青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
<< April 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 満月の夜 | main | 「杉本博司展」再び >>

プーチンを怒らせると…

上野で開催中の「プーシキン美術館展」連日大盛況。
今月8日、会期15日目で入場者数が10万人を超えたそうです!

遠く離れたスイスでも「プーシキン美術館展」が開催されていました。
(6月11日〜11月13日まで)

こちらの美術館です。
Pierre Gianadda Foundation

French Painting
Pushkine Museum, Moscow


It includes works of almost all the great French painters of the time – Edouard Manet, Claude Monet, Pierre-Auguste Renoir, Edgar Degas, Camille Pissarro, Alfred Sisley, Vincent Van Gogh, Paul Gauguin, Paul Cézanne, Maurice Denis, Henri Matisse, Albert Marquet, Pablo Picasso and Andre Derain. This is the part of the museum collection best-known abroad.

上野にも勝るとも劣らぬ錚々たる画家さんの名前が連なってます。
ルノワールの「女優ジャンヌ・サマリーの肖像」も
展示されたそうです。


これまた日本で開催されたらきっと大混雑するでしょうね〜
スイス国内のみならず、多くの人を魅了して13日に展覧会は
無事何事も無く終了したそうです。(20万人以上の来館があったそうです)

ところが
この展覧会終了後にとんでもない事件?が起こったそうです。
 スイス司法当局は16日までに、ロシア政府との取引で巨額の債権を持つスイスの貿易会社ノガ社の訴えに基づき、スイス国内で出展されていたロシア国立プーシキン美術館所蔵の印象派の有名絵画を差し押さえた。同美術館によると、差し押さえられた絵画は54点。
 在スイスのロシア大使館などが差し押さえを解除するよう当局と交渉しているが、差し押さえが続けば、今後外交問題に発展する可能性もある。
 スイス警察筋によると、差し押さえを受けたのはルノワールの「女優ジャンヌ・サマリーの肖像」やクールベの「波」のほか、モネ、ゴッホらの作品で、11月13日までスイス国内で開かれた同美術館展で展示されていた。絵画を積んだトラック計6台が差し押さえられた。絵画54点の保険金額は10億ドル(約1200億円)以上になるという。


ノガ社はロシアとの取り引きの中でロシア側の債務不履行により15億ドル以上の損害を受けたとしてロシア政府の海外資産差し押さえを申請していたそうです。このノガ社はこれまでに停泊中のロシアの帆船や展示中の最新鋭戦闘機などを差し押さえていたそうです。

プーチンがよく黙っていたなーー

その勢いで今回プーシキン美術館の絵画54点をトラックごと差し押さえるというこれまた前代未聞のことをやってのけたわけでしょう。

一体どうなってしまうのかと成り行きを気にしていたら・・・
今日のニュースにこんな記事が。
スイス・ジュネーブ州などの司法当局が、同国内での展示が終わったロシア国立プーシキン美術館所属の印象派絵画54点を差し押さえた問題で、スイス連邦政府は16日、押収無効の決定を下した。絵画を積んだトラック6台はロシアに向かった。
 スイス外務省の声明によると、連邦政府は「国有の文化財は国際法上、公共財とみなされ、差し押さえの対象とすることはできない」と判断、憲法の規定により司法当局の判断を覆した。


対応早っ!!
でもそりゃそうですよねーー
こんな事OKになったら絵画の貸し出しなんて出来なくなってしまいます。

スイスだけではなく全世界に影響を及ぼします。
計り知れないマイナスです。

特に日本は海外からの作品を貸してもらって
なんとか展覧会を開いているわけですからね。

ノガ社も損を被ったことは災難ですが
それはあくまでも商売の取り引き上でのこと。

絵画はロシア・プーシキン美術館のものではありますが
同時に全人類のものでもあると思います。
それは何処の国の美術館でも同じことです。

というか、戦争にでもなったらどうするの?ノガ社さん!?

msnのニュースサイトでもこの事件を
伝えていますが、
Masterpieces ordered returned to Russia

こういう発言も出てきて当然ですよね・・・

The Russian Culture Ministry reportedly ordered a halt to all talks with Swiss museums about lending them more artworks.

“I think this story will be concluded only when the paintings arrive home in our museum and we see them and evaluate their condition,” Pushkin Museum director Irina Antonova said on Russian television.

Although the museum will continue to loan its works to foreign museums, Antonova said “as far as Switzerland is concerned ... we should think about this very hard. We should be fully convinced that (the artwork) will be returned.”

Christoph Vitali, director of the Fondation Beyeler, another leading Swiss museum, said he was “horrified and baffled” by the seizure and that he feared it might affect a Matisse exhibit planned next spring with works loaned from a number of museums around the world, including the Pushkin.

なにか全然自分とは関係もない事件なのに
妙に「心配」してしまった事件でした。

因みに上野の「プーシキン美術館展」は12月18日までですよ!ノガ社さん。
その後、大阪にトラック絵画を運ぶはずですから、、、
そこが狙い目かと雷

でも大阪・国立国際美術館で、1月11日から開催なのですよね・・・
あれ??その間は作品は何処に保管するのかな?
ノガ社さん、そこも狙い目かと雷雷 
祝スイス3大会ぶりワールドカップ大会出場決定祝
その他 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

Takさ〜〜〜ん☆
おお!!そんなこと、こっそりとでも言ったら、ここは、有名BLOGなんだから。。。気をつけないと(笑)rossaが、国立大阪で観る前に。。。もしも、Takさんのサジェスチョンを受けた某国の関係者さまが。。。<狙い目>って、お持ち帰りになったら?!?あ〜〜〜。どうする?!?
rossa | 2005/11/18 12:04 AM
@rossaさん
こんばんは。

それは困りますね・・・
この展覧会是非rossaさんにも見てもらわないと!
某国の関係者様、某企業の関係者様。
どうぞrossaさんがblogで「見てきました〜☆」
と書くまでは手を出さないでくださいませ。
Tak管理人 | 2005/11/18 10:56 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
この記事に対するトラックバック
嫁でもナイゾーでも売っぱらって、借金返せぇーー!!
ミナミの帝王 | 神のいどころ | 2005/11/20 2:32 AM