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文化庁主催「江戸絵画名品展」「長澤蘆雪展」開催中です!

「江戸絵画名品展」と「長澤蘆雪−18世紀日本のアバンギャルド」展が、文化庁主催でこの秋開催されます。

ちょっと待って!そんな展覧会開催するの聞いていないよ〜どこの美術館でやってるの??と気になりますよね、焦りますよね、チェック漏れかと思い。

実はこの2つの日本美術を紹介する大規模な展覧会、日本国内ではなく現在海外の美術館で行われているのです。


「江戸絵画名品展」

こちらの会場はロシアのプーシキン美術館
文化庁は,平成30年9月4日から平成30年10月28日にかけてロシア連邦・モスクワ市のプーシキン美術館において「江戸絵画名品展」を開催します。文化庁主催海外展をロシアで開催するのは今回が初めてです。

本展覧会は,日露間における人的交流の拡大に向けた方策の一つとして安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が合意した「ロシアにおける日本年」の主要イベントの一つです。




日本国内でこの規模の展覧会を開催したら何十万人も押し寄せる人気展になること間違いなし。冷静に考えると今現在これらの作品は、日本ではなくロシアにあるのです!

「国宝 鷹見泉石像」渡辺崋山筆(東京国立博物館)
「国宝 納涼図屏風」久隅守景筆(東京国立博物館)
「重要文化財 風神雷神図屏風」尾形光琳筆(東京国立博物館)
「重要文化財 夏秋草図屏風」酒井抱一筆(東京国立博物館)
「重要文化財 群仙図屏風」曽我蕭白筆(文化庁)
「重要文化財 万歳図」与謝蕪村筆(文化庁)
「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」葛飾北斎筆(千葉市美術館)
「富士山図屏風」狩野探幽筆(板橋区立美術館)

日本から出品される国宝,重要文化財を含む116件は当然ながらロシアでは初の展示となります。果たしてあちらの方々の目に江戸絵画はどのように映るのでしょう。

そしてロシアっ子に人気を博すのはどの作品なのでしょうか。気になります。セーラームーン大好きなメドベージェワにもこの展覧会観てもらいたいですね。


「江戸絵画名品展」

会期:平成30年9月4日(火)〜10月28日(日)
開会式:平成30年9月3日(月)
会場:ロシア・モスクワ市プーシキン美術館
https://pushkinmuseum.art/
主催:文化庁,東京国立博物館,プーシキン美術館
特別協力:千葉市美術館,板橋区立美術館

そして、もう一つの蘆雪展はスイス連邦・チューリッヒ州のリートベルク美術館で開催されています。


「長澤蘆雪―18世紀日本のアバンギャルド」展
この展覧会は,(1)長澤蘆雪の芸術に対して近世の禅思想はどのような影響を与えたか,(2)蘆雪はなぜ特に動物,子供,禅機といった画題にこだわったか,(3)蘆雪はパトロンとどのような関係をもったか,(4)蘆雪の作品に彼が活躍していた地方の特殊性がどのように反映するか,(5)蘆雪の誇張した表現への傾向にはどのような原因があったか,という研究テーマにより,54件の名品をもって蘆雪の画業を網羅します。

重要文化財「紙本墨画竜虎図のうち虎図」長澤蘆雪筆(無量寺所蔵)


「寒山拾得図」長澤蘆雪筆(高山寺所蔵)

「江戸絵画展」はまだバラエティー豊かな作品が並ぶので日本美術初見の海外の人にも興味を持ってもらえるかと思いますが、芦雪展となるとクセが強いので果たしてどうでしょう。

いきなり、芦雪の作品見せられて「凄い!」とはなりませんからね。

逆にスイスの方たちの素直な感想や反応が知りたくなります。

それにしても、紀串本町の禅宗名刹,無量寺の本堂障壁画の展示を、展覧会会場の中心に障壁画を約35枚,オリジナルの位置関係で見せるとはかなり本気です。



会期:平成30年9月6日(木)〜11月4日(日)
開会式:平成30年9月5日(水)
会場:スイス・チューリッヒ州 リートベルク美術館
http://www.rietberg.ch/en-gb/home.aspx
主催:文化庁,リートベルク美術館

日本古美術海外展のページ時折チェックしてみましょう!

そして、偶然この時期にロシアかスイスに行かれる用事のある方、是非展覧会も。これは自慢できますよ〜


かわいい こわい おもしろい 長沢芦雪 (とんぼの本)

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近年,東京国立博物館とプーシキン美術館は,文化庁の補助事業である「北米・欧州ミュージアム日本専門家連携交流事業」により交流と研究を進めてきました。

こうした中,平成30年度は「ロシアにおける日本年」であることを受け,文化庁と東京国立博物館は,所蔵の江戸絵画作品を中心として,千葉市美術館,板橋区立美術館などが所蔵する作品に,ロシア所在の優品を加えて展示する「江戸絵画名品展」を開催することとなりました。

この展覧会では,武家好みの瀟洒な作風により幕府御用絵師として江戸絵画の基調を確立した狩野探幽をはじめとした狩野派諸家の作品はもとより,江戸時代中期の文化の多様化を反映した円山応挙,与謝蕪村,伊藤若冲,曽我蕭白など京都諸派による個性豊かな作品,日本美術が海外で注目される嚆矢となり,ジャポニスムの大きな影響を世界に生み出した浮世絵や琳派の作品,特に昨今世界的ブームとなっている葛飾北斎や尾形光琳などの作品を含んだ名品135件により,江戸時代絵画の魅力を紹介するものです。
展覧会告知 | permalink | comments(1) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

ご紹介ありがとうございます。
リートベルグは茶室もあるようにアジアの美術に力のはいった美術館です。等伯もここでみました。仏像展は、本来なら御開帳の
時期でない仏さまも来瑞なさり迫力のある展覧会でした。今回の
蘆雪も楽しみです!
mizuno kko | 2018/09/10 3:36 AM
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