青い日記帳 

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「カラーハンティング展」

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」に行って来ました。


http://www.2121designsight.jp/

企画展 藤原 大ディレクション
「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」

藤原 大 Dai Fujiwara
1992年、中央美術学院国画系山水学科(北京)留学。1994年、多摩美術大学美術学部デザイン学科卒業後に、三宅デザイン事務所入社。1998年、三宅一生と共に「A-POC」プロジェクトをスタートさせる。「A-POC」にて2000年度グッドデザイン大賞、2003年度毎日デザイン賞を受賞。2006年、ISSEY MIYAKEクリエイティブディレクターに就任(〜2011年)。2008年、株式会社DAIFUJIWARA設立。2013年より京都造形芸術大学・多摩美術大学客員教授。色と素材をテーマにサイエンスとものづくりをデザインでつなげ、地域にある固有な情報を色から読み取り、多くのクリエイション活動を展開してきた。自然や動物などの様々な色を世界各地で採取し、作品の発表を続けている。

時たま、会社に向かう途中で「カラーバス(効果)」を行うことがあります。毎日見慣れた景色もある一定の色に注目してみるとまるで違う世界のように思えてくるものです。

今回の展覧会のディレクターである藤原大氏は、身の回りのモノの色を「とる、採る、撮る、録る、捕る......。」する行為を「カラーハンティング」と称し、実践している方です。



毎日空の色を見つめ「カラーハント」はたまたある時はアフリカ、セレンゲティ国立公園のライオンに至るまでカラーハントしちゃいます。

さぞかし、特別な機材が必要なのかと思いきや、カラーハンティングに使用しているのはペンテルの12色の絵の具だけだそうです。その12色を手元で素早く混ぜ合わせ目の前の対象物の色をハント!

実際すぐにでも実践できる手軽さです。この手軽さこそがどこへ行っても、またいつまでも続けられる秘訣なのでしょう。


藤原大「空のいろ日記・午前
365色のカラーハンティング 2012〜13年

3.11の大震災後、毎日日記のように何かを残したいと思ったそうです。海外からの友人が日本は大丈夫か?と心配するメールをもらい、ふとそういえばこの空は世界中とつながっていることに気付かされこうして形にして(色にして)残すことを思いついたそうです。

世界中につながる空の下で暮らしていることを実感しつつ、出張先にも絵具を持参し可能な限りカラーハントした365日分の空の色をインスタレーションとして展示。

ひとつとして同じ色がなのでは?と思うほど、毎日の空の色がこんなにも違うのかと驚かされます。と同時に如何に自分が普段「何も見ていない」ことに気付かされます。こんなにも表情豊かな空の色を。。。


空のいろ・日記帳」本 2013年
構成・ブックデザイン:イルマ・ブーム
紙の色選定:藤原大
制作ディレクション:太田佳代子
制作:株式会社 竹尾、有限会社 美薦堂

オランダのグラフィックデザイナーのイルマ・ブームさんが、藤原氏がカラーハントした空の色を紙に束ねた本をデザイン。(編集に太田佳代子さんが加わったことでとてもスムーズに制作が進行したそうです。)

イルマ・ブームさんと太田佳代子さんお二人によるトークも先日行われました。


「イルマ・ブーム 来日記念トーク」
日時:2013年5月26日(日)14:00-15:30
場所:オランダ大使館 大使公邸

さてさて、「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」他にもそれこそ「色々」なものをカラーハントしたものが会場内に散りばめられています。

少しだけご紹介しますね。


ライオンシューズ」2012〜13年

アフリカ、セレンゲティ国立公園内のライオンの色をカラーハントし、スペインの靴のブランド、カンペールにその色を使い靴を制作してもらったもの。

桐山孝司東京藝術大学教授がその靴に動く仕掛けを装着。これまたカラーハントしたマサイ族の大地の色をしたテーブルの上を自由自在に動き回ります。


カラーボキャブラリー(カラボキャ!)」

色を持たない言葉に色を与えたらどうなるでしょう?言葉が持つ情報をもとに三次元で表現した作品。

仕組みはイマイチ理解できなかったけど、捉えにくく掴みづらい人の気持ち(感情)やイメージに色付け出来たら…そんな未来も来るかもしれません。


カラーシューティング」2013年

遊びの要素も満載の展覧会会場。色を発射できる銃を構え目の前の大きなスクリーンめがけて打ちまくりましょう!

落書きとは一味違う、単純な楽しさを得られます。そう子供のころところかまわずクレヨンで色を塗りまくったあの感覚です!実に爽快でした!!


諸泉茂「動く色―目盛りのない温度計にメモリ(記憶)を与える」2013年

10色の目盛りのない温度計(実際に温度によって上下します)に触れ、止まった場所に日付や誰と一緒に来た等のメモリーを記入。

絵で表しても良し、想いを連ねるのも良し。


肌色メガネ」2013年

JINSと資生堂(メーキャップ:大久保紀子)の協力を得て作った「肌色メガネ」。雪の降る渋谷公会堂で行われた今年の成人式に参加した新成人の肌の色をカラーハントし、肌が最も美しく見える色の眼鏡に。

人により肌の色ばらつきがあるので、肌色メガネも何種類も微妙に色を変えて用意されています。実際にかけてみて、自分にぴったりの(肌が美しく見える)色を選んでみましょう!



