青い日記帳 

  
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ボーカロイド・オペラ「THE END」
Bunkamuraオーチャードホールにて公演された
人間不在のボーカロイド・オペラ「THE END」を鑑賞して来ました。

Bunkamuraオーチャードホールにて初音ミク ボーカロイド・オペラ「THE END」開催!


ボーカロイド・オペラ「THE END」公式サイト
http://theend-official.com/

「THE END」Bunkamura特設サイト
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/13_end/index.html

絵画に比べればほとんどと言ってよいほど音楽に興味がなく、ましてやボーかロイドのことなんて知識ゼロに近い自分が居眠りひとつせずに(尤もあの「環境」で、うとうとすることなんて不可能)幕がおりるまでの1時間半、瞬きすることも忘れるほどに舞台にくぎ付けに。

上映時間はたっぷり1時間半(休憩なし)。

僅か30分も経過していないような感覚のまま「終わり」を迎え、舞台に登場した渋谷慶一郎氏。それが果たしてリアルなのか、それともパラレルワールドへ落ちて行ってしまった末路なのか、判然としないまま拍手を送り続ける自分もまた曖昧な存在に感じるほど、摩訶不思議な空間でした。

5月12日に渋谷ヒカリエで行われたトークショー「ボーカロイド・オペラから学ぶ 〜オペラはいつも最先端〜」で渋谷氏が「他のオペラについても言えるかもしれなけど、録画とかじゃ全く良さが分からない。とりわけ今回の『THE END』に関してはそれが顕著。とにかく観にこなくちゃダメ!」と熱く語っていた本当の理由がよーく分かりました。実感として。

「初音ミクがいよいよオペラの世界へ!」とか、「生身の歌手や指揮者、オーケストラはいない。 代わりにアリアを歌うボーカロイド・初音ミク」といった具合に初音ミクに注目が集まり話題の中心となっていますが、実際に「THE END」を鑑賞した感想として、まず真っ先に口を衝いて出るのは、圧倒的な「音」に関してです。

映像が主体の作品かと思いきや、実はそれよりも力感あふれる神々しいまでの音楽によって「THE END」という作品が支えられています。10.2チャンネルのサラウンド音響があの巨大なオーチャードホールを席巻。(劇場を音響を包み込むサラウンド・サウンドプログラムは、サウンドアーティストのevalaが担当)


【渋谷慶一郎・初音ミク】 オペラ 「THE END」 【VOCALOID OPERA】

渋谷氏「オーチャードホールに50台くらいのスピーカーを持ち込んでサラウンド 音響、つまり5.1チャンネルを1階と2階に作るんです。スピーカーの総重量だけでも8トンというとんでもない量を運び込んで、音の砂嵐に巻き込まれるような今までにない場を作り上げようとしています。」

「音の砂嵐に巻き込まれ」てしまい、終演後もしばらくの間席を立てずにぼーと座席に深く腰を沈め余韻に浸っていました。

音楽・音響の素晴らしさることながら、意外だったのが舞台装置(舞台美術)です。

建築集団OMAニューヨーク代表でもある、建築家・重松象平氏が作り上げた舞台はいたってシンプルで通常のオペラの舞台にあるような物理的な作り物はほぼゼロ。残されたのは4面のスクリーンに渋谷氏のブースのみといった至ってシンプルなものに。

余計なものをどんどんそぎ落としていった結果として、まるで長谷川等伯の「松竹図屏風」のような余白の美しさすら感じられるものとなっていました。しかし、そこにひとたび初音ミクが登場するや否や180度違うかなりエグイ空間に早変わり。

歌舞伎の「宙乗り」を想起さえるシーンではスピード感、躍動感が半端なく、初音ミクと精神的な融合を果たし歌いながら空を舞っている感覚にも。

まぁ、とにかく今は興奮し過ぎていて、いつも以上に支離滅裂な感想しか書けない状態です。歴史に残るこのオペラを鑑賞出来たことを幸せに感じます。強く。スタッフの皆さま素晴らしい作品を見せて(魅せて)頂きありがとうございました!


渋谷慶一郎、初音ミクによる 新作オペラ公演
VOCALOID OPERA「THE END」

5月23日(木) 19:00開演
5月24日(金) 15:00開演 / 19:00開演
会場:Bunkamuraオーチャードホール
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/index.html
コンセプト:渋谷慶一郎、岡田利規
音楽:渋谷慶一郎
台本:岡田利規
共同演出:岡田利規、渋谷慶一郎、YKBX
出演:渋谷慶一郎、初音ミク

主催:「THE END」制作実行委員会
企画制作:Bunkamura/フジテレビジョン/A4A
協賛:株式会社グランマーブル/レクサス
衣裳協力:ルイ・ヴィトン
特別協力:クリプトン・フューチャー・メディア
協力:ATAK/precog
製作:A4A
制作協力:YCAM InterLab

VOCALOIDならびにボーカロイドはヤマハ株式会社の登録商標です。
ill. by YKBX (C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net (C)LOUIS VUITTON

「THE END」Bunkamura特設サイト
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/13_end/index.html

ボーカロイド・オペラ「THE END」公式サイト
http://theend-official.com/


物語を予感させる印象的なキービジュアルはYKBX による描き下しのイラストを吉田ユニがアートディレクションしています。
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net  C LOUIS VUITTON  ill. by YKBX

以下、関連画像。


初音ミク等身大フィギュア


ルイ・ヴィトンの衣装もばっちり決まっています!


マークジェイコブスにも見せてあげたい。


会場2階にはちょっとしたアート作品も。



YKBXによる原画やラフスケッチ(絵コンテ)も2階に展示されてあります。




関連グッズコーナー


5月16日に発表された『LEXUS NEW IS』
運転席に座るとボーカロイドオペラ「THE END」の世界が体感できます!




建築家・重松象平氏による「THE END」セットデザイン


ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、マーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが、2013年春夏コレクションを、初音ミクの体型や彼女が持つ独特の雰囲気に合わせてデザインしたオリジナル作品。
幾何学的な世界をロマンチックに表現したこのコレクションはルイ・ヴィトンの代表的なモノグラム・モチーフを用いていない、初めてのコレクションで、代わりに多彩な色と素材で作られたさまざまな大きさの四角による市松模様のダミエ柄が使われ、服やアクセサリーにくっきりとしたグラフィカルな印象をもたらしている。
この直線的なデザインは、バックや靴にも広がっている。また、靴は長いポインテッドで、アッパーにリボンをあしらい、大胆な幾何学模様を作り出し、ヒールはメタル製の長方形となっている。この衣装を着た初音ミクがデジタライズされた映像は「THE END」公演の来場者だけが目撃することが出来るという、前代未聞のコラボレーションである。

発売中の『美術手帖』は初音ミク特集!!

美術手帖 2013年 06月号』


Bunkamuraオーチャードホール「THE END」MOVIEロングバージョン

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渋谷慶一郎+東浩紀 feat.初音ミク
Sony Music Direct

| コンサート | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |









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