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画家モード・ルイスの生涯を描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス』

モード・ルイス(Maud Lewis1903年〜1970年)をご存知でしょうか。


“Deer and Fawn in Winter” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.

カナダで最も愛されている画家ですが、日本ではほとんど紹介される機会がなく、作品を観られる美術館もありません。

絵画をきちんと学んだことのないモード・ルイスが描いた作品は素朴で温かみのあるものばかりです。

そんなカナダ出身の画家モド・ルイスの生涯を描いた感動的な映画が3月3日より公開となります。


http://shiawase-enogu.jp/

リウマチを患い家族からも疎まれてきたモードと孤児院出身で一人で生きてきたエベレットが出会い、生涯を共にした夫婦の小さな愛の物語です。

良いことも悪いことも、きめ細やかに丁寧にすくいとり、まさに「人生」の全てがつまったような心熱くなる作品になっています。


© 2016 Small Shack Productions Inc./ Painted House Films Inc./ Parallel Films (Maudie) Ltd.

モードの絵画のモチーフは身近にある草花や動物などありふれたものですが、彼女の手にかかると温かみがあり愛らしい作品となります。

素朴派の画家として、いまなおカナダで愛されているモード・ルイスの生涯と作品を知る良い機会となりそうです。この映画を観るとノバスコシア州にある美術館へも足を運んでみたくなります。


“Oxen Team Winter” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.

こんな可愛らしい牛の絵見たことありませんよね!

さて、映画の予告動画をご覧ください。この中で壁に直接絵を描いているシーンが出てきます。そこに注目です!


映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編

キャンバスだけでなく、身の回りのものにもイラストを描き込み、彼女の住んでいた4メートル四方の家が、一番の作品と言われています。

映画ではスタジオではなく、外に実物大の家を建てそこで撮影を行ったそうです。

「大草原の小さな家」的な牧歌的な雰囲気の中で、画家として周囲に後ろ指をさされながらもたくましく生きんとする姿は、我々に大きな勇気を与えてくれます。


“Three Black Cats” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.

何かとギスギスしたことの多い昨今。仏像展で心を和ませるのと同じ感覚で、モード・ルイス作品と生き方をのんびりとこの映画で愉しみましょう。

心に余裕を与えてくれるとても素敵な作品です!


『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』

公開:2018年3月3日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、東劇ほかにて全国公開
監督:アシュリング・ウォルシュ
出演:サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク
配給:松竹
公式サイト:http://shiawase-enogu.jp/

映画公開にあわせて、カナダ大使館で、ノバスコシア州の画家モード・ルイスが花柄を描いた缶の容器(実物)のほか、絵画の複製や映画の撮影に使用された小道具などを展示する展覧会が開催されています。


“Cape Islander Cove” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」映画展
会期:2018年2月1日〜3月13日
会場:カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー
住所:東京都港区赤坂7-3-38
電話番号:03-5412-6304
開館時間:10:00〜17:30
休館日:土、日
入場無料
モード・ルイスは、両親と死別後叔母の家で暮らした後、魚の小売をしていたエベレットと結婚。彼女の絵が知られるようになったきっかけは、夫が魚を売る際に、モードが描いたポストカードを一緒に売り始めたことでした。若年性関節リウマチが悪化し、家事があまりできなかったモードに代わり、エベレットが家事をし、モードは絵を描き売ったお金を家計の足しにしていました。彼女が色彩豊かに描く風景や鳥、花などの絵はやがて評判となり、雑誌やテレビなどで取り上げられ、アメリカのニクソン大統領からも絵の依頼が入るほどになりました。ただ、2人は亡くなるまで電気もガスもない小さな小屋で慎ましく暮らし続けました。

扉や壁などに彼女の絵が描かれたモードとエベレットが住んでいた小屋は、1984年にノバスコシア美術館に移築されました。

本展は、モード・ルイスの人生と彼女の作品を知っていただく貴重な機会です。

Maud Lewis 1, 2, 3

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