青い日記帳 

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「こども展」@森アーツセンターに行こう!

六本木、森アーツセンターで開催中の「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」もう行かれました?


「こども展」公式サイト:http://www.ntv.co.jp/kodomo/

凝ったタイトルが多い昨今の展覧会の中にあって、実にストレートで最小限の文字数で表しているこども展

これほど直球なタイトルだと、中には勘違いをする方もいるのではないかと、こちらが心配してしまいます。

「子ども向けの展覧会」なのではないかと。

豈図らんや、よもやそんなこと考えちゃう人いないだろうな〜と思っていたら、実際近しい友人がまさにそう思っていたと知り吃驚。

カタカナや難しい感じの並ぶ展覧会タイトルが氾濫する中、平仮名3文字で「こども」展とあると、確かにそう考えてしまうのかもしれません。展覧会タイトルって大事ですからね〜


クロード=マリー・デュビュッフ「ネリー・ビュネルの肖像」1850年頃 
個人蔵

さてさて、そんな「こども展」ですが、とても丁寧に作られた(構成された)西洋美術の展覧会です。決して子ども向けの展覧会なのではありません。

そもそも「こども展」は、2009年にパリ・オランジュリー美術館で開催されたLes Enfants modèles(「モデルとなったこどもたち」と「模範的なこどもたち」のダブルミーニング)を土台として構成されています。

パリでは20万人を動員する大注目展となり、様々な展覧会評が、大人たちによって交わされたそうです。

Les Enfants modèles,de Claude Renoir à Pierre Arditi
25 novembre 2009 - 8 mars 2010


クロード = マリー・デュビュッフ《デュビュッフ一家、1820年》1820年
ルーヴル美術館
© RMN-Grand Palais(musée du Louvre)/ Gérard Blot / distributed by AMF-DNPartcom

もし、ゼロからこれだけの作品を集め、展覧会と仕立て上げること日本では様々な面で難しいことでしょう。

今回は、オランジェリーでの展覧会を成功に導いた元オランジュリー美術館長のエマニュエル・ブレオン氏が監修しているからこそ実現可能だった展覧会です。(日本側の監修は千足伸行氏)

描かれたこどもたちがずらりと会場内にテーマに沿って並びます。(描かれた側=モデルとなった子どもの体験と、描いた側=子どもたちの親、または子どもたちと親しい関係にあった画家の想い。)


クロード・モネ《玉房付の帽子を被ったミシェル・モネの肖像》1880年
マルモッタン = モネ美術館
© The Bridgeman Art Library

また風景画や静物画が一切無く、全て人物画で構成されている点も「こども展」が、日本ではあまりお目にかかれない貴重な展覧会でもあります。

100点近い肖像画、人物画だけで構成された西洋絵画の展覧会って体験したことありますでしょうか。

「子どもたちの目線を通じて作品に秘められたメッセージやエピソードを読み解くという、絵画の新しい鑑賞方法を提案する画期的な展覧会」と謳われている「こども展」も気が付けば6月29日で終了となってしまいます。

まだ、行かれていない方いましたら、是非是非!


「こども展」展示風景

どうしても観てもらいたいので、「こども展」のペアチケットを青い日記帳(青い日記帳Facebookページもよろしくです)をご覧の皆さまに抽選で5名の方にプレゼント致します。
※受付終了しました。

チケットをご希望の方は、件名に「こども展チケット希望」。本文には、お名前(氏名)と、お持ちであればブログ名(URL)、Twitterアカウント等を明記しメールでお申し込み下さい。


ピエール = オーギュスト・ルノワール「ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども
1887年 オルセー美術館

