青い日記帳 

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長雨を眺めつつ

Vermeerの展覧会どこかで開催してないかな〜と
あれこれ検索していたら、Jude Raeという作家さんを発見しました見る

Large interior (Micky Allan)

いいですね〜一目見てフェルメールを彷彿とさせるこの作品。
窓の外をぼんやりと見つめる女性。
手紙を読むのでもなく、水差しを持つでもなく、
楽器を奏でるわけてもなく、とりたてて何もしていない様子。
フェルメールの全作品リストはこちら。)
"That's what I admire about Vermeer - the way the whole space seems to be filled with their presence, the object and subject being held in balance. That's what I wanted to try and aim for."
女性は手を重ね少し上向きに窓の外を眺めています。

「眺める」は古語辞典で意味を調べると
物思いに沈んでぼんやりと見る。また物思いにふける。
と書かれています。

小野小町の有名な歌
花の色は うつりにけりな いたづらに
          わが身世にふる ながめせしまに
この歌の「ながめ」。「眺め」と「長雨」を掛けていると習った記憶あります。

今日も秋の長雨がしとしと毎日降り続いています。

この作品、季節は定かではありませんが
もし今の時季であればさしずめ、
女性が、「長雨」の降る窓の外を「ぼんやり眺める」様子でしょうか。

ジュードレイさんも女性のようです。
女性の優しい感性がフェルメールの構図や光と相俟って
独特の新しい作品を生み出しています。

実際にこの目で観てみたいですね。

展覧会はキャンベラにあるHelen Maxwell Galleryで今月21日まで
開催されているそうです。
(ギャラリーのサイトには出展されている他の作品も紹介されています。)

こちらのサイトでも詳しく紹介されています。
Jude Rae won the 2005 Portia Geach Memorial Award for her winning painting titled “Large Interior (Micky Allan)”.


他にもこんな作品も描かれているようです。


Still Life 170 (Interior Figure at Window)

テーブルクロスや手紙を読む女の姿はフェルメール的でも、
ミネラルウォーターのボトルが置いてあるのが今風ですね。


フェルメール「手紙を読む青衣の女

この秋の長雨いったいいつまで降り続くのでしょう。雨
フェルメール | permalink | comments(3) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

この作家のことは知りませんでしたが、なかなかよさそうですね。特に一枚目の絵が私は好きです。
やはり”フェルメールのような。。。。”と意識している人を私も最近見かけました。
写真でもそんな作品を見かけます。
この間私が見た作品はフェルメール、ヴェラスケスなどの絵のほんの一部を極端に拡大して書いている人の作品だったのですが、今ひとつ何がやりたいのか私には不明でした。。。
したの記事の青木繁。。。もう長い事見ていなかったので、また見たくなってしまいました。
(遅ればせながらリンクさせていただきますので、よろしくお願いします)
seedsbook | 2005/10/11 4:18 PM
似てる〜。確かにフェルメールを彷彿とさせます。
でも「メーヘレンにより似てる」と思った私は、
ひねくれものかもしれない。
秋津(Arthur-co. in mixi) | 2005/10/11 6:13 PM
@seedsbookさん
こんばんは。

リンクありがとうございます。
感謝感謝です<m(__)m>

ジュードレイさんはたまたま検索していて発見しました。
掘り出し物のようで嬉しかったです。
検索ってこういう楽しみがあるからやめられないですよね。
古本屋に通うのと同じ感覚があります。

ロバート・キャパの弟さんのコーネル・キャパさんが
フェルメール風の写真を撮っています。
http://vermeer.jugem.cc/?day=20050508

青木繁は・・・好きです(一言)

@秋津さん
こんばんは。

面白い意見ですね。
メーヘレンのことも記事にしようしようと思って
未だ仕上げていません。オランダでメーヘレンの作品
実際に観て来ましたが当時は騙されてしまったのでしょうね、あれでも。
Tak管理人 | 2005/10/11 9:30 PM
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