青い日記帳 

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「プランツ・プラネッツ」

はじまりの美術館で開催中の
「プランツ・プラネッツ」展に行って来ました。


http://www.hajimari-ac.com/

アール・ブリュット作品を紹介する美術館と認識されている方も多いかもしれませんが、はじまりの美術館はそれに特化した美術館では決してありません。

今回の展覧会「プランツ・プラネット」も障害を持っている人と健常者の垣根を取り払い、敢えて一緒の空間に展示しています。



ここの美術館では、どれがアール・ブリュット作品なのかと知ろうとすること自体、野暮なことです。

明治時代に建てられた長さ18間(けん)約33mもある大きな一本柱が屋根を支える元酒蔵をリノベーションしたのが、はじまりの美術館です。


http://www.hajimari-ac.com/

2011年の東日本大震災によりオープンが大幅に遅れてしまいましたが、それでも情熱を絶やすことなく2014年に困難を乗り越え開館に漕ぎつけた美術館です。

数多くの建築賞やグッドデザイン賞を受賞するなど、建物自体も大きな注目を浴びています。展示室は靴を脱いで鑑賞。木の温もりや微妙な凹凸を足裏に感じながらのアート鑑賞はとても乙なものです。



「プランツ・プラネット」展の出展作家は、以下の通りです。

浅野春香、今村文、片桐 功敦+ I am flower project、蒲生卓也、鈴木祥太、宮原克人、吉田あさぎ


鈴木祥太《アキノノゲシ》2015

三井記念美術館で開催中の「超絶技巧展」にも出展している鈴木祥太氏。同じような作品でも自然豊かな猪苗代の地で観るのでは、感じ方もまるで違います。

植物に関わる7つの作品はいずれも魅力的なものばかり。そして同時に強い個性が感じられます。


吉田あさぎ《行先》2017

大勢の人で賑わいをみせる都会の展覧会に慣れてしまっていると、はじまりの美術館の展示がまるで別世界のもののように思えてきますが、これが本来のあるべき姿なのでしょうね。

作品一点一点と時間をかけゆっくりと語り合うことが出来たことが何よりの収穫でした。また、次回は春になったら訪れてみたいと思います。


倉庫として使われていた当時の張り紙を敢えて残しているのもいい感じですよね!

アートファンならずとも一度は訪れておきたい美術館が、このはじまりの美術館です。是非是非〜

「プランツ・プラネット展」は10月22日までです。


プランツ・プラネッツ

会期:2017年7月29日(土)〜10月22日(日)
開館時間:10:00〜18:00 
休館日:火曜
※8月25日(金)は16時閉館
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
http://www.hajimari-ac.com/
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
協力:西会津国際芸術村、福島県立博物館、公益財団法人東北障がい者芸術支援機構、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、筑波大学宮原克人研究室、オハラ☆ブレイク実行委員会
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ


美術館周辺の美味しいお店や見どころを収録した「猪苗代 あいばせMAP」が、美術館入口で配布されています。とても便利に使わせてもらいました。

美術館スタッフや地元のボランティアさんたちが、一枚一枚手で折って作った愛情のこもった観光マップです。


アール・ブリュット アート 日本

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私たちはこの星のカケラです。


ものを食べ
呼吸し
排泄する。

私たちの身体は、常に巡り続けるこの星の一部でできており、
それは、この星の命すべてにあてはまることです。

なかでも植物は、
大地に根を張り、大気に葉を茂らせ、実を結び
循環そのものを生きています。

昔からヒトは、「才能の花が開く」「努力が実る」など
人生の折々を、植物になぞらえ表現してきました。
植物は、衣食住すべてに関わりが深い、ヒトに最も身近な命とも言えます。

一方、ヒトは豊かで幸せな暮らしを求め、
効率性や生産性を高める仕組みを作ってきました。
物質的な豊かさを享受する一方で、環境に負荷をかけ、個々の独自性は軽視され、
社会は柔らかさを失っているかのようにも見えます。
「持続可能な社会」「多様性を尊重する社会」が叫ばれて久しくなりますが、
これらの言葉はどこか他人ごとのように響きます。


本展では、植物に関わる作品を制作する7組の作家を紹介します。
身の回りの植物をはじめ、植物の多種多様な在り方に目を向け、
ほんとうの意味で、豊かで幸せな暮らしとは何かを考えます。
作家たちは、植物に何を見ているのでしょうか?

この種があなたの中に宿り、何かが芽生えることを願います。
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