ:アート・デザイン


戦前から戦後にかけて、雑誌編集をはじめファッションデザイナー、人形作家、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮した中原淳一(1913〜1983)。一貫して女性として美しく生きる姿勢、外面とともに内面を磨く大切さを説き、常に圧倒的な支持を得て来ました。
本展覧会は、2013年が生誕100周年にあたるのを記念し、その偉業を紹介するものです。デビュー前から晩年に至るまでの足跡を押さえつつも、特に戦後自らの雑誌『それいゆ』『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』を創刊してから花開いた多彩な才能に重点を置いて展覧。時を超えて色褪せないファッション画やライフスタイルの提案など、現代への影響も浮き彫りにされます。雑誌の表紙絵や挿絵、スタイル画などの原画を中心に、人形、付録など約400点を展示。初公開となる『ひまわり』表紙原画3点も見どころです。どのような状況にあっても美しく生きることの大切さと意味を多くの人に伝えようとした中原淳一の真髄に迫る展覧会です。
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