青い日記帳 

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「エトルリアの世界展」

イタリア文化会館で開催中の
「エトルリアの世界」展に行って来ました。



何でもイタリア文化会館が全面的な建て替え工事を終えて
装いも新たに九段の地にオープンしたそうです。

以前レオナルド・ダ・ヴィンチのシンポジウムの際に頂いた
イタリア文化会館の「PROGRAMMA」の冒頭のあいさつ文です。

2005年を締め括る9月からの4ヶ月は、新しいイタリア文化会館が完成することにより、その歴史のなかで大きな一歩がしるされることになります。新しい会館はここ東京でイタリア文化を紹介、普及するのに、今まで以上にふさわしい場を提供することになるでしょう。
開館を機に一連の催事を開催する予定で、イタリア文化の多様性に富んだ様々な側面を紹介できるものと思っております。
 
イタリア文化会館館長 アルベルト・ディ・マウロ


とても派手なビルです。
向かいにある二松学舎の生徒さんもビックリしているでしょうね。

入口真正面から見上げて撮ってみました。
この建物イタリアの建築家ガエ・アウレンティの設計によるものだそうです。
いかにもイタリアって感じします。外見は。
以前ミサワホームの建売住宅見学に行った時のこと思い出しました。
フェラーリレッドを随所に使った家でした。。。

えーーーと、それで、何でしたっけ、展覧会の名前。。。

エトリルラの世界展
エルリトラの世界展
エトルリアの世界展
エルトリアの世界展

木村カエラは・・・リルラリルハ
リルラ リルハ
リルラ リルハ

エトルリアの世界展です。

「エトルリア」遠い昔に世界史で習った記憶あるような、ないような。。。
世界史用語集って結構今でも役に立ちます。
早速調べてみると・・・

エトルリア(エトルスキ)人 Etrusci
非インド=ヨーロッパ語族系、民族系統不明。エトルリア地方に定住。
王政であったが、貴族政治に移行。
宗教・占い・剣闘士競技・官職・水道など多くのものがローマに受け継がれた。


「古代ローマ帝国に強い影響を与えている紀元前に存在した謎の民族」
それがエトルリア人らしいです。

なので、この展覧会の会場は全て紀元前のものばかり。
奈良時代までくらいしか感覚で捉えきれない自分には???なものばかりでした。

例えばこれ。

フィブラ
フィブラって何?説明書きがありませんでした。
この画像のもの以外にも何点もフィブラ展示してあるのに。。。

分からない時は誰かに聞くしかありません。
でも、誰もいない。。。
駄目もとで、展示場入口にいた切符切りのお姉さんに聞いてみることに。
すると「フィブラ」とは衣服などが肌蹴ないようにするために用いた留め金または
ブローチのようなものだと親切に教えてくれました。感謝感謝。

分かってから観るとまた面白いものでもう一度見直してみると
動物がやけに多く意匠として用いられていること発見。
面白そうなので何種類の動物が会場内にいるか探してみることにしました。

馬、牛、鳥、野うさぎ、鹿、猪、それにスフィンクスまで!
自然と密接にかかわり生活していた様子をうかがい知ることできました。

黄金のフィブラも美しかったですが、もう一つ「ディアデーマ」も大変綺麗でした。
「ディアデーマ」も更にどんなものだか分からなかったので例のお姉さんにもう一度お聞きすると、王冠のようなもので、男性女性双方のお墓から出土しますとのこと。ティアラのようなものでしょう。感謝感謝。

家に帰ってから調べてみるとこの絵が検索に引っかかりました。
エドワード・ジョン・ポインター「ディアデーマを結ぶ少女

頭に載せている金色のものがDIADEMEです。

展示してあったものは大変薄くて吹けば飛んでいってしまいそうなほどでした。
チョコレートケーキの上に載せたらさぞかし映えるだろうな〜と不謹慎な想像。

ここの展示物、お姉さんの言葉で気がつかされましたが(遅い!)
ほとんどがお墓から出てきた装飾品などです。
実際に遺骨を入れてあった壺や遺体を安置した石棺も会場を
取り囲むように展示してありました。

