弐代目・青い日記帳 

  
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「ファーガス・マカフリー東京」が北青山にオープンします。
NYにある「Fergus McCaffrey」(ファーガス・マカフリーギャラリー)が、東京北青山に「ファーガス・マカフリー東京」を新たにオープンさせます。


「ファーガス・マカフリー東京」

ファーガス・マカフリーは、2006年の設立以来、元永定正、中西夏之、白髪一雄、高松次郎など、日本戦後美術の国際的な評価を確立させる上で、中心的な役割を担ってきたギャラリーです。

マーシャ・ハヒーフ、バージット・ユルゲンセン、リチャード・ノナス、シグマー・ポルケ、キャロル・ラマなど独創性に富んだ気鋭の西洋作家の作品展示も行っています。

2018年3月24日(土)にファーガス・マカフリーは、東京スペースのオープニングとして、現代アメリカ美術を代表する作家、ロバート・ライマンの展覧会を開催。


ロバート・ライマン「Stamp」 (2002) 油彩、キャンバス 35.6 x 35.6 cm

1961年から2003年までに作成され、ライマンの長きにわたる創作活動の全容を概観する11の絵画作品を、3月24日から5月19日まで展示されます。

まとめてライマンの作品を観られる絶好のチャンスです。


ロバート・ライマン「無題」 (1980/2003) 油彩、キャンバス 48.3 x 48.3 cm
ライマン作品は、繊細と同時に雄大で、精巧でありながら超越的であると形容されます。本展ではライマンの哲学的でプロセスに基づいた制作アプローチと、 中西夏之、李禹煥、河原温等、同年代の日本人作家の制作アプローチがいかに共鳴するかを追求します。中西と同様、ライマンは自身が使用するミディアムの本質的な属性を追及し、様々な形式と技術の試みを通して、「絵画」のまばゆく瞑想的な特性を探ります。このようなアプローチは実験を重ねることで成立しますが、決して偶然の出来事に依存しているわけではありません。ライマンは形態、環境、素材、表面の間にある微妙な相互関係を探るため、精密で秩序だった探求を行うのです。

ロバート・ライマン「無題 」(1961). 油彩、油彩、ブリストル紙 22.7 x 22.9 cm

躍動的、表現的、抑制的表現から記号の反復。澄み渡る滑らかな表面から、力強い厚塗りまで、ライマンの描画スタイルは極めて多彩です。

一見、ライマン作品は単色のように見えますが、画布上には黄土色、青、グレーなどが繊細なグラデーションで塗布され、絵画層表面の白色下層部には、しばしば鮮やかな色彩の絵画層が横たわっています。

ライマンが使用する素材はとても幅広く、工業用ペイント、希少な顔料や支持体、接着剤か らファイバーグラス、金属、木材等の取り付け具にまで及んでいます。

支持体についてもボード、キャンバス、紙以外 に、表面を磨いて金属の自然な輝きを活かしたアルミニウムを多用します。


ロバート・ライマン「Section」 (1985) 油彩、アルミニウム 40.6 x 40.6 cm

こちらの作品は画像では全く分かりませんが、金属の輝きをぼかすのではなく、補足するかのように絵の具を配する技法が用いられています。

また、白いネジで壁に直接取り付けられることで、作品の展示技法とオブジェクトとしての特性を強く訴えかけています。

ライマンは一貫して白を基調とした作品を制作し続け、自身の作品は錯覚を試みない故に「リアリスト」だと宣言したことは広く知られています。

“何”を描くかは全く問題ではない。“いかに”描くか、それだけが問題だ。」というのは自身の創作に言及した有名な言葉です。

3月23日にオープンする「ファーガス・マカフリー東京」で開催される「ロバート・ライマン展」要チェックです!


「ファーガス・マカフリー東京」
〒107-0061 東京都港区北青山3丁目5-9-1F
http://fergusmccaffrey.com/


Robert Ryman (20th Century Living Masters)

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