青い日記帳 

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「古代中国の文字と至宝」展

サントリー美術館で本日まで公開の展覧会。
湖南省出土古代文物展 初公開《馬王堆と走馬楼》出土品
「古代中国の文字と至宝」展に行って来ました。



チケットを持っていたのに最終日まで行けずにいました。
今日も危うく行き損ねそうになり、お昼過ぎた後に「はっ!」と気が付き
慌てて赤坂見附まで行ってきました。

サントリー美術館は以前にも書きましたが新しく六本木へ移転が決まっていて
この展覧会が赤坂のサントリー美術館で開催される最後の展覧会だと
思い込んでいたので、「サントリー美術館最後の日だから無理してでも!」
と意気込んで行って参りました。ハイ。

「サントリー美術館のあらまし」(HPより)
サントリー美術館は、「私たちの祖先が育んだすぐれた伝統美術をもっと身近に鑑賞し、親しんでいただける場所を提供したい」というサントリー株式会社社長(当時)・佐治敬三の発意により、昭和36年(1961)11月に東京・大手町のパレスビル内に創設されました。以来、「生活の中の美」をテーマとして、日本古来の美術・工芸品の収集と展覧に力を注いでまいりました。昭和50年(1975)5月には東京・赤坂のサントリービルヘ移転し、現在にいたるまで幅広い展示・収集活動を展開しています。
館蔵品は、絵画、陶磁、漆工、染織、ガラスなど、日本人の生活に密着した作品を主体とし、今では総数3000点を数えます。館蔵品の常設展示は行っておりませんが、毎回現代の視点から意欲的な企画展を開催しており、ユニークな美術館として国内外から高い評価を得ています。
赤坂に移ったのが1975年とのことですから、
約30年あの場所にあったことになります。
ご苦労さまでした。ガレとか何度も観に行った記憶残ってます。

赤坂での有終の美を飾るにはちょっと地味目な展覧会。
何せ「古代中国の文字と至宝」ですから。。。

書道家の方なら泣いて喜びそうなこの展覧会。
文字文字文字がずらーーと展示してあります。
行書、楷書、草書。どれがどれだか解説読まないとよく分かりませんでしたが
文字よりもそれらが書かれてある「物」に目が行きました。

中国の三国時代の文字ですから、当然、紙に書かれた文字ではなく、
あるものは布に、あるものは木に、そしてあるものは印として
その文字が現在に残されています。

中には、前漢の時代(前206頃)のものまであって、
「今が2004年だから、、、えーーとおよそ2200年も前!!の文字」
なんて驚きながらひたすら、ガラスケースを覗いてきました。
ルーペ持っていくと良かったかもしれません。

文字が木に書かれているものは、日本では木簡と呼んでいますが
あちら中国では「木牘」(もくとく)と呼ぶそうです。
それと竹に書かれたものは「竹簡」というそうです。
で、それらの総称が「簡牘」(かんとく)

ですので、日本の木簡=あちらでは簡牘だと覚えておけば良いようです。

それにしても、大変な量の簡牘が展示してありました。
こんなに持ってきてしまってよいものかと心配になるくらい。
初めのうちはとても貴重なものだと思い丁寧に一つ一つ見ていたのですが
後から後からどんどん湧き出るように展示してあるので
さすがに後半は観るのも雑になりました。

順路に従って観ていき、最後の方になってこれらの出土品の
解説文があったので、読んでみると・・・
なななんと!!簡牘だけでも一箇所から
14万本も見つかったと書かれてありました。

日本の資本で湖南省長沙でデパート?を建設する予定地だった場所だそうです。
そこから、発掘調査をしてみたら・・・出るは出るは。ざくざくです。
14万本ですよーー流石中国。スケールが大きい!!

っと知ると、ここに来ているものはホンの僅か。
心配要らないようです。
(学芸員の方が展示したかったモノは来ていないそうです…悲しい。。。)

印も沢山展示してありましたが、一番目立ったのがやっぱり
金で出来た「鎭南將軍章」金印亀さんが上に乗っている
可愛らしい金印です。デザインセンス一番良かったかもしれません、これ。

満足して、いつものようにチラシを保存用にもらって帰ろうとすると、
そこにはなんと、次回展覧会のチラシが!!??
えっ!この展覧会が最後じゃないのサントリーさん??
次回「初期古伊万里展」
会期:平成16年11月2日(火)〜12月12日(日)
えーーーまだやるの??赤坂で??
「初期古伊万里展」が、最後!! 早とちりしました。

まだまだ12月まで続きます。サントリー美術館
以下プレスリリース
中国・湖南省の省都、長沙で発見された馬王堆漢墓は、奇跡的な保存状態のミイラと豊かな副葬品によって、世界的なセンセーションを巻き起こしました。その副葬品は、帛(絹の布)に書かれた書や絵から木簡、印、漆器、織物、楽器まで多岐にわたっており、前漢初期の歴史と文化を伝える極めて貴重な文物として知られています。また、長沙市中心部の走馬楼で見つかった木簡は、『三国志』の時代の歴史に光をもたらす画期的な史料であり、書道芸術としても、王羲之以前の草書を垣間見ることのできる書として注目を集めています。本展では、長沙の名前を世界に広めたこれらの発見を中心に、湖南省の出土文物を日本で初めて本格的に紹介します!
展覧会 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

こんばんは.おけはざまです.

「電車で寝てて,あわてて降りたらひとつ前の駅だった.」みたいな話ですね.

最近は中国ブームですね.
サントリー美術館の「古代中国〜」は特にマニアックでした.次回の初期伊万里も楽しみです.


おけはざま | 2004/10/24 9:36 PM
@おけはざまさん。
コメントありがとうございます。(TBも!)
どうもどじでいけません、、、
慌てて行ってしまいました。
でも、それなりに楽しめました。
中々自分からはこのような展覧会は行くことありませんからね。

次は「中国国宝展」かな?
Tak管理人 | 2004/10/25 9:15 PM
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 古代中国の文字と至宝 初公開≪馬王堆と走馬楼≫出土品 をサントリー美術館で観て
古代中国の文字と至宝(サントリー美術館) | 昼間の青い月 | 2004/10/24 9:23 PM