青い日記帳 

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「東京府美術館の時代 1926〜1970展」

東京都現代美術館で開催中の展覧会
「開館10周年記念 東京府美術館の時代 1926〜1970展」に行って来ました。



歴史のお勉強。
1926年(大正15)・・・上野公園に「東京府美術館」が開館。
            日本初の恒常的な美術展覧会場としての機能を有した。

1943年(昭和18)・・・「東京都美術館」と改称。

1975年(昭和50)・・・現在の「東京都美術館」が新館として開館。

1977年(昭和52)・・・「東京府美術館」解体工事終了。
            約50年の歴史の幕を閉じる。

東京府美術館から引き継いだ資料や戦前からのコレクションを
所蔵している東京都現代美術館(MOT)も今年で開館10周年だそうです。
早いですね〜時が経つの。1995年(平成7年)ですってオープン。

開館する前はロイ・リキテンスタインの『ヘア・リボンの少女』の高額購入を巡ってあれこれ議論が巻き起こりましたね。10年一昔。

10周年のバッチを美術館の職員の皆さん胸につけていらっしゃいます。今。

さて、さてこの展覧会。
普段常設展でも馴染みのある作品もあったりして
あまり特別展!という印象は受けません。

強いていうなら、中沢潮「作品」が愉快だったことくらいかな。
絵の具が隠されて仕掛けられているシーツ(ビニールで覆われています)の上を靴のまま歩いて絵の具を見事?踏みつけると色がばーーと広がります。

(本当は皆さんがご覧になったらいい作品もたーくさんあるはずです)

構成もシンプル
機崚豕府美術館」とは?
矯童修気譴襭瓦弔療戸会
・1926年第一回聖徳太子奉讃美術展
・1940年紀元二千六百年奉祝美術展覧会
・1949-63年日本アンデパンダン(読売アンデパンダン)
・1970年第10回日本国際美術展(東京ビエンナーレ)

これで、入館料大人1000円は高いしょんぼり
以上記事終了。。。といきたいのですが、が、が、
どんな展覧会にも見所はあるものです。ここから注目です。

では、まず東京都現代美術館企画展室の構造のおさらいから。
ここ大切です!

企画展示室は、3F、1F、B2Fの3つのフロアーからなります。この広いスペースを十分に生かした様々なジャンルの展覧会を国際的なスケールで開催します。

1階と3階がこの「東京府美術館の時代 1926〜1970展」の展示スペースです。
では、1階3階の平面図をご覧下さい。

オレンジ色の部分が展示室ですよね。で、中心にある×の部分は?
何かというと・・・そう!!!地下2階の展示スペースの吹き抜けの部分です。

その×の企画展示棟アトリウムに展示されているものと言えば?
1.ハウルの動く城 2.ネコバス 3.トンガリ君 4.エナジーヴォイド

そうなんです!エナジー・ヴォイドがこの展覧会の会場から観えるんです。
1階からも3階からも!!まさかイサム・ノグチも上からこの作品を観られると想像だにしていなかったはずです。まさかが現実となって存在しています。

エナジー・ヴォイドを上から観られることは他では有り得ません。ここだけの特権です。特に1階からは両方向から観られます。
「イサム・ノグチ展」これから行かれる方、この1000円は価値ある千円です。
迷わず、「東京府美術館の時代 1926〜1970展」のチケットも購入しましょう。


えーーい!!こうなったら??この展覧会のチケット
プレゼントしてしまいましょう!!
先着順です。早い者勝ちです。


☆沢山のご応募ありがとうございました。

「東京府美術館の時代展」チケット希望。または
「エナジー・ヴォイドが上から見たい!」と書いて
メール下さい。本館の一番下にメールメールあります。
1926(大正15)年5月1日、上野公園に「東京府美術館」(1943年「東京都美術館」と改称)が開館しました。これは、北九州市若松(現:八幡西区)出身の実業家佐藤慶太郎が投じた100万円の寄付によって実現したものでした。当時早稲田大学教授であった建築家岡田信一郎の設計になる「東京府美術館」は、恒常的な美術展覧会場としての機能を持つ日本で初めての美術館として建設され、1975年に新館(現・東京都美術館)が開館するまでのおよそ50年間にわたり、日展(文展、帝展)、二科展、日本美術院展をはじめとする公募団体の展覧会場として親しまれてきました。そして1977年、役割を終えた「東京府美術館」の解体工事は終了します。

