青い日記帳 

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繋がる広がる「ポリフィロの夢」

数多くの展覧会がひっきりなしに開催されている東京。

都内で現在開催されている主な美術館をざっと見渡してみてもその数の多さにあらためて驚かされます。

http://www.asahi-mullion.com/museum/?area=tokyo
(東京美術館・博物館情報)

それぞれ個々に開催している展覧会ですが、意外なつながりを見つけることも。

例えば、現在Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」(以下、「ミラノ展」)と原美術館で開催中の「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」。


Bunkamuraザ・ミュージアム「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」展示風景


原美術館「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」展示風景

ボッティチェッリ他、14〜17世紀のイタリア美術を紹介する「ミラノ展」と、新進気鋭の現代アーティストの初個展「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」には偶然の一言では表せない強固な関連性があります。

「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」のタイトルに冠せられている“ポリフィーロの夢”とは、1499年にヴェネツィアのフランチェスコ・コロンナによって書かれた本『Hypnerotomachia Poliphili(ポリフィロの夢)』から取られています。

何とその原書がBunkamuraザ・ミュージアムの「ミラノ展」に出品されているのです!

ニコラ・ビュフ自身もまだ原書を目にしたことはないとのこと。きっと近日中にBunkamuraへ、最も美しい書物の一つとされる『Hypnerotomachia Poliphili(ポリフィロの夢)』を観に行くことでしょう。


Bunkamuraザ・ミュージアム「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」展示風景

品川の原美術館で「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」を観てから、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムの「ミラノ展」に行きその原点となった書物を観るか、それともその逆か…

何はともあれ、Bunkamuraと原美術館のハシゴしてみたいですよね!こんな偶然滅多にありませんしね。星の数ほど展覧会が開催されていると、こうした愉しみ方も出来るものです。


原美術館エントランス

フランチェスコ・コロンナ(ヴェネツィア 1433年〜1527年)
『ヒュオウネロトマキア・ポリフィリ(ポリフィロの夢)』
Hypnerotomachia Poliphili
ヴェネツィア、アルド・マヌツィオ、1499年
活版印刷|33.6×25.5×4.8cm
フォリオ版、羊皮紙による装丁、イタリア語とラテン語




最も偉大な出版人であり、近代的な意味での史上初の編集者とされるアルド・マヌツィオ(1450年頃〜1515年)が手掛けた活版印刷物の傑作『ヒュオウネロトマキア・ポリフィリ(ポリフィロの夢)』。著者はドメニコ会修道士フランチェスコ・コロンナ(1433年〜1527年)の作とされる。

170点の素晴らしい版画が挿入され、うち12点はページ全体を占める大きさ。また混合的な文体によって、洗練されたシンボリズムと絶え間ない文学的参照と共に、森の中から壮麗な建物を舞台とするポリフィロの冒険が綴られている。

1499年に刊行された初版は、歴史上、最も美しい書物の一つである。



フランチェスコ・コロンナ『ヒュオウネロトマキア・ポリフィリ(ポリフィロの夢)』

物語は、主人公ポリフィロが、五感の擬人像である5人のニンフに導かれ、その場所の女主人エレウテリダ(自由の女神)と最後に最も美しいニンフのポーリアと知り合い、彼女の愛を得る。

テキストとイメージが、完璧に調和し、真の傑作と言えるものとなっており、書物の芸術だけでなく、建築や装飾芸術に対しても大きな影響を与えた。



ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

開催期間:2014年4月4日(金)−5月25日(日)  
開催期間中無休
開館時間:10:00−19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/

展覧会公式サイト:http://www.poldi2014.com/
Bunkamuraザ・ミュージアムサイト内特設ページ:
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_pezzoli/

展覧会レビュー


「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」
(英題 Nicolas Buffe, The Dream of Polifilo)

会期:2014年4月19日[土]〜6月29日[日]
開館時間:11:00 am-5:00 pm
(水曜は8:00 pmまで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日にあたる5月5日は開館)、5月7日
主催 会場:原美術館

公式サイトhttp://www.haramuseum.or.jp
携帯サイトhttp://mobile.haramuseum.or.jp
ブログhttp://www.art-it.asia/u/HaraMuseum
ツイッターhttp://twitter.com/haramuseum

展覧会レビュー


ブリヂストン美術館で開催中の「描かれたチャイナドレス─藤島武二から梅原龍三郎まで」と、「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」も密接な関係があります。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/

注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

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