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「101年目のロバート・キャパ」

東京都写真美術館で開催中の
「101年目のロバート・キャパ−誰もがボブに憧れた」展に行って来ました。


「101年目のロバート・キャパ」公式サイト:
http://capa101.jp/

ロバート・キャパ(Robert Capa、1913年10月22日 - 1954年5月25日)本名、アンドレ・フリードマンの生誕101年目を迎える今年(2014年)

誰しもがしるこの著名な写真家の作品約150点で振り返る展覧会。

ノルマンディー上陸作戦を捉えた「Dデイ、オマハ・ビーチ、ノルマンディー海岸」や“崩れ落ちる兵士”として知られる「共和国軍兵士、コルドバ戦線、スペイン」を初めとする傑作として名高い作品から、友人たちを写したものまで。


「101年目のロバート・キャパ誰もがボブに憧れた」展示風景

あらためて、キャパの写真を観ると全てに「人物」が写っていることに気が付かされます。(今回の展覧会作品にも全て人が写っています)

戦禍に巻き込まれ泣き叫ぶ人々や銃弾に倒れる兵士たちの写真によって戦争の悲惨さを伝えつつ、戦時下にあっても笑顔を絶やさず前向きに日々の生活を送ろうとする人々の姿も同時にとらえています。

ストレート且つシンプルに人間の持つ「二面性」を伝えんとすべく。

キャパはおかしな人だった。人生なんて冗談さといいたげに振る舞いながら、同時に人生をとても真剣に受け止めていた」ハンセル・ミース(写真家)

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章:時代
第2章:戦禍
第3章:つかの間の安らぎ
第4章:友人たち
第5章:人々とともに



パブロ・ピカソを写した写真の数々(1940年代)

絵画好き、映画好きの方にとって「第4章:友人たち」は、堪らないセクションかと。ピカソやマティス、ジーン・ケリーやイングリット・バーグマンらの素顔が観られます。

因みにイングリット・バーグマンとキャパは約2年間交際していました。

キャパって、すてきで、おかしくて、心はとてもきれいよ
イングリット・バーグマン(女優)

またキャパの親友であった小説家ジョン・スタインベックやアーネスト・ヘミングウェイの写真も。近しい友だからこそ撮れる作家たちの素顔。


「101年目のロバート・キャパ誰もがボブに憧れた」展示風景

彼は多くの友人に愛されていたが、それ以上にいつも友人を愛していた。」ジョン・スタインベック(作家)

人間を愛し、多くの人に愛されたキャパ。彼の写真が報道写真という枠を超え観る者を魅了する秘密がきっとこの展覧会で見つけられるはずです。


ビンテージ・プリント展示風景

キャパがまだ20代の頃、1938年から39年にかけてスペインで撮影されたビンテージ・プリントも「plus 1」と題された特設コーナーにて展示さています。

写真の裏側には寸法やキャプションなどの情報が手書きで記載されています。またこのセクションにはキャパ愛用の最期のカメラ「ニコンS」も!レンズ付着した泥が全てを物語っているようでした。

「101年目のロバート・キャパ」は5月11日までです。


101年目のロバート・キャパ − 誰もがボブに憧れた
Robert Capa, the 101st Year: They All Adored Bob


会期:3月22日〜5月11日
時間:10:00から18:00(木曜日・金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(4月28日と5月5日は開館)、5月7日

会場:東京都写真美術館 地下1階展示室
主催:朝日新聞社 
共催:東京都写真美術館 
企画協力:東京富士美術館 
特別協力:マグナム・フォト東京支社 
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/ハンガリー大使館 
協賛:野崎印刷紙業

All photos©International Center of Photography / Magnum Photos

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


101年目のロバート・キャパ

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40年の生涯の中でスペイン戦争など5つの戦場を写した写真家として知られるキャパですが、残された作品の中には、同時代を生きる人びとや友人たちへの思いをこめて写されたカットが数多く存在します。本展は、キャパの真骨頂ともいえるユーモアや生きる喜びが表れた作品を中心に構成し、編集者としてキャパの盟友であり続けたジョン・モリス氏へのインタビュー映像などを通して、次の100年に向けた新たなキャパを見ていただく機会になります。「伝説のカメラマン、キャパ」ではなく、挫折や失意を味わいながらも、笑顔を忘れず多くの友人と友情を深め、女性たちと恋に落ちたボブ(キャパの愛称)の等身大の魅力をこの機会にご覧ください。

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「101年目のロバート・キャパ ― 誰もがボブに憧れた」東京都写真美術館 本当は東京都写真美術館ホールで上映されている、『僕がジョンと呼ばれる日まで』を観に行ったのですが、夜19:00の回が上映がなくなってしまい観れませんでした。でも、同館でキャパの