棺桶にあたる石棺の上に作られた石造がみな同じ方向で寝そべっているのは何故なのでしょう?色々謎がありましたがこれが一番不思議でした。

気がつくのが遅かったようです。
新イタリア文化会館は謎の民族エトルリア人の結界が張り巡らされているのでした。

その結界を出る抜け道のごとく会場奥に黒いカーテンが引かれその奥へ進むと
・・・・・・・
「エトルリアの世界展」と併催し「イタリア現代美術展」を開催してました。

アルテ・ポーヴェラの代表的なア−ティストの一人であるミケランジェロ・ピストレットの「エトルリア人」(1976)が、古代と現代の間を結ぶ理想的な円環としてわざわざ会場内に特別展示されます。アルテ・ポーヴェラの動向の中で「ピストレットは鏡を使って、われわれが何者であるか、どのように存在するかを現象的に再構成し始めた。現実が鏡の中へ入ること、それは芸術と生の総対的関係の第一歩なのである」G. チェラント

その他の出展アーティスト及び作品:
マッシモ・カタラーニ「トウガラシの凱旋」 1998
ルドヴィコ・デ・ルイージ「魚たちの夢」 2003
サルヴァトーレ・エンブレマ「透明度」 1978
モラーゴ「しぶや」 2002
アントニオ・ペドレッティ「湿原植物」 2002
サンドロ・サンナ「光を求める岩石群」 2001


↑ある意味この人たちもエトルリア人に勝るとも劣らず謎でした。

紀元前の世界から一気にイタリアで現在活躍するアーティストの世界へ!!
イタリア文化会館掴みどころがありません。
外見だけでなく中身もイタリアンな建物でした。

「好評につき会期が18日まで延期されました。」ってそんな〜
11日までだと思って慌てて行ったのに!!
やっぱりイタリアン!!てれちゃう


このページ勉強になりました。
ポプローニアの考古学公園と北エトルリアの豪壮な墓
彫刻や石棺、金銀細工に宝石をちりばめた装身具、日用品、壷などが展観される本展は、紀元前7世紀から地中海を舞台に現れ、今日なお不思議な魅力を秘めて私たちの興味をかきたてる古代ローマ以前に栄えた文明の一つであるエトルリアの世界の歴史と文化を、その豊かさや多様性などと共に見て感じとっていただける展覧会です。最近の研究からは、広がりつつあった古代ローマの支配によって徐々に同化・吸収されて姿を消していった
紀元前2世紀に至るまで、同時代の他の住民たちと、特にギリシャ人との間の交流を示すこの文明の多岐にわたる様相も明らかになりました。政治権力、芸術、宗教、社会など各分野に焦点が当てられて展示されます。
展覧会 | permalink | comments(8) | trackbacks(4)

この記事に対するコメント

こんばんは。今、びっくりしました。
だって、私も本日、そこに行っていましたから。
友人から、チケットをもらえるので、九段下で待ち合わせ。
赤いイタリアンなビルの中に吸い込まれました。

暗闇の中、一体なんだろう??という質問だらけで見ていましたが、紀元前5世紀とか、お墓に入れた埋蔵物のようなこと、陶器のフォルムの立派だったこと、鳩と馬と共存にほほえましく思ったこと、等々。フィレンツェは、メディチ家ばかりじゃなかったんだぁ。。。
そのような初心者な感想を持ったのでした。
西洋史はまったく、知らないんです。

帰りにはやっぱりイタリアンランチを頂いて帰宅したのでした。
こちらでのレポートで、色々わかることがあって助かりました。

いよいよ明日、混雑するだろうけれど、川端龍子行ってくるつもりです。

冬休みに入るとなると、美術館巡りもお預け状態。
明日あたりで、見納めかなぁ・・・ショボン

では、また。すっかり入り浸りをご容赦下さいマシ。
色々なこと教えて頂けて、助かりました。
ありがとうございました。
あべ松 | 2005/12/09 10:56 PM
Takさん

こんばんは!
コメント&TBをありがとうございました。

このレポート、面白くて最高でしたo(*^▽^*)o~♪ お姉さん、随分Takさんにお優しかったんですね- ̄)
あんまし、私には説明してくださらなかったけど〜〜??

上記、フィブラも現代絵画も展示していなかったから最後に行ったもの勝ちでしたねぇ〜(゚-^*)ノvイイナァ〜

私も建物の「赤」の色は好きでしたよぉ〜♪来る日のワイン・レッドも決まりましたし〜♪♪


Julia | 2005/12/09 11:11 PM
こんばんは。早速のTBをありがとうございます。

現代美術展、とうとう開催されていましたか!
警備上の都合とは何だったのでしょうね。
要人が来られていたのでしょうか?