 今回の展覧会は、この東京府美術館から引き継いだ資料や戦前からのコレクションを紹介するとともに、開館記念展となる1926年の「第一回聖徳太子奉讃美術展覧会」、1940年の「紀元二千六百年奉祝美術展覧会」、そして戦後の「日本アンデパンダン展(読売アンデパンダン)」(1949-63年)、1970年の「第10回東京ビエンナーレ 人間と物質」展という4つの展覧会を、当時の資料とともにおよそ200点の日本画、油彩画、彫刻、工芸、写真などの作品で回顧します。

 半世紀にわたって日本美術の動向とともにあった「美術館」の建設をめぐる経緯とそこで開催された展覧会を振り返り、「東京府美術館」という場所が果たした役割とその意味を問うことが、本展覧会の目的となります。それは、戦前から戦後にかけての日本の美術の在り方がいかなる変容を遂げたのかを、1926(大正15)年から1970(昭和45)年までの「東京府美術館」のあり方を通してとらえなおそうとする試みでもあります。
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(2)

この記事に対するコメント

チケット応募してしまいました 
これから、上から見られる機会なんてありそうもないですものね・・
この話から、私も「イサム・ノグチ」の作品を写真紹介しちゃいました(^^)
 
1992年の展覧会の時のカタログが出てきたんです
ごく薄いので、紛れてしまい見つからないでいたの(^^;
今回出なかった私の好きな「オリジン」「砥石」のタイプの作品や
エナジー・ヴォイドに繋がると思われるいい作品があります
えみ丸 | 2005/11/01 8:32 PM
@えみ丸さん
こんばんは。

応募の結果はメールでお知らせしますね。

TBしていただいた記事拝見しました。
いいカタログお持ちですねーー
本は大事にしておくべきだとつくづく思います。

陰陽を図案化した作品もありますね。
これ本物是非観たいなー
貴重な本を拝見させていただき感謝感謝です。
Tak管理人 | 2005/11/01 11:07 PM
今度の水曜日にイサム・ノグチ展に行くつもりでいます。
いい事を聞きました。ありがとうございます。
lignponto | 2005/11/02 12:14 AM
@lignpontoさん
こんばんは。

カタログには1階から撮影した写真が掲載されていますが
ご自身の目でしかと、じっくりご覧になるのが一番かと。
3階から見ると実はちょっと恐いです。。。
Tak管理人 | 2005/11/02 11:55 PM
日曜の午後からMOTに行って来ました。
封筒が必要なわけが分りました(笑)。

最初に「東京府美術館の時代」を見て、次に、「イサム・ノグチ展」の入場券を買ったのですが、既に、短い列が出来ていました。
「イサム・ノグチ展」のあと、常設をざーっと見て、入口に戻ると結構な列が出来ていました。3時過ぎです。
「イサム・ノグチ展」は、結構、混んでいました。
若い人が多かったように思います。

入場券、ありがとうございました。
ひょっとして、一番もらっているかな?
申し訳ない。
鼎 | 2005/11/13 6:48 PM
@鼎さん
こんばんは。

使っていただき嬉しいです。
「イサム・ノグチ展」はあまり普段美術館に行かない方からも
Takさんどうだった??と聞かれます。
それだけ関心が高いのかな?

結構難解な展覧会だと思うのですが。
上野と木場の掛け持ち移動が大変ですね。
特にMOTと東博は中に入ってから
歩く距離ありますからね。
Tak管理人 | 2005/11/14 12:14 AM
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  「イサム・ノグチ展」カタログ 1992年&2005年 本箱整理に伴い、「1992年の国立近代代美術館でのイサム・ノグチ展」のカタログが見つかった この時のカタログは、ごくごく薄い小型版だった 今回の「イサム・ノグチ展」にはない作品が多かった 今回はモエレ沼中
1992年「イサム・ノグチ展」より | 冬の虹 | 2005/11/01 9:05 PM
MOTへチケットを買う手間はなかったのですが結構混んでました。やはり現代アートの中ではわかりやすい方だからでしょう。 さて今回はNYのノグチミュージアムからどどっと来日。目玉はやはり「エナジーウ゛ォイド」、曲面が美しいです。静かでいて力強いパワーを感じま
イサムノグチとアンパンと | おとのえ えのおと | 2005/11/08 11:55 AM