青い日記帳 

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小学館『ニッポンの国宝』の編集部に行って来ました。

発売前よりSNS上で話題となっていた『ニッポンの国宝 100


週刊 ニッポンの国宝100 1 阿修羅/風神雷神図屏風

分冊百科として9月5日発売となった第一号を皮切りに、週に1冊ずつ計50号まで様々な国宝を取り上げ、これまでにない切り口で紹介していく「国宝百科事典」です。

週刊ニッポンの国宝100|小学館 公式サイト

1冊で2つの国宝を大きく取り上げていますが、関連する国宝や今観られる国宝なども紹介されているので、50冊で100件の国宝ではなく、約300〜400件の国宝に出会えることが出来ます。



ネットでも「こんな付録をつけて500円で大丈夫なのか小学館…」と心配する声が上がっていますが、自分も実物を手にして同じ気持ちになりました。

特別付録 鳥獣人物戯画柄トラベルケースは、これ単体でも500円では到底買えないクオリティです。

初回は500円で次号から三倍の価格に跳ね上がるなんてことウィークリーマガジンではよくあることですが、『ニッポンの国宝』は第2号以降も680円という、とてもリーズナブルな設定となっています。


週刊ニッポンの国宝100 2 金剛力士像/松林図

しかも、特別付録が第2号にも付いてくるのです。運慶仏のオリジナルポストカード15枚!!もう馬鹿なんじゃなないかしらと言いたくなるくらいの太っ腹さ。

展覧会でポストカード買うと一枚150円です。それが15枚となると…2250円。正気か小学館。。。

ということで、とても心配になってきたので編集部にお邪魔して制作の現場を見学がてら担当者にお話しを伺てきました。



神保町駅直結の小学館ビルの某フロアに『ニッポンの国宝』の編集ルームがありました。このビル今年できたばかりなのでとにかく綺麗です。

出版社のオフィスってもっと雑然としたイメージがありますよね。



伺ったのは8月下旬のこと。丁度創刊号の最終調整を編集部で行っている時でした。阿修羅の手が見えますね。

ウィークリーマガジンですが、使用している国宝の写真は、とてもお高い『日本美術全集』と同じものだそうです。候補用の画像やどこかから借りて来た画像ではないのですね。



国宝を所蔵するお寺や美術館・博物館との信頼関係が成立していないとこのような特集は組めないそうです。

阿修羅の顔や手だけをバラバラに分解して掲載したり、風神雷神の実物大の画像を掲載したり確かに他の本や雑誌では絶対目にしないものばかりです。


創刊号と並行して第2号の表紙色味も検討。

そして特別付録の「運慶名作ポストカードブック」もここまで進んでいました。



運慶のポストカードが15枚、第2号に付いてくるはどうやら本当のようです。

流石に心配になって編集長に「これで大丈夫なのですか?」と聞くと「大丈夫じゃないですよ」と笑顔で応えてくれました。

「赤字だけど、国宝ひいては日本美術全体をもっともっと注目してもらうためにひと肌脱いでいるのです」とのこと。と同時に「皆さんに楽しんでもらえるのが一番ですから」とも。


週刊ニッポンの国宝100 2 金剛力士像/松林図

TwitterやFacebookアカウントも、敢えて「ニッポンの国宝」とはせずに「国宝応援団」としたのもそうした願いからだそうです。

Twitter「国宝応援団」
https://twitter.com/kokuhou_project

Facebookページ「国宝応援プロジェクト」
https://www.facebook.com/kokuhouproject/



編集部にお邪魔して一番驚いたのはたった4,5人で全て切り盛りしている点です。週刊ですから次から次へと手を付けていかなくてはなりません。問題も突然降りかかってくることもあります。

第50号が無事書店に並ぶまでスタッフの皆さんが、果たして生き残れるのか…新たな心配が生じた編集部訪問でした。

そうそう、付録はまだまだ続くそうですよ!


編集室の片隅に付録の試作品が!
こ・れ・は!ま・さ・か!!

お忙しい中、無理なお願い聞いて頂きありがとうございました。

週刊ニッポンの国宝100|小学館 公式サイト


週刊 ニッポンの国宝100 1 阿修羅/風神雷神図屏風

私たちには、世界に誇る宝がある.

今年は「国宝」という言葉が誕生してから120年。 日本美術の最高到達点ともいえる「国宝」に秘められた美と文化の歴史を再発見する年に、贈る。



「週刊ニッポンの国宝100」創刊号CM

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