当選された方にのみメールでご連絡差し上げます。

メールアドレスはこちらに記載されたgmailです。

Takeshi Nakamura | バナーを作成


当選された方にはこちらより数日中にこちらよりメールにてご連絡致します。

※Twitter、Facebookのメッセージでは受付けておりません。
※mixiその他でも一切受け付けておりません。
※また転売目的でのご応募はご遠慮下さい。

Twitterアカウント→@taktwi

毎回大変多くの申込みがあります。ご希望に添えない場合多々御座いますがご勘弁下さい。

展覧会の見どころトピックス

(クリックで拡大)

「こども展」の構成は以下の通りです。

序章
第1章:家族
第2章:模範的な子どもたち
第3章:印象派
第4章:ポスト印象派とナビ派
第5章:フォーヴィスムとキュビスム
第6章:20世紀のレアリスト


タイトルはシンプルな「こども展」ですが、とっても見応えのある「おとな」な展覧会です(しかも上質な!)。

三分の二が日本初公開作品。ピカソが子どもの為のおもちゃとして制作した切り抜きなども展示されています。


こども展 名画にみるこどもと画家の絆

会期:2014年4月19日(土)〜6月29日(日)
開館時間:10:00〜20:00
※4/29(火・祝)、5/6(火・休)を除く火曜日は17:00まで。
※入館は閉館30分前まで
会場:森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)
http://www.roppongihills.com/facilities/macg/
主催:日本テレビ放送網 / 森アーツセンター / 読売新聞社
企画支援:オルセー美術館/オランジュリー美術館
特別協賛:木下工務店
協賛:大日本印刷/損保ジャパン・日本興亜損保
協力:エールフランス航空/日本通運/JR東日本/BS日テレ/CS日テレ/ラジオ日本/J-WAVE/InterFM/文化放送/テレビ神奈川/WOWOW

「こども展」公式サイト:http://www.ntv.co.jp/kodomo/

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!


注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影されたものです。

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3633

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この記事に対するコメント

このタイトルとポスターでは展覧会の企画意図が伝わりにくいのが実に残念。5月半ばに訪れましたが、著名な画家が揃い、その約3分の2が日本初公開の作品という割には空いていました。売るために描かれた絵にはない温かみや想いがこもった作品の数々。子沢山だったけれど、子どもも親も若くして亡くなることが多かった時代の、胸に迫るような哀しみも感じました。また、モデルとなった当人たちの感想や愚痴がVTRやボードで紹介されているのも愉快。ほのぼのしたり、せつなくなったり。かなりの作品が個人蔵なので、一期一会の貴重な機会でもあると思います。なるべく多くの方に観てもらいたいのは私も同じ思い。いくつかのSNSで紹介して、実際に足を運ばれた方も数人いましたが……無力です(タメイキ)。
イザベル | 2014/06/12 1:50 AM
私も5月の土曜に行ってきました。混んでいることを予想していたのですが、空いていて驚きました。

ほのぼのとさせられたり、せつなくなったり、親の愛情を感じとったり、モデルとなったこどもたちの気持ちを考えるとふっ・・と笑ってしまったり、とにかくいろんな感情がわき上がった展覧会でした。見終わった後、自分の両親のことを思い、ちょっと涙でした。。。

見応えたっぷり、素敵な展覧会だと思います。
yuki | 2014/06/12 11:53 AM
会期中3度足を運びました。

絵そのものだけではなく、絵に込められたエピソードも楽しむ(というか、そこまで楽しまないと損)な展覧会、とても新鮮で、何度でも行きたくなる。こういう展覧会がもっと増えたらいいのにと思います。
音声ガイドも二種類聞きました。竹内まりやさんが語る画家(親)視点のエピソードと、声優さんによる子供視点のセリフ。大人でも両方聞いたほうが楽しめると思います。

3回目はこども展とGo-Betweensをハシゴ。フジタの、機械で遊ぶ子供たちの絵で終わり、そのまま現代の子供たちの現実やイマジネーションの世界へと繋がるこの流れは、これからこども展を訪れる全ての人にオススメしたいほど。セット割引もあるみたいですよ。学生は1800円でした。
Yuta | 2014/06/25 3:24 PM
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