青い日記帳 

  
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「人造乙女美術館」
ヴァニラ画廊で開催中の
「人造乙女美術館」に行って来ました。


http://www.vanilla-gallery.com/

大人のための等身大人形専門メーカー「オリエント工業」と、山下裕二先生がタッグを組んで展覧会を開催すると聞き、一体どんなことになるのやらと開催を心待ちにしていました。

日本美術に登場する、女性をオリエント工業の「ラブドール」で再現せんとするまさに前代未聞の企画。単に二次元から三次元への以降ではなく、別次元へ昇華させんとする意欲的な試みです。


「如雨露」
池永康晟オマージュドール
桜樹志乃モデル

山下裕二先生がチョイスしたのは、橋口五葉、橘小夢、そして池永康晟の描いた女性たち。


橋口五葉「髪梳ける女
橘小夢「玉藻前
池永康晟「如雨露

これらの作品の三次元化をオリエント工業の「ラブドール」で成そうと、よくぞまぁ思いついたものだと感心してしまいます。

そして、それを実行に移すべく自らオリエント工業の工場まで足を運び、どの「ラブドール」を使うか、実際に可能かどうかまで山下先生自らが行いました。この熱の入れようは一体何なのででしょう(笑)


「如雨露」
池永康晟オマージュドール
桜樹志乃モデル

絵画(二次元)とラブドール(三次元)を対比させて観るという何とも不思議な経験。これはどちらか一方だけでは決して成立しない展示であることは間違いありません。

池永康晟オマージュドール・桜樹志乃モデルは本来、美しいロングヘアーの人形ですが、池永の作品に合わせるため、髪をアップにしています。人間でしたらたやすいことも、こと人形、ラブドールとなるとこれがとても難しいそうです。

うなじに苦心の痕跡を感じると同時に、ラブドールが放つ見知の妖艶な魅力を是非感じとって下さい。

そのあとで、池永作品を観ると、これまで以上に深い魅力とともに、目の前に現れてくるはずです。


山下裕二先生と池永康晟氏

描いたそばから飛ぶように売れてしまう池永作品を、所蔵者のご厚意でこうして観られるだけでも満足満足。

池永康晟 @ikenagayasunari
http://ikenaga-yasunari.com/

池永康晟_美人画bot @ikenaga_bijinga

日本美術の「これから」の一端を垣間見ることのできる、歴史的な企画展です。これは観ておかないといけません!

そうそう、会場内にはオリエント工業のスタッフや、ヴァニラ画廊のスタッフが手がけたラヴドールたちも展示されています。


Gaslight romance
りり

18歳未満は入場できない銀座の地下2階で開催されている、妖しい展覧会へ是非是非。本物のラブドールを触れるコーナーもありますよ!

「人造乙女美術館」は5月22日までです。混雑必至です。


人造乙女美術館

開催期間:2016年4月26日〜5月22日
営業時間:全日12:00〜19:00
(会期中無休/入場は閉館の30分前まで)
会場:ヴァニラ画廊
http://www.vanilla-gallery.com/
オリエント工業制作/監修:山下裕二
(協力:池永康晟、下尾明、ギャラリーアートもりもと)


池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
芸術新聞社
http://www.gei-shin.co.jp/

池永康晟画集『君想ふ百夜の幸福』レビュー

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http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4328

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人形でありながら生活に密接し、社会性を持ち、何より愛を受けるために創られた「ラブドール」という存在。
オリエント工業製のラブドールは、女性の似姿の中で最も愛を受ける形を極限まで追求した職人技術と、
「人と関わり合いを持つ人形」を制作するという志の結晶ともいえるでしょう。

ヴァニラ画廊では過去4度にわたり、オリエント工業の協力の元、不気味の谷を一足飛びで跳躍するラブドールの魅力の系譜を辿り、人形の新たな側面を異なる角度から見つめてきました。

今回は特別に、美術評論家の山下裕二氏監修のもと、日本画家・池永康晟の美人画をラブドールで完全再現し、
ドールの持つ美しさと美術表現の新たな魅力と可能性に迫ります。

また、他にも絵画の中から再現した美女たち、近未来を予感させる最新ドールインスタレーションなどを展示予定です。
人には宿ることのない不思議な魅力を持った、最も美しいドールたちの魅力を是非ご覧ください。

| 展覧会 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |









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