青い日記帳 

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「美の競演 京都画壇と神坂雪佳」

日本橋高島屋8階ホールで開催中の
「美の競演 京都画壇と神坂雪佳〜100年の時を超えて〜京都市美術館・細見美術館コレクションより」展に行って来ました。



2006年の丁度同じ時季、同じ会場で出逢った神坂雪佳(かみさかせっか)。「京琳派 神坂雪佳展―宗達、光琳から雪佳へ―

それ以来、雪佳の大ファンに。展覧会に数点でも雪佳の作品があれば自然と笑顔に。

1901(明治34年)約半年ほどヨーロッパに滞在しアール・ヌーヴォーを中心とした美術工芸運動を目の当たりにした神坂雪佳 (1866〜1942)は、圧倒的な西洋美術を前にしても気後れするどころか、逆に日本の装飾意匠の欧州への強い影響力を見出し、己のスタイルを曲げることはしませんでした。

こう書くと、頑固爺のような印象を受けますが、描いている作品は真逆。現代人のハートを掴んで離さないポップでキュートな「カワイイ」作品を多く遺しています。


神坂雪佳「狗児
細見美術館

キュン死しそうなほどカワイイ仔犬。
この丸さは犯罪です。


神坂雪佳「金魚玉図
細見美術館

ご存じ雪佳の代表作「金魚玉図」
画像では趣向を凝らした軸装が分かりませんので、是非会場で。


神坂雪佳「伊勢物語図扇面「河内越」」大正後期
細見美術館蔵

プレイボーイな「昔男」も雪佳の手に掛かると可愛らしく見えます。

展覧会の構成は以下の通りです。

・四季の移ろい
・いにしえの京美人 今様の京美人
・和歌の美 吉祥の美
・装いの美
・愛しき所(とこ) 愛おしきもの


細見美術館だけの展覧会でしたら、これまでにも何度も観る機会ありましたが、今回はそれに加え京都市美術館の所蔵作品も加えての展示。

京都市美術館ってこんなにコレクション持っていたの!?と正直そちらの驚きが最初に。二周目にやっと落ち着いて「京美人」を堪能する余裕が生まれました。


上村松園「待月」大正15・昭和元年
京都市美術館蔵

開催期間が短いのが玉にきずですが、非常に満足度の高い展覧会です。「えっ!この名作も出ているの??」と驚きも待ってます。

「美の競演 京都画壇と神坂雪佳」は6月10日までです。


美の競演 京都画壇と神坂雪佳〜100年の時を超えて〜京都市美術館・細見美術館コレクションより

開催期間:2013年5月29日〜6月10日
開館時間:10:00〜20:00、最終日/〜18:00
(入場はいずれも閉場30分前まで)
会場:日本橋高島屋8階ホール
主催:京都市美術館、細見美術館、読売新聞社、MBS

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京都市美術館と細見美術館の名品から成る「美の競演 京都画壇と神坂雪佳〜100年の時を超えて〜」が日本橋高島屋で開催されます。明治から昭和にかけて活躍した竹内栖鳳や上村松園など京都画壇を代表する画家たちの作品と、琳派の継承者で近代デザインの先駆者として知られる神坂雪佳の作品、あわせておよそ70件が展示される初の試みとなります。

本展では、かつて同時期に同じ京都で、眦膕阿鮴陲陵廚箸靴導萋阿両譴鮃げていた京都画壇と雪佳が、およそ100年ぶりに競演します。画題や作風などが比較できるだけでなく、両者の、ジャンルを超えて共通する美意識や時代のエネルギーを感じることができるでしょう。

人気の高い美人画を数多く展覧するほか、画家たちと眦膕阿箸隆愀犬砲發佞譴泙后 歴史の雅びと新時代の華やぎに満ちた、京都の美しい近代日本画の世界を、約70件の珠玉のコレクションでお楽しみください。

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この記事に対するコメント

初めまして、日々参考にさせてもらっています。
小学館日本美術全集で知った雪佳がこちらで紹介されていたので、見に行きました。
梅の幹の垂らし込みには唸らされましたし、
四季草花やカキツバタ屏風の状態の良さに驚嘆しました。
(大正年間だから不思議なことではない?)
ですが、私もTakさん同様、
京都市美所蔵作品の方に、より心を動かされました。
一点あげるなら梶原緋佐子「帰郷」。右端に鉄柱を入れたり左下端にバッグを置いたり、
トリミングが絶妙で、いろいろ物語が想像できます。 
昨年山種で見、秋に竹橋で見るだろう栖鳳「絵になる最初」が来ていたのには驚きました。ちょっとお疲れでは?
また普段の美術館以上に、スタッフの方の丁寧な対応に感心しました。
あのゴージャスなエレベータに乗れるだけで来る甲斐のある百貨店です。
よしがも | 2013/06/03 1:08 AM
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