青い日記帳 

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「7つのヒマワリ」

大塚国際美術館にあらたに加わった
新展示「7つのヒマワリ」を観て来ました。

君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。


http://o-museum.or.jp/

大塚国際美術館が開館して今年で20年が経つそうです。古代から現代アートまで鑑賞ルート総数約4kmにもおよぶ巨大な空間に西洋名画1000点以上が原寸大で再現され展示されている様は圧巻の一言に尽きます。

今回で3回目の訪問となりましたが、既視感を全く感じさせないのは、その作品数の多さゆえとても何回か行っただけでは頭にインプット出来ないからでしょう。

美術館にお勤めの方でも、どこにどの作品があるのか把握するには相当に大変なことでしょう。



古代遺跡や教会など動かせない、運び出せない作品は空間ごとまるまる再現しちゃっています。勿論原寸大で!空間展示は大塚国際美術館の一番のウリのひとつではないでしょうか。

君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。

↑環境展示の素晴らしさについては、以前いまトピでも書いたので今回は割愛するとして、あらたに加わった新展示「7つのヒマワリ」について感じたことを書いておきます。



これまで陶板についての解説がなされていたスペースをあらため、ゴッホが花瓶に描いたヒマワリ作品全て(7点)を並べて展示するという意欲的な試みがなされています。

南仏アルルで友人の画家ゴーギャンと共同生活をする通称「黄色い家」のアトリエを飾るために描いたヒマワリの連作。

所蔵している美術館のそれぞれの至宝ゆえ、貸し出されることはまずありません。ましてや全てが顔を並べるなんて絶対にありないことです。


フィンセント・ファン・ゴッホ「ヒマワリ」1888年
個人蔵

1枚目のヒマワリは個人蔵でまず展覧会に出ることはありません。最後にアメリカの美術館で展示されたのがもう何十年も前のことです。


フィンセント・ファン・ゴッホ「ヒマワリ」1888年
1945年兵庫県芦屋市にて焼失
調布市武者小路実篤記念館所蔵の画集写真より再現

2枚目は戦禍の犠牲となり、今は存在しないヒマワリ。カラー写真が残っていたのでこうして再現されています。

ゴッホの幻の「ヒマワリ」


中央のロンドンのナショナル・ギャラリー蔵「ヒマワリ」は 7点のうち、4番目に描かれたとされています。

それ以降のヒマワリはこの作品を元に描いたそうです。

展示室では制作年代順に展示されています。

1枚目 個人蔵
2枚目 1945年兵庫県芦屋市にて戦禍で焼失
3枚目 ノイエ・ピナコテーク(ミュンヘン、ドイツ)
4枚目 ナショナル・ギャラリー(ロンドン、イギリス)
5枚目 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京、日本)
6枚目 フィラデルフィア美術館(フィラデルフィア、アメリカ)
7枚目 ゴッホ美術館(アムステルダム、オランダ)



銅板で再現していると聞くと画面表面がのっぺりとしている気がしますが、実際に観るとゴッホのザクザクとした荒い筆致が凹凸で再現されています。まるで油絵具を盛ったようです。

ガラスケースに入っていないどころか、絵に触れてもOKなのでその感覚を視覚のみならず指先でも感じることが出来るのです。ゴッホとの距離がちょっと近づいた気がしませんか。

ゴッホ好きにはたまらない新たな展示が加わりました。そして「7つのヒマワリ」の脇には彼の絵も…



ゴッホをテーマとしたカフェ「Cafe Vincent(カフェ フィンセント)」も「7つのヒマワリ」の新展示に合わせてオープンしました。

ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」をイメージした黄色いカフェテラス席が目を惹きます。また店内にはゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」をリアルに再現した撮影スポットも用意されています。


絵画の主人公になれる体験イベント「#アートコスプレ・フェス」も好評開催中です。これ実際に着るとはまります!

新作20着、全37着の衣装でゴッホの画家人生をたどるアートコスプレ体験が楽しめる大塚国際美術館ならではの催しです。初めは抵抗感あった我々夫婦も最後はこんな再現コスプレまで!


http://www.o-museum.or.jp/

大塚国際美術館オソルベシ!また行かなくちゃ!!

君は「行ってよかった美術館ランキング」1位の大塚国際美術館を知っているか。


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この記事に対するコメント

大塚国際美術館には、こういう小さいものではなく、もっと大きい壁画やモザイク、古代遺跡壁画再現なんかをやって欲しいと思っています。
山科 | 2018/08/16 6:10 AM
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