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ミッション[宇宙×芸術]

東京都現代美術館で開催中の
「ミッション[宇宙×芸術]−コスモロジーを超えて」展に行って来ました。



東京都現代美術館でスタートした「宇宙」をテーマとした現代アートの展覧会。ほとんど期待せずに出掛けたのですが、これが実に興味深い展覧会だったのでした。

大きな理由としてバランスの良さがあげられます。現代アート作品だけでなく、所々に体験型展示(プラネタリウム、無重力体験等)を取り入れつつ全体を通してうまくまとめられています。

はっきり言って、何も制約を設けず「宇宙」をテーマとしただけでは収拾がつかなくなってしまいます。雑駁な感じにせず、幅広い分野から作品を集めまとめ上げた編集力の勝利です。


主な展示作品(クリックで拡大)

名和晃平、鈴木康広、チームラボといった日本の現代アートの有名どころを押さえつつ、ドイツのユリウス・フォン・ビスマルクや大御所松本零士先生まで、実に幅広い展開を見せています。

また、JAXA長期ビジョン/JAXA2025のためのイラストレーションやなつのロケット団といったアート作品ではなく、ダイレクトに宇宙と関わりを持つ組織からの出展もあります。


写真撮影可能な箇所も数か所用意されています。

極めつけは、日本画世界に誇るプラネタリウム・クリエーターである大平貴之の「SUPER MEGASTAR-供廚鮖箸辰紳慮嚇玄┐呂海硫読ずトライしておかねばなりません。

暗幕で閉ざされた展示室の壁や天井にメガスターにより映し出される無数の星たち。時間の経過と共にオーロラや流れ星も。一般的には椅子に座って観ますが、ミッション[宇宙×芸術]展では床にごろんと寝そべって観ることに。

大きめのビーンズクッション一つを二人で枕にし星空を見上げれば…開館以来最もロマンチックな展示空間となっています。どうりでカップル率が異常なまでに高いわけです。


チームラボ「憑依する滝、人工衛星の重力」2014年

「吉岡徳仁展」で光の教会があった吹抜けに、今回はチームラボによる巨大な滝が現出!

「滝」というタイトルに引きずられ、水が勢い良く人工衛星に向け落ちているとついつい観てしまいますが、人工衛星が宇宙空間を突き進んでいく姿にも見えて来るから不思議です。

子供向けにはこちらの体験型の作品がおススメかと。


福原哲郎&東京スペースダンス「スペースダンス」2014年

ちびっ子たちの列に一緒に並ぶ勇気がなく今回は諦めましたが、必ずリベンジ果たします。エルネスト・ネトのような作品に見えますが、これで無重力体験が出来ちゃうのです!

いやはや、気が付けば2時間半も会場に居ました。大宇宙を扱っているにしては、大味な展覧会ではなく、とても上手くまとめられていると思います。

ミッション[宇宙×芸術]展は8月31日までです。夏休みは混雑しそうですね〜


ミッション[宇宙×芸術]−コスモロジーを超えて

会期:2014年6月7日(土)−8月31日(日)
休館日:月曜日(7月21日は開館)、7月22日
会場:東京都現代美術館(企画展示室1F/地下2F・アトリウム)
http://www.mot-art-museum.jp/
開館時間:10:00-18:00(7月18日、25日、8月1日、8日、15日、22日、29日は21:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
共催:株式会社NHKエンタープライズ
企画協力:beyond[space+art+design]
特別協賛:DMM.com
協力:宇宙航空研究開発機構 (JAXA)/自然科学研究機構 国立天文台/一般財団法人 日本宇宙フォーラム/公益財団法人日本宇宙少年団/種子島宇宙芸術祭推進協議会/日本放送協会/三菱重工業株式会社/株式会社IHIエアロスペース/有限会社 大平技研/インターステラテクノロジズ株式会社/株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ/SPACE FILMS/SPACE TRAVEL/GROUND/多摩美術大学×東京大学/FIRST合原最先端数理モデルプロジェクト/イルミン美術館/東京都写真美術館/日亜化学工業株式会社/浜松ホトニクス株式会社/ソニー株式会社/NECディスプレイソリューションズ株式会社/株式会社プリズム/三菱電機株式会社/株式会社メディアタージ/福岡県 佐賀県/早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校/株式会社サクラクレパス/Chimons/株式会社 光洋/株式会社イマジカデジタルスケープ/朝日酒造株式会社 ほか

いつも以上に充実の常設展示も必見です。

開館20周年記念 MOTコレクション特別企画
クロニクル1995−

会期:2014年6月7日(土)−8月31日(日)

そして、宇宙といえば、今年の夏の「宇宙博 2014」!!

SPACE EXPO 宇宙博 2014 | NASA・JAXAの挑戦
会期:2014年7月19日(土)〜9月23日(火・祝) 
※会期中無休

あと約一ヶ月で開幕です!!
公式サイト毎日のようにチェックしいまかいまかと指折り数えオープンの日を待っています。
http://www.space-expo2014.jp/

Twitterやってます。
@taktwi

Facebookもチェック!


この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3639

JUGEMテーマ:アート・デザイン


21世紀最初の10年が過ぎ、私たちをとりまく「宇宙」はますます身近なものになりました。研究開発の進むリアルな宇宙と、アーティストの表現としての内的宇宙は、パラレルワールド=並行世界として急速に拡張/集束しつつあります。本展では、2014年夏の宇宙ブームにあわせて、限りなく私たちの日常に近づく宇宙領域と、アーティストらによる内的宇宙を、個々のコスモロジー=宇宙論を超える多元的宇宙として呈示します。 日本において戦後すぐに始まったアーティストらの試みは、現代作品(パーティクル=粒子や宇宙線による作品、人工衛星によるサテライトアートなど)として展開を続けています。約10年にわたりJAXAが実施した『人文・社会学利用パイロットミッション』*)など、世界的にも先駆的かつ意欲的な活動が試みられてきました。また近年、小惑星探査機「はやぶさ」帰還と同2号機打ち上げ、大規模な博覧会や展示施設のオープン、種子島宇宙芸術祭プレイベントなど、宇宙領域は社会的ブームとして活況を見せています。本展は、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品(フェアリング)などの宇宙領域資料、宇宙にかかわる文学、マンガやアニメーションなどエンターテインメント領域、参加体験型作品の展示やトーク&イベントを通じて新たな可能性を探り、「拡張/集束する世界をとらえ、描写する」試みです。かつてのような異世界や理想郷としてだけでなく、本当の意味で「日常」となる私たちの「宇宙」について体験し、考えてみましょう。
*注)宇宙芸術プロジェクト=「きぼう」日本実験棟での芸術実験
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