弐代目・青い日記帳 

  
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特別展「東山御物の美」第七週の見どころ
三井記念美術館開催中の特別展「東山御物の美」。現在の日本美術の美の基準を作った「東山御物」が一堂に会する10年に一度の奇蹟の展覧会です。

そのほとんどが、国宝、重要文化財に指定され、また個人蔵も多いことから会期中毎週展示替えが行われて来ましたが、今週第7週が最終週となります。


http://www.mitsui-museum.jp/

これまで同様に、「東山御物展」の企画委員を務めていらっしゃる東京大学東洋文化研究所の板倉聖哲教授に週ごとの見どころを、ピンポイントで解説して頂きます(素晴らしい!)

第一週目の見どころ」、「第二週目の見どころ」、「第三週目の見どころ」、「第四週目の見どころ」、「第五週目の見どころ」>」、「第六週目の見どころ」に続き、今週の見どころをズバリ、ピンポイントで教えて頂きました。

最終週・第七週目(11月18日〜11月24日)の見どころ。

愈々最終週。

室町時代の徽宗イメージを担った「国宝 桃鳩図」北宋時代・大観元年(1107)款、「国宝 秋景山水・冬景山水」南宋時代・12世紀 京都・金地院、「鴨図」南宋時代・12 〜13世紀 五島美術館が揃います。

『御物御絵目録』には10点の徽宗画が登場しますが、その内、確定できる5点すべてが出ています。これ以上の組み合わせはできるものではありません。

「鴨図」

これまであった東山御物展の企画者がみな挑んだ組み合わせでしょう。それがかなっています。10年前にもトライしましたが、かないなせんでした。

そして、何と急遽、伝徽宗筆「猫図」も、11月22〜24日の3日間限定ですが、特別出品されることが昨日決まりました。三井記念美術館の公式サイトにも情報が掲載されています。

11/22〜11/24、「猫図 伝徽宗筆」の特別出品が決定いたしました。
Facebookページ「日本美術全集 編集戦記」のこちらのポストに「猫図」と「桃鳩図」の画像があります。

勿論、徽宗作品だけではありません。

日本では唯一の真作、馬麟筆・理宗賛の「重要文化財 夕陽山水図」南宋時代・宝祐2年(1254)賛 根津美術館も最終週に登場しています。


牧谿「国宝 漁村夕照図
南宋時代・13世紀 根津美術館

牧谿も、あの「国宝 漁村夕照図」南宋時代・13世紀 根津美術館が同じく今週のみの展示室7にて公開されています。

まさに最初で最後、空前絶後の展覧会となりました。ぜひぜひお見逃しなく。

板倉聖哲(いたくら まさあき)
東京大学東洋文化研究所教授
1992年4月、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋美術史専攻)中退。東京大学文学部助手(1992年〜1996年)、財団法人大和文華館学芸部部員(1996年〜1999年)を経て、1999年、東京大学東洋文化研究所助教授。2013年、同教授。現在に至る。


「本当の古典(クラッシック)が観られる」奇蹟の展覧会。


特別展 東山御物の美 −足利将軍家の至宝−

会期:2014(平成26)年10月4日(土)〜11月24日(月・振替休)
会場:三井記念美術館/Mitsui Memorial Museum
(〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階)
http://www.mitsui-museum.jp/

開催時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
ナイトミュージアム :会期中毎週金曜日は19:00まで開館(入館は18:30まで)
休館日:月曜日。ただし、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・振替休)は開館

主催:三井記念美術館、読売新聞社
協力:凸版印刷株式会社、日本通運株式会社

第一週:10月4日〜10月13日
第二週:10月14日〜10月19日
第三週:10月21日〜10月26日
第四週:10月28日〜11月 3日
第五週:11月4日〜11月 9日
第六週:11月11日〜11月16日
第七週:11月18日〜11月24日

作品リストはこちら

まさにドリームリストそのものです。

室町殿が憧憬した唐物文化は
日本の空間を飾り、美意識の古典となった。



重要文化財 青磁輪花茶碗 銘馬蝗絆
南宋時代・13世紀 東京国立博物

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 唐物が崇拝された室町文化において、その頂点に君臨したのが義満らによって収集された将軍家のコレクション「東山御物」でした。それらは当時の中国的な感性を代表したのみならず、当時の日本人が受容し、変容させることで日本的なものの基礎ともなりました。その後の日本人にとって「東山御物」に見える美意識は絵画・工芸を鑑賞する一つの規範となり、桃山・江戸時代、さらには現代に至るまで「古典」として理解されてきたのです。その意味で、「東山御物」はまさに中世以降の美の規範といえるでしょう。
 本展覧会では、現在「東山御物」と伝称される多くの作品群から、絵画・工芸各々のジャンルで当時から極めて高
い評価を受けてきたもの、足利将軍家が確実に所有していたものを中心に抽出して構成いたします。
「唐物」の頂点に君臨する美を現代の展示空間でご堪能ください。
| 展覧会 | 22:15 | comments(1) | trackbacks(0) |
はじめまして。毎日楽しみにチェックしています。
おぉー!なんということでしょう!!
一昨日、三度目の鑑賞しに行ったばっかりなのに!!!
四度目の鑑賞かぁー。限られた予算でやりくりしてるので、ちょっと溜息です。笑
| みっきー | 2014/11/21 12:50 PM |










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