青い日記帳 

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ジャン・コクトー展

日本橋三越新館7階ギャラリーで開催中の
サヴァリン・ワンダーマン・コレクション「ジャン・コクトー展」に
行って来ました。



チラシはできれば、円形でなく、矩形にしてもらいたいです、三越さん。

なんてこと思いつつ、最終日に滑り込んで来ました。

コルム社協賛とチラシにもる通りこの時計会社の
「サヴァリン・ワンダーマン」によるプライベートコレクションで構成されています。

あるところにはあるものです。

すごい数でした。
今思うと三越ギャラリーでよく開催できたな〜と感心してしまいます。

北海道立近代美術館、山梨県立美術館、大丸ミュージアム、岩手県立美術館
などなど、そうそうたる美術館を巡回するこの企画展。

東京だけ三越ってのはどうして?
まぁ、三越でも悪くはないですが、
作品数があれだけ多いと正直観難いです。

その昔、Bunkamuraで観た「コクトー展」とは
違った印象を受けた一番の理由はそこにあるかもしれません。

ただ、観難いという一点を除けば大変充実した展覧会で
元は確実に取れます。

ピカソやモディリアーニと仲良さそうに
写真に写っている笑顔のコクトーが印象的でした。
コクトーって難しいそうな顔している印象が強いので。。。

鳥刺しジャンの神秘」シリーズの一枚は
目からビーム発していたりもしちゃいます。

木島俊介氏の解説によると、この「鳥刺しジャンの神秘」シリーズ
(30枚からなる自画像)の中に口にバラを加え右手を頬にあて
肘をつき、左手でペンを持ち文字を書いている自画像は、
アルブレヒト・デューラーの「頭に手をやる自画像」のポーズや
サンドロ・ボッティチェリの「春」に描かれた妖精クロリスの
口元にあるバラを連想させるとのことです。

中々面白い共通点だな〜と思いました。

鳥刺しジャンの神秘
鳥刺しジャンの神秘
ジャン コクトー, 山上 昌子


それとコクトーといえば「横顔」
横顔を描いた作品多いですよね。
そればかりと言っても過言でないくらい。
それを生かして絵皿描いていたりもします。

恋人」シリーズも男女の横顔が描かれています。
丁度次の展覧会の葉加瀬太郎の展覧会のチラシの表紙の絵とそっくりでした。



帰り際、コクトーのDVDセットが販売されていて
思わず手が伸びそうになりました。。。危険です。

ジャン・コクトー DVD-BOX (トールケース仕様)
ジャン・コクトー DVD-BOX (トールケース仕様)
1889年、パリ近郊の裕福な家庭に生まれたコクトーは、早熟の詩人としてパリの文学界にデビューします。時代はまさしく、パリが文化、芸術の中心地として大輪の花を咲かせた、ベル・エポック(良き時代)からレ・ザネ・フォル(狂乱の時代)への移行期。その中でコクトーは、独特の耽美的な詩の世界を拠点にしながらも、小説、バレエ、演劇、音楽、映画、そして美術へと、まさに芸術の境界を越える斬新な活動を展開していきます。
彼の周りには、若いときからピカソをはじめ、きら星の如く時代の先駆者達が次々と登場しました。コクトーは時には彼らとともに、1963年になくなる最後まで、独自の美学で芸術界に変革をもたらし続けました。
  本展で紹介する美術作品は、油彩、デッサン、彫刻、陶芸、タペストリーなど多彩にわたり、どのジャンルをとってもコクトーの美学が深く流れています。またコクトーは日本でも堀口大學や堀辰雄などにより早くから紹介され、大きな影響を与えています。そうした交流を物語る堀口大學の貴重な書籍資料も特別出品いたします。これらの約250点におよぶ作品は、ジャン・コクトーの創造性豊かな世界の扉を開く大きな鍵となることでしょう。
展覧会 | permalink | comments(14) | trackbacks(6)

この記事に対するコメント

こんばんは〜☆Takさん。コクトー☆あ〜〜、みたい☆rossaの興味のもう、中心かも?な<バレエ・リュス>あたりのコクトー作品もたくさん☆あったのかな?
rossa | 2005/08/01 1:21 AM
Takさん、こんばんは。
早速のコメントをありがとうございます。

この展覧会、各地の美術館の巡回展だったのですか!
だから凄い充実ぶりだったわけで…。
恐るべし三越ですね!
はろるど | 2005/08/02 12:28 AM
「私の耳は貝のから

海の響きを懐かしむ」

という詩が好きで、よく口ずさみながら、

どこでインプットされたのか全然わからないまま、今日まで来ましたが、それがコクトーさんの詩だと知ったのは、つい最近です。
なかなか多才な方なのですね!

