青い日記帳 

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ピカソが描いた「ラス・メニーナス」

スペインを代表する画家ディエゴ・ベラスケスが描いた「ラス・メニーナス」(「女官たち」)は、誰しもが一度は目にしたことのある名画中の名画です。


ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス」1656年
プラド美術館蔵

スペイン、マドリードにあるプラド美術館へ行く一番の目的はこの名画を生で鑑賞することにあると言っても過言ではありません。

しかし、我々だけでなく、20世紀を代表する巨匠であるあのピカソも何度もこの絵を観るためにプラド美術館へ足を運びました。

パリで活躍したピカソですが、もともとはスペイン、マラガの生まれです。自国の巨匠であるベラスケスやゴヤには格別の思い入れがあったことは想像に難くありません。

そのピカソがこの「ラス・メニーナス」を描いた作品が残されています。それがこちらです。


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(1)」1957年

いかにもピカソが描いた作品らしいですよね。しかし彼はこれ1枚にとどまらず、なんと「ラス・メニーナス」を58枚も描いているのです。


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(4)」


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(13)」


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(47)」

ピカソが75歳を過ぎてから描いた「ラス・メニーナス」の58連作。一体どんな理由が彼にこの連作を描かせたのでしょうか。

ベラスケスの作品の真ん中に描かれているのは、幼いマルガリータ・テレサ。このマルガリータ王女の肖像画は年齢とともに複数枚ベラスケスによって描かれました。成長の記録のようなものですね。


ディエゴ・ベラスケス「白いドレスの王女」(5歳)
ウィーン美術史美術館蔵


ディエゴ・ベラスケス「青いドレスの王女」(8歳)
ウィーン美術史美術館蔵

この後に続くのが「ラス・メニーナス」です。

さて引き続き、ピカソ作品を紹介して参りましょう。微妙な違いと共に、彼が表現にこだわった部分が見えてくるはずです。


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(52)」


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(53)」


パブロ・ピカソ「ラス・メニーナス(58)」

バルセロナのピカソ美術館に58点全て所蔵されています。ピカソが描いた「ラス・メニーナス」展 日本でも開催してくれないでしょうかね。

ピカソはその長い生涯の中で、多くの画家の模写?リスペクト作品を残しています。これらをいつの日かまとめて観たいな〜と思っています。


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