青い日記帳 

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「ジョージ・ネルソン展」

目黒区美術館で開催中の
「ジョージ・ネルソン展−建築家、ライター、デザイナー、教育者」に行って来ました。


http://mmat.jp/

行きつけのビシトロが開店10周年を迎えるとのことで、お祝いの品を時計にしようと決めました。マスターの好意でいつも長居をしてしまうので、壁掛け時計があるといいね!と仲間同士意見が一致。

早速、LOFTまで壁掛け時計を見に行くと、まぁあるわあるわ。電波時計からからくり時計までこの中から一つ選ぶことは果たして出来るのかというほど種類豊富。壁掛け時計の需要ってそんなにあるとは思えないだけど…

しかし、そんな眼移ろいしてしまうほどある時計の中から、プレゼント用の一品を選ぶのに、ほとんど時間を要しませんでした。目に飛び込んで来た中で圧倒的な存在感を放っていた時計があったからです。

それが、こちら。

壁掛け時計 ジョージ・ネルソン ボールクロック マルチ 42110073

ジョージ・ネルソンがデザインした時計には基本的に「数字」がありません。長短針が指す位置によって時間を知らせるデザインです。

因みに、マスターに皆でジョージ・ネルソン「ポールクロック」をプレゼントしてから、目黒区美術館の「ジョージ・ネルソン展」へ足を運びました。会場にはこの時計以外にも何種類か壁にインスタレーションの如くまとめて展示されていました。

展覧会の構成は以下の通りです。

1.The House ― 住居  家具、プロダクトなど 
2.Office ― オフィス 
3.Graphics and Clocks ― 印刷物と時計 パンフレット、ポスターと時計
4.Exhibition ― 展覧会計画 
5.Bubble Lamps ― バブル・ランプ 
6.Education ― 教育 
7.Architecture ― 建築 
その他、ハーマンミラー社関連資料、日本関係資料


ドイツの美術館が企画した国際巡回展であり、日本で初めてジョージ・ネルソンについてデザインだけでなく体系的に紹介する貴重な展覧会です。

国内の巡回はせず目黒区美術館のみでの開催というのが、勿体ない気がします(その割に展覧会の告知もあまりなされていないように思えます)。

展示には、工夫というか苦慮されたようで椅子とテーブルを二段上下に展示するなどし限られたスペースを上手く使っています。かなりこうした展覧会にしてはメリハリの効いた展示です。


(一階のこの一角のみ撮影可能です)

「建築家、ライター、デザイナー、教育者」とサブタイトルにあるように、ジョージ・ネルソンの「肩書き」は実に多岐に渡ります。

あえて、一つだけに絞るとするなら「プロデューサー」ではないでしょうか。

自分ひとりでやれることには限界があります。とりわけ新しい時代を切り開いたパイオニア的な人物であれば尚更です。如何に人を巻き込めるかに掛かっています。

そうは言ってもそれは簡単なことではありません。才能のみならず人物的に優れていなくてはなりません。聖人君子でなくとも、温柔敦厚で外柔内剛な人物であることが必要です。

デザインの展覧会ですが、ジョージ・ネルソンの人柄、禀性をそこかしこに垣間見ることの出来る展覧会でした。

「ジョージ・ネルソン展」は9月18日までです。


ジョージ・ネルソン展−建築家、ライター、デザイナー、教育者
George Nelson ―Architect, Writer, Designer, Teacher


会期:2014年7月15日(火)〜2014年9月18日(木)
時間:10:00〜18:00
入館は17:30まで。
休館日:月曜日 ただし、7月21日(月・祝)及び9月15日(月・祝)は開館し、翌日は休館。
会場:目黒区美術館
http://mmat.jp/

主催:(公財)目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
企画:ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(the Vitra Design Museum, Germany)
特別協賛:ハーマンミラーインターナショナルアジア・パシフィック、ハーマンミラージャパン株式会社
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン・日本興亜損保、日本テレビ放送網、(有)共済企画センター、天童木工、マーベラス、サッポロビール
後援:アメリカ大使館




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 20世紀後半のアメリカのデザインを定義づけたデザイナーのひとり、ジョージ・ネルソン。 長くアメリカのハーマンミラー社のデザインディレクターを務めたネルソンは、イームズ夫妻やイサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードらの優れた仕事を導いて、戦後のアメリカン・デザインの確立に大きく関わりました。 しかし、ネルソンはまた、この展覧会のサブタイトルが表すようにさまざまな顔を持っていました。
 本展はドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアム(Vitra Design Museum)企画による国際巡回展「ジョージ・ネルソン展―建築家、ライター、デザイナー、教育者」のアジア巡回の一環で、オーストラリア、香港に続き、国内では唯一、目黒区美術館だけが開催いたします。 内容は、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム所蔵のジョージ・ネルソン関連コレクションを中心に、家具やプロダクト、模型や映像など約300点で構成されています。

 アメリカのコネチカット州ハートフォードで1908 年に生まれたネルソンは、1931年にイェール大学で建築の学位をとり、ローマのアメリカン・アカデミーで学んだ後、ニューヨークで建築事務所を設立しました。 建築雑誌の編集長を務めたほか、デザインの本質を語る多くの著書も刊行しています。戦後1946年からは、ハーマン・ミラー社で25 年にわたりデザイン部長を務め、当時まだ無名だったチャールズ&レイ・イームズ夫妻の才能を見出し、同社のデザイナーとして起用したことはよく知られています。 他にも、イサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードらをハーマンミラー社に招き、同社を一躍世界的な家具メーカーへと成長させました。
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