数年前に、あの「通販生活」誌のチャリティー・オークションにコクトーさんの直筆の手紙が出てまして(鑑定つき)、さらさらっと描いた感じの手描きのイラストとフランス語の文章との組み合わせが絶妙で、ものすごく欲しかったんですけど、当然そんなお金はないし、で諦めました(笑)

うさみん | 2005/08/02 12:45 AM
@rossaさん
こんにちは。

今回の展覧会では「バレエ・リュス」に関する作品はありませんでした。
Bunkamuraで以前やった時は確かあったはずです。
でも、コクトーの作品って観ていて疲れないので好きです。やっぱり。
(^_-)-☆

@はろるどさん
こんにちは。

あの大きな作品、すごかったですよね!
よくまぁ運び込んだな〜と思います。

北海道で開催している時に「いいな〜」と思っていたら
なんと三越に巡回するとのことでビックリ&感激しました。
あそこ新館になってから質が上がったような気がします。
百貨店が美術館から撤退している中、本当にエライと思います。
(三越も新宿は閉めてしまいましたが・・・)

@うさみんさん
こんにちは。

その詩、私も好きです。
海には一種独特の憧れのようなものがあります。

コクトーの人生って楽しそうです。
羨ましく思えます。才能あるっていいですね。
なんでも出来てしまいます。

>さらさらっと描いた感じの手描きのイラストとフランス語の文章
そうなんですよ!!
これがいいんですよね〜
展覧会でもケースに入れられて何枚も展示していありました。
来日した時に描いた富士山の絵とフランス語の組み合わせが
妙に合っていて面白かったです(^^)
Tak管理人 | 2005/08/02 9:26 AM
TAKさん

TBありがとうございました。
それから、ご出張お疲れ様でした。

三越さん、ホントに頑張りますね!
学芸員さんの熱意がどこよりも一番熱く
伝わってきます。コクトー展、線と色の
洗練した美しさに魅了されてきました。

TBさせていただきますネ!


Julia | 2005/08/02 8:48 PM
@Juliaさん
こんばんは。

TBありがとうございました。
出張の疲れはまだまだ残っていますが
休ませてくれません。
働けど働けど・・・じっと手を見てしまう毎日です。

Bunkamuraで開催した時の図録を
購入していることに気がつき(帰宅してから)
あれこれを見比べてしまいました。
Tak管理人 | 2005/08/02 10:45 PM
Tak様

TBありがとうございました。

ほんとにコクトーはいろいろな面があって
それらが皆エスプリがあって
魅力的ですね。

ところで本の展示で、すべての本に "a Nico"
とサインがあったのですが、Nicoとは?
ご存知なら教えていただけると嬉しいです。

関係ないですが、この Moon Phases って
とても素敵ですね。
私も使いたくなってしまったのですが、
駄目ですか?

juil | 2005/08/03 1:55 AM
@juilさん
こんばんは。

>ところで本の展示で、すべての本に "a Nico"
>とサインがあったのですが、Nicoとは?
>ご存知なら教えていただけると嬉しいです。

早速調べてみました。
http://dubnarco.blog12.fc2.com/blog-entry-38.html
コクトーが堀口大學につけた愛称がNicoだそうです。
全然知りませんでした。
おかげさまでいい勉強になりました。感謝です。

Moon Phasesはフリーに使えます。
クリックしてみて下さい。
簡単な手続きで、ご自身のblogに
貼り付けることできます。
Tak管理人 | 2005/08/03 9:30 PM
Tak様

ありがとうございました!

私はすっかり女性をイメージしてましたが、
全然違いましたね。

やってみたのですが、
Moon Phases はうちのblogでは使えないかも...
です。残念!
記事内ならできるかもしれないのですが。
juil | 2005/08/04 1:59 AM
@juilさん
こんばんは。

あれこれ探すの好きなので
楽しみながら謎解きできました。
自分が気がつかなかった点を
教えていただけて感謝感謝です。
トリビア一つ増えました。

Moon Phasesできないのですか・・・
残念ですね。でも記事でも十分楽しめるかと思います。
チャレンジしてみて下さい。

Tak管理人 | 2005/08/05 12:06 AM
お久しぶりです。
小山田二郎展以来2度目のTBです。
コクトーのことは映画の印象が強かったのですが
詩人、画家としての活動も面白そうで
あの後小説を読んだりしてみています。
各分野を結びつけた功績は大きいのではないでしょうか。

映画モディリアーニやアートフェア東京、僕も行きました。
また記事を書いたら遊びに来ます!

akaboshi07 | 2005/08/08 6:21 PM
@akaboshi07さん
こんにちは。

留守中もコメントありがとうございました。<m(__)m>

>各分野を結びつけた功績は大きいのではないでしょうか。
おっしゃる通りだと思っています。
今でこそこういった形式は当たり前のように思えますが
当時としてはまだまだ新鮮な試みだったはずです。
絵画だけの世界にとどまらず、近しいジャンルと結びつけて行って
更にコクトーワールドを広げていったのは賞賛に値します。

是非是非、また遊びにいらしてください。
お待ちしていまーす!!
Tak管理人 | 2005/08/14 8:46 AM
はじめまして。
TBオッケーとのことでさっそくトラバさせてもらいます。
今日ようやく神戸のコクトー展を見に行ってきました。


私はデミタスカップとそーさーのセットを手にとりかけましたがぐっとこらえて絵葉書だけかってきました(笑
はな | 2005/09/24 12:36 AM
@はなさん
こんばんは。

TBありがとうございます。
今巡回してそちらでコクトー展開催しているのですね。

デミタスカップとソーサーのセット
確かに魅力的で衝動的に買いたくなりますよね〜
ぐっとこらえられるなんて凄い!!
Tak管理人 | 2005/09/25 10:50 PM
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'05.07.30 日本橋三越でジャン・コクトー展を見る。 約1週間しかやってなくてスケジュール的にムリかと思ったけど頑張った。ジャン・コクトーと言えば細い線で描かれた特徴のある絵が浮かぶ。その絵自体は好きだけど実はそんなに惹かれない。むしろ映画とか演劇とか
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