エトルリア初期の作品が特に面白いと思いました。
金の装飾品も見応えありましたよね。
はろるど | 2005/12/09 11:13 PM
Takさん

わたしも「フィブラ」について「お姉さん」に聞いてみました。似たような答えだったので、なんとなく不消化で、家に帰って調べてみました。驚いたことに、それは私が以前から知っている言葉だったのです。HPにそのことを書きました。↓
http://cardiacsurgery.hp.infoseek.co.jp/Children051.htm#051203

私が聞いた「お姉さん」は私にも親切でした。Juliaさんと同日に行ったようですが、もう1人「お嬢さん」がおられたので、ひょっとすると・・・。
とら | 2005/12/10 9:27 AM
TBありがとうございます^^
大きな展覧会だと解説文があるんですけど、なかったですよね。
図録があったようなので、文化会館に問い合わせて見ようと思います。
みつたけ | 2005/12/10 10:38 AM
ちょっと前にこの建物が「景観を損ねる」という理由で千代田区や近隣の住民から抗議を受けているというニュースをやっていました。
当の本人(?)はケロリとしていましたが(笑)
お向かいの大学の学生さんたちも「教室内がピンク色なんです」と苦笑してました。
ここまで話題になってると実物を見てみたいです。
さちえ | 2005/12/10 4:52 PM
いろいろ話題を誘った展示会でしたね。
良くも悪くもイタリアらしいというか・・・(笑
私は意外と存在感があってあのデザインでもいいのかな、と思います。
Megurigami | 2005/12/10 8:41 PM
@あべ松さん
こんばんは。

これ実はこの日に行ったのではないんです。
(^^ゞ
帰りに飲んでしまって、観たその日は
記事をupすること出来ませんでした。
よくあることです。

しかし、あのビルの入口の大きな扉を開けると
すぐそこにエトルリアの世界が広がっているとは
思いもしませんでした。びっくりです。

分からないことあると、最近図々しくなってきたので
係りの方にどんどん聞いてしまうようにしています。
「分かりかねます」なんていわれること多いんですけどね。
今回はあれこれ教えていただき助かりました。
先日行った川村記念美術館ではわざわざ学芸員さんまで
出てきてくださって少し焦りました。

龍子展の感想コメントおよせください。
来週でちょっと展覧会へ行くのは一休みしようと思ってます。
再活動は年明けでしょうか?
それまで待てればの話ですけどね。

@Juliaさん
こんばんは。

楽しんでいただけで嬉しいです。
画像でupしてあるフィブラは展示してありませんでした。
何でも都合?によって出展されていないとか。
うーーん。イタリアンです。
現代絵画はそれなりに楽しめましたけどね。

お姉さん?は丁寧でしたよ。驚くほど。
嫌な顔ひとつせず対応してくれました。
印象もちょっとしたことで大きく変りますよね。

@はろるどさん
こんばんは。

警備の都合といっても
現代美術が展示してあった場所は
誰もいませんでしたよー
地下でなにかイベントでもあったのでしょうか?
謎です。

金をあれだけ薄く精緻に加工する技術あったのですね。
あれには驚かされました。

@とらさん
こんばんは。

フィブラの語源先日千葉で伺ったので
それを頭にいれて観てきましたよ!!
かみさんとも
「これ、とらさんから伺ったやつだよね」と
話題にしながらしっかり鑑賞してきました。
事前の知識があっていつもより深く観ることできました。

「お嬢さん」の方は確かに・・・だったかもしれません。
・・・と思う方にはあまり聞かないようにしています。

@みつたけさん
こんばんは。

図録は売り切れてしまったとか。
問い合わせていらっしゃる方がいました。
こんなに入場者あるとは思わなかったのでしょうかね?
読売がつくとそれなりに入ります。

@さちえさん
こんばんは。

実物を見るとですね。。。
意外とおかしくないんです。
私もwebなどで観て「これはないかな」と
思っていたのですが、いざ行って実際に
目で見てみるとそれごどというかほとんど違和感ありません。
場所が場所だけに騒がれるのでしょうね、きっと。
今度、美術館ツアーでもやります??

@Megurigamiさん
こんばんは。

日本にいながらイタリアンな気分が味わえた絶好の機会でしたね。
帰りにタクシー利用したのですが料金誤魔化されないかと心配したのは
まだ気持ちがイタリアモードだったせいかもしれません。


Tak管理人 | 2005/12/11 2:20 AM
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