青い日記帳 

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「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」(大阪)

サントリーミュージアム天保山で開催中の
「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 
プラハからパリへ華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生」展を観て来ました。



大阪に行くと必ずと行っていいほど立寄るのが「海遊館
他の水族館にはない、圧倒的な迫力があります。
 
深さ9m、最大長34m、水量5,400トンの巨大水槽を泳ぐジンベイザメ

その海遊館のすぐ隣にサントリーミュージアム天保山があります。
この美術館今まで入ったことありませんでした。

目的は水族館だったのですが、折角行ったのだからと思って
(決して美術館が今回は第一目的ではありませんでした、本当に!)
美術館の方にも立寄ってみました。

ただ、開催されていたのが「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」でした。

このミュシャ展は東京都美術館で開催されていたものと同じです。
2005年1月27日(木)〜3月27日(日)
もうかれこれ一年前!
月日が経つのは早いですね〜
これだからすぐ年をとるはずです。
東京展の時の記事

東京展の後、各地を巡回し、感動を伝えて・・・
名古屋展:2005年4月27日(水)〜5月22日(日)松坂屋美術館
浜松展:2005年6月10日(金)〜8月28日(日)浜松市美術館
松江展:2005年9月16日(金)〜11月6日(日)島根県立美術館
日本で公開される最後の場所がこの大阪での開催だそうです。

大阪展:2005年11月19日(土)〜2006年1月29日(日)
サントリーミュージアム[天保山]

一度観た展覧会に二度行くことはたまにありますが
一年も間を空けてから同じ展覧会を観たことは流石にありません。

楽しみは幾つかありました。
^貲後同じ作品を観て果たしてどれだけ覚えているか。
同じ絵を観て一年前とどれくらい違う感想を持てるか。

,亡悗靴討狼憶力のなさは天下に名を轟かせているので
今更ミュシャ展で確認するまでもなく。。。
結構覚えていないものありました。

連作「四季」や「黄道十二宮」、「サラ・ベルナールのポスター」などは
展覧会以外でも目にすることが多いので流石に覚えていたのですが、
「スプレー式香水「ロド」」など絵ではない参考作品はほとんど忘れていました。

△麓穫があったように思えます。
東京展では完成作品を中心に「綺麗だな〜」なんて思いながら
観ていましたが、大阪展ではそれらの習作や下絵に目がいきました。

例えばこれ。

「サロン・デ・サン 20回展 ポスター』とその下絵です。

東京展では左側の絵しか重点的に観ていなかったようで
右側の下絵との細部の違いを発見することできませんでした。

でも、こうして比べてみると、髪形や下絵にはある頭の周りの☆が
完成品では☆が消えていたり、髪形が変化しているのに気がつきます。
(左手で持っているペンも、位置も違いますね)

それに、下絵を見るとミュシャはラインを決めるのが素早かったように思えました。
絵心の無い自分などが下手なイラストを描く際にラインが決まらず
余計な線を意味無く汚く何本も描いてしまうのとは大違いです。

こうして習作や下絵と出来上がった作品を見比べてみると
上野では見えなかったミュシャの新たな魅力が浮き上がってきました。

他では、ニューヨークのドイツ劇場の装飾「喜樹」「悲樹
メンタルなイメージの表れとされる一連の「パステル画」などに惹かれました。

それともう一つありました。
展覧会の会場が変ると作品の見せ方も変ります。
それもまた楽しかったです。

最後に「海遊館」前の広場を行進していたペンギンさんの写真です!
         
1860年、現在のチェコ共和国東部のモラヴィアで生まれたアルフォンス・ミュシャ。彼はミュンヘンやパリの美術アカデミーで学んだ後、1894年には当時の伝説的な女優サラ・ベルナールのポスター『ジスモンダ』を制作し、一夜にしてパリ中の話題をさらい、一気にスターダムにのし上がりました。その後、流れるような髪をもつ華やかに着飾った美しい女性、色とりどりの花や植物、ゴージャスな宝石などを散りばめた装飾性豊かなポスターや版画で一世を風靡し、その名声は大西洋を越えてアメリカにまで響き渡りました。今日ではミュシャはアール・ヌーヴォー様式の代表的な作家として、忘れることのできない存在となっています。
本展は、ロンドンのミュシャ財団の全面的な協力をうけて開催される本格的な展覧会です。 代表的なポスター・版画はいうまでもなく、これらの下絵となったデッサン・水彩画や、独自に制作された油彩画・彫刻・装飾美術、ミュシャ自身が撮影した写真、加えて祖国の為にデザインした紙幣、切手など、約100点の日本初公開作品を含む240点の作品を展示します。まさにミュシャ芸術の集大成ともいうべき大規模な展覧会といえます。
展覧会 | permalink | comments(6) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

