青い日記帳 

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「イメージメーカー展」

21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
「イメージメーカー展」に行って来ました。


http://www.2121designsight.jp/

21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)の最も広いメイン展示室がこれまで拝見したことないような、何とも軽々に言葉に出来ぬ雰囲気となっています。

照度を落とした黒い壁紙の展示室にはフランスで30年もデザインの第一線で活躍している、ジャン=ポール・グード(ean-Paul Goude)が手掛けた作品「ワルツを踊る機械仕掛けの人形」、「回転する機械仕掛けの人形」らが威勢よく存在感をあらわにしています。

ジャン=ポール・グードの規制の概念では捉えきれないそんな作品の為に作曲した三宅純さんのBGMが会場内に流れ、不思議さを増しています。


ジャン=ポール・グード「ワルツを踊る機械仕掛けの人形」2013-14年

このお二人、展覧会会場以外でも互いにその実力を認め合い、こうしたCDも発売されています。携帯に音源入れ会場に流れる音楽とは違ったものと共に観賞するのも悪くないかもしれません。

ジャン=ポール・グードがアートディレクションをつとめる三宅純のアルバム。

ロスト・メモリー・シアター, Act - 1

さて、今回の「イメージメーカー展」の主役とも言えるジャン=ポール・グード氏についておさらいしておきませう。

ジャン=ポール・グード Jean-Paul Goude
グードは30年余りにわたって絵画、ポスターデザイン、写真、映画、ビデオ、イベントのデザインを通じて、あらゆる意味で私たちのイマジネーションに影響をおよぼしている。1960年代初頭にキャリアをスタートし、1970年代には伝説的な『エスクワイア』誌のアートディレクターに就任した。1989年にはパリでスペクタクルな仏革命200周年記念パレードを手掛け、コダックやシャネルの広告から旬なスーパーモデルとの仕事に至るまで、同時代の精神を見事に捉えた作品を繰り返し発表している。



ジャン=ポール・グード「回転する機械仕掛けの人形」2013-14年

1789年に起きた「フランス革命」を記念すべく、凱旋門へ連なるシャンゼリゼ通りを、こうした機械仕掛けの人形たちを数百体(数万体!?)が列を成しパレードした様子もパネルで紹介されています。

民族間の問題や男女の性差が常に社会ニュースとなる現代に果敢に挑戦を挑むかのように、ジャン=ポール・グードの手掛ける人形及びフロートが群れを成しシャンゼリゼを練り歩く姿はパネルで見ても「おお〜」と思わせるものがあります。


デヴィッド・リンチ(自らの心象風景を映しとったリトグラフ)

メイン会場以外にも強力な個性を要する「イメージメーカー」たちの作品が展示されています(ロバート・ウィルソン 、デヴィッド・リンチ、舘鼻則孝、フォトグラファーハル)。

とりわけ、。レディー・ガガの靴を独自に創り出すことで、名を馳せている舘鼻則孝氏の「靴」と呼べるかどうか非常にあやしい靴作品も見逃せません。


舘鼻則孝

レディー・ガガの靴を作った男 〜『NORITAKA TATEHANA』
デザイナー 舘鼻則孝 インタビュー〜


人のイメージは恐ろしほど豊かであることを再度教えてくれる良い機会です。「明日も頑張ろう!」と自分自身の中で小さな意欲が湧いてくる展覧会でもあります。

「イメージメーカー展」は10月5日までです。


企画展「イメージメーカー展」

会期:2014年7月4日(金) 〜10月5日(日)
休館日:火曜日(9月23日は開館)
開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/

主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、在日フランス大使館、アンスティテュ・フランセ日本、在日アメリカ大使館
特別協賛:三井不動産株式会社
協賛:富士シリシア化学株式会社、富士化学株式会社、有限会社 ワイ・ケイ・エフ、Groupe AXYNTIS
協力:株式会社フレームマン展覧会ディレクター:エレーヌ・ケルマシュター
参加作家:ジャン=ポール・グード、三宅 純、ロバート・ウィルソン、デヴィッド・リンチ、舘鼻則孝、フォトグラファーハル
展覧会グラフィック:中島英樹、山口言悟(中島デザイン)
照明デザイン:海藤春樹
会場構成協力:宮崎晃吉21_21 DESIGN SIGHT
ディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
同アソシエイトディレクター:川上典李子


ジャン=ポール・グード

この記事のURL
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3658

JUGEMテーマ:アート・デザイン


21_21 DESIGN SIGHTでは、日仏文化交流に精通したキュレーターのエレーヌ・ケルマシュターを展覧会ディレクターに迎え、企画展「イメージメーカー展」を開催します。イメージとファンタジーの世界をつくりだすこと、多岐にわたるクリエイティブな分野を融合させること、そして今ここにある世界について語りながら、人々をそことは全く違った場所へ連れだすこと......。本展では、国内外で活躍する「イメージメーカー」たちによる、幻想的で斬新な仕事を紹介します。

希代の「イメージメーカー」として知られるジャン=ポール・グードは、1970年代から広告イメージのクリエーター、イラストレーター、デザイナー、そしてハイブリッドな作品や夢のつくり手として、世界を描き直し、変貌させ、魔法にかけ続けてきました。彼がつくる洗練された力強いイメージはアイコン化され、その比類のない美しさは世界中を駆け巡り、多くのクリエーターに影響を与えてきました。

展覧会にはグードと同じ「イメージメーカー」のスピリットを持つ、三宅 純、ロバート・ウィルソン、 デヴィッド・ リンチ、舘鼻則孝、フォトグラファーハルが参加します。写真、ドローイング、ビデオインスタレーション、動く彫刻など、モードや演劇、デザインや映画につながる彼らの作品とその創造のプロセスは、人々に多角的な視点を与えます。そして、私たちを想像の旅へと一瞬にして連れだしてくれるのです。

デザインやアートに定義などなく、既存の表現方法や分野を超えた自由な発想が求められています。視野を拡げ、あらゆる枠を取り払うことで、世界に驚きを与え、人々を魅了する作品が生まれるのではないでしょうか。「イメージメーカー展」は、表現に分野の境界は存在しないことを訴えかけながら、心を動かされるような体験と、幼い頃の無邪気な喜びといった感覚を届けてくれるでしょう。
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