この他にも会場内には色に関する作品が盛りだくさん!紹介したのはほんの一部です。体験型の展示が多くあるので一人より複数で観に来た方が一層楽しめるかと。(自分はひとりでも十分はしゃいでしまいましたけどね)

「デザインあ」展によりぐんと認知度も上がった21_21 DESIGN SIGHT.今回の展覧会も基本的に写真撮影OKの参加型タイプです。楽しみながら身の回りにある色を再認識する好機。

日本各地の水で染めた「みずいろハンカチ」は、そこでしか取れない色が無色透明な水にもあることを教えてくれます。ローカリティーを色で顕在化させたり、人の心を色で表現するなど、色の持つ可能性も提示する展覧会となっています。

「カラーハンティング展」は10月6日までです。混雑する前に是非!

【関連プログラム】
トーク「カラーユニバーサルデザイン」
日時:2013年7月13日(土)14:00-15:30
出演:伊賀公一(カラーユニバーサルデザイン機構副理事長)
参加費:無料(ただし、当日の入場券が必要です)

トーク「想像する色彩 〜ライオンからゴッホまで〜」
日時:2013年7月27日(土)14:00-15:30
出演:林 綾野(キュレーター)
参加費:無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約受付:7月3日(水)15:00より開始、定員に達し次第終了
定員:80名

詳細はこちらから
http://www.2121designsight.jp/


企画展 藤原 大ディレクション
「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」


会期:2013年6月21日(金)〜 10月6日(日)
休館日:火曜日
開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
http://www.2121designsight.jp/
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
助成:オランダ王国大使館特別協賛:三井不動産株式会社
協賛:カンペール、株式会社 ジェイアイエヌ
協力:旭紙業株式会社、株式会社イード、NTT DOCOMO、エプソン販売株式会社、エルコ ライティング 株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、女子美術大学、株式会社 竹尾、HUAWEI、ベンキュージャパン株式会社、ヤマハ株式会社(五十音順)
展覧会ディレクター:藤原
大企画協力:カワイイファクトリー
制作協力:伊藤聡一
グラフィックデザイン:佐藤卓デザイン事務所
会場構成:株式会社DAIFUJIWARA
音響デザイン:畑中正人
参加作家:赤川智洋、伊賀公一(カラーユニバーサルデザイン機構)、井田 茂、井上泰一、太田 佳代子、大嶋正人、後藤圭子、小見山 二郎、桐山孝司、Semitransparent Design、高草木 博純、中島洋一、内藤 三重子、舩木展子、イルマ・ブーム、MOTOKO、諸泉 茂、山崎和樹、山中 有、山本 明弥香参加企業:株式会社 川合染工場、カンペール、有限会社 篠原風鈴本舗、株式会社 ジェイアイエヌ、Soup Stock Tokyo、セーラー万年筆株式会社、株式会社 常磐植物化学研究所、ヤマハ株式会社参加団体:専修学校インターナショナルデザインアカデミー、福岡大村美容ファッション専門学校、佐渡市立新穂小学校、女子美術大学、東北芸術工科大学、学校法人・専門学校 HAL東京、文化服装学院、独立行政法人 理化学研究所、Aalto University、Hong Kong Design Institute、Parsons The New School for Design、Royal College of Art、Shih Chein University College of Design、University of Technology, Sydney(順不同)
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
同アソシエイトディレクター:川上 典李子


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21_21 DESIGN SIGHTでは 6月21日より、デザイナーの藤原 大をディレクターに迎え、企画展「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」を開催します。

海、空、星、植物......。自然界には、無限の色が存在します。その一方で、人間がつくりあげたもの----大量生産品からコンピュータの画面上に展開するバーチャルなイメージまで、それらの色の多くは既成の色見本や色彩理論をもとに作られています。私たちの生活は膨大な数の色のバリエーションで、自然の中の色彩体系とは別世界のようです。
本展ディレクターの藤原 大は、自らのデザインリサーチのなかから「カラーハンティング」というデザイン手法を生み出しました。自然や都市に存在する現実の色を、自ら水彩絵具を調合してその場で紙片に写し取っていく行為は、文字通り色の採取(カラーハンティング)です。そうして採取した、色からはじめるデザインは、ものづくりのプロセスに関わる人々や使い手に色の意味や物語を伝え、豊かな色彩環境を広げることでしょう。

本展では、カラーハンティングを通して色がもつ未知なる可能性を示すとともに、研究者や企業、国内外の教育機関と恊働して得た色とデザインの成果も紹介します。「色」が導く創造的な世界をぜひ体験してください。

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カラーハンティング展 色からはじめるデザイン 【21_21 DESIGN SIGHT】 | 関東近辺の美術館めぐり 〜美術・美景・美味を楽しむブログ〜 | 2013/07/02 8:27 PM