Takさん

ミュシャ展、昨年のことを思い出しながら
懐かしく拝見いたしました。

上記のように、デッサンと実際のポスターを
比較して観るのも面白いですね!
ミュシャが描いた沢山のデッサンにも感動
したことを思い出しました。

本当にペンギンが行進していたのですか?
(゚O゚ ;)スゴイ!
Julia | 2006/01/12 5:43 AM
下絵の時は全体を見据えていますが、段々と視点のポイントが、
豊かな胸と艶かしい腕に集中して来る過程が見えて面白いですね!

豊かな髪や髪飾りが胸や腕をより際立たせ、逆にそこから
目をそらさせるような大きな★や、脇の下などが消されて
いるのですね〜

丁度、昨日クリオネをTVで見て、「海遊館」を検索した所だったので、偶然の一致に驚きました^^
山桜 | 2006/01/12 11:11 AM
美術の知識が何もなくてもこうして2枚を並べていただくと
別の見方があるんだなぁ、と実感しました。

曲線の柔らかさや作品の儚げなイメージが太く濃く強調されるラインとトリック的な3Dの構図によって大胆に見えるのが不思議です。
ミュシャに描かれた女性は幸せだなーと思うのでした(笑)
かじゅう | 2006/01/12 1:11 PM
@Juliaさん
こんばんは。

ミュシャ展懐かしいですよね。
まだ一年前なのに・・・

東京で観た時はほとんど下絵との
比較なんてせずに観ていました。
観方によって楽しみも変わってきますね。

ペンギンは本物ですよ!
これを見るのが一番の目的だったかもしれません。

@山桜さん
こんばんは。

ミュシャは女性を観る目が違います。
女好きなんて言うと表現が悪いようですが
好きこそものの・・・でやっぱり好きでないと
これだけの奇麗な作品は描けないと思いました。

外枠をまず初めにしっかり決め
細部は熟考しながら仕上げていった過程が
二つを比べただけでもよく分かります。

クリオネって実際に見ると小さいですよね〜

@かじゅうさん
こんばんは。

絵画好きなかじゅうさんがご覧になれば
私などよりもっともっと新鮮な見方
できるかと思いますよ!

ミュシャに描かれてみたいと思う女性
多いでしょうね〜奇麗さ10倍で描いてくれそうです。
(^^)
この絵もそうなのですが、髪の表現がとても上手いなーと思いました。
Tak管理人 | 2006/01/12 5:21 PM
こんばんは。
今回の展覧会では渡米以降の作品が印象に残りました。
スラヴの民族衣装を身に着けた少女たちは、
素朴ですが実に魅力的です。
特に「ボヘミアの唄」の草原に座るうっとりとした表情の少女など本当に美しいと思いました。

海遊館は開館したばかりのころ(1992年)に一度だけ行ったことがあります。

私は水族館は好きなのですが、愛媛県内には淡水魚の水族館しかないので、
ペンギンやラッコのいる水族館が近くにあればいいのにと思います。
千露 | 2006/01/17 8:26 PM
@千露さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

アメリカ行く前の作品と行った後での作品では
同じ作品でも違いが見られましたね。
スラブ叙情詩の大作は是非一度
プラハに行って観たいと思ってます。

水族館は美術館同様大好きで
これなら、かみさんも大賛成してくれるので
行きやすいです!!

ラッコはどこの水族館で見ても
餌食べてばかりです・・・
大食漢ですね。
Tak管理人 | 2006/01/17 10:19 PM
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神戸・大阪展覧会めぐりの旅の最後を飾るのはサントリーミュージアム天保山で開催されているミュシャ展です。 私は1994年に堺市博物館で開催されたミュシャ展を見たのですが、 ポスターの主要作品はほとんどどちらの展覧会にも展示されていました。 ミュシャのグラフ
ミュシャ展 | Windflowers | 2006/01/16 11:34 PM