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岡田美術館開館

2013年10月4日、箱根小涌谷に新たな美の殿堂「岡田美術館」がオープンします。

岡田美術館 OKADA MUSEUM OF ART
http://www.okada-museum.com/


大壁画「風・刻」福井江太郎作 平成25年(2013)
洋金箔(真鍮箔)ウレタン塗装地アクリル彩 12×30m
―天駆ける箱根の守り神―

美術館は5階建ての壮大な建物で、展示面積は約5,000平方メートルに及びます。併設施設として、庭園や足湯、複数の飲食店舗の複合型施設「箱根蔵町」もオープン予定で、「アミュージアム」(アミューズ:楽しい+ミュージアム:美術館)として、国の内外からお越しいただく皆様に楽しいひと時をご提供いたします。

岡田美術館は実業家・岡田和生氏が収集した、日本・中国・朝鮮を中心とする古代から現代までの美術品を収蔵しています。

古来、日本で受け継がれてきた美術品を大切に守り、美と出会う楽しさを分かち合い、次代に伝え遺したいとの願いから、構想も含め10数年におよぶ準備期間をかけて、この秋にオープンする運びとなりました。

10月4日(金)から、開館記念特別展として「日本・東洋 美の遺産展」(〜12月30日(月))が開催されます。この展覧会に出品される岡田美術館所蔵の本邦初公開となる作品も含め代表的な作品をご紹介しますね。


尾形光琳「雪松群禽図屏風
江戸時代中期

岡田美術館誕生のきっかけとなった、岡田和生氏の「最初の作品」。15年前にこの光琳の屏風に出会いにより、本格的に美術品を蒐集すようになったそうです。


俵屋宗達下絵・本阿弥光悦書「花卉に蝶摺絵新古今集和歌巻」(部分)
桃山時代末〜江戸時代中期

画像は一部分ですが、33.3×941.7cmもある「1巻もの」。開館記念にシアトル美術館のようにデジタル化して公式サイトで全部見せてくれたりしませんかね〜


伊藤若冲「花卉雄鶏図
江戸時代中期

京都、細見美術館所蔵の伊藤若冲「雪中雄鶏図」を季節や構図共々反転させたような作品。「動植綵絵」よりも前に描かれた作品でしょうか。


酒井抱一「月に秋草図屏風
江戸時代

ススキ、オミナエシ、キキョウ、サンキライなどの秋草が、月光を浴び輝く様子を抱一独自の感覚で絵画化した作品。京都の公家、二条家の襖として描かれたものだそうです。

コレクションは江戸時代の作品だけでなく、縄文土器から仏像までと、実に多岐に渡っています。また日本美術のみならず、中国、朝鮮の作品もコレクションに含まれています。

これらを満遍なく展示するために、箱根に新たに作られた岡田美術館の総展示面積は何と約5000屬發△襪修Δ任后展示ケースの長さだけでも合計すると約670mにも!

観光地の美術館としては最大規模の展示面積を有する巨大美術館がの誕生となります。常時約350点もの作品が陳列されるそうです!


木造四天王立像のうち持国天
鎌倉時代

岡田美術館開館記念「日本・東洋 美の遺産展」展示構成

1階:中国陶磁・青銅器、朝鮮陶磁
2階:日本陶磁と日本絵画の名品
3階:日本絵画I 屏風を中心に
4階:日本絵画II 書跡、中国・朝鮮の美術とともに
5階:仏教美術


これを見ているだけでも、とてつもない、規格外の美術館がオープンすることが実感として伝わってきます。観光のついでにちょっと立ち寄ると言ったそんな気軽なものではなさそうです。


岡田美術館開館記念
特別展「日本・東洋 美の遺産展」


開催会期:2013年10月4日(金)〜12月30日(月)
会場:岡田美術館(神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1)
(アクセス)
■電車・バスをご利用の場合
・JR線
東京駅より東海道新幹線(こだま)→ 小田原駅 → 伊豆箱根バス・箱根登山バス「小涌園」(バス所要時間約40分)徒歩1分
・小田急線
新宿駅より特急ロマンスカー → 箱根湯本駅
(1)伊豆箱根バス・箱根登山バス「小涌園」(バス所要時間約20分)
(2)箱根登山鉄道「小涌谷駅」(約35分)→ 伊豆箱根バス・箱根登山バス「小涌園」(バス所要時間約2分)

■お車をご利用の場合
東名厚木IC → 小田原厚木道路 → 箱根口IC → 国道1号線 → 岡田美術館(東名厚木ICより約60分)
*所要時間は、交通状況によって大きく異なります。


(クリックで拡大)

岡田美術館 OKADA MUSEUM OF ART
http://www.okada-museum.com/

小林忠館長から。
この秋、箱根小涌谷に開館予定の岡田美術館は、実業家岡田和生がたゆまぬ情熱をかたむけて集めた日本・東洋の美術品と考古遺品などの文化財を公開する、私立美術館です。コレクションの中心は、近世・近代の日本画と、東アジア(中国・韓国・日本)の陶磁器ですが、そのほかにも、縄文土器から土偶・埴輪などの考古遺品、仏像や仏画など平安・鎌倉期の仏教美術品、蒔絵、ガラスなどの工芸品などと、時代や分野の幅はきわめて広く、名品、稀品が揃っています。来館者の皆様の多種多様なご関心に十分に応えることが出来るものと確信しております。

【小林忠館長略歴】
1941年東京生まれ。1965年、東京大学美術史学科卒業。1968年、同大学院修士課程修了、東京国立博物館絵画室員、その後、名古屋大学専任講師、助教授、東京国立博物館資料調査室長、情報調査研究室長を経て、学習院大学文学部哲学科教授。1999年から2012年千葉市美術館館長。2012年学習院大定年退任、名誉教授。1983年、『江戸絵画史論』でサントリー学芸賞、1995年、内山晋米寿記念浮世絵奨励賞受賞。

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美術館は5階建ての壮大な建物で、展示面積は約5,000平方メートルに及びます。併設施設として、庭園や足湯、複数の飲食店舗の複合型施設「箱根蔵町」もオープン予定で、「アミュージアム」(アミューズ:楽しい+ミュージアム:美術館)として、国の内外からお越しいただく皆様に楽しいひと時をご提供いたします。

箱根という国際的な観光地で本格的な美術館を開設することによって、日本とアジアの文化を世界に発信するとともに、箱根の観光産業にも貢献し、周辺の文化施設や、宿泊施設との連携も含め、地域の活性化及び発展に協力できるよう努めてまいります。
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この記事に対するコメント

拙ブログへのコメントありがとうございます。この抱一秋草は未見。細見さんには度々行っているのですが。光悦・宗達の黄金コンビも斜め切りの構図が斬新ですね。
noromajin | 2013/10/06 12:49 AM
この美術館ですが、展示内容が凄いのはわかりますが、入場料が大人2800円ととてつもなく凄いことも書いておくべきではないでしょうか?普通の値段では間違いなくありません。なんと小学生でも1800円だそうです。これが経営者の感覚なのでしょうか?こまかくご紹介されていますが、入場料についての紹介が無いのは・・・何故?正直私は今箱根にいますが、このお値段にびっくりです。
高橋晴二 | 2014/03/23 9:34 AM
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