青い日記帳 

  
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資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」
長年の研究や蓄積に裏付けられさらに進化し続ける「知見」、「技術」、「ブランド価値」、「文化的価値」を体現した資生堂 本店として2018年1月19日(金)にグランドオープンした、資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」。


http://thestore.shiseido.co.jp/

「SHISEIDO THE STORE」(シセイドウ ザ ストア)は、独自の時間軸、5つの季節〜芽吹きの季節・新緑の季節・花ひらく季節・結実の季節・蓄えの季節〜を設定。現在、結実の季節を展開しています。

《ウィンドウディスプレー》

今年1月から、中央通りと花椿通りにそれぞれふたつずつ設けた「SHISEIDO THE STORE」のウィンドウディスプレーのアートディレクションを、日本の伝統的な美術や工芸、また歴史や哲学を取り入れながら、独自の視点で現代アート作品を発表しているミヤケマイ氏が手がけています。

「結実の季節」を制作したのは、現代アートの諸泉茂氏と工芸作家の満田晴穂氏。実りの秋にふさわしい、内省的で豊かな作風が魅力。秋らしい知性と落ち着きがビル全体を包んでいます。

中央通りに面した正面エントランス両脇のウィンドウの作品を手がけた諸泉氏は、夏の気配を感じるガラスの温度計を用いて、温度に反応する水銀柱の動きで、自然の変化を視覚化する作品を発表。水銀という金属を五色に着色した温度計を、色ごとに並べ、温度で見せた五本の水平線。

私たちが体感する季節の変わり目を、銀座の一瞬の風景として記憶に留めます。また、それぞれのウィンドウ内に設置した温度記録用装置が描く過ぎ去っていく日々の軌跡を、オートマチックドローイングに見立てています。



花椿通りに面したふたつのウィンドウには、多くのコレクターを魅了する満田氏の自在置物の昆虫を配しました。右のトンボの世界から左のクツワムシの世界へ、晩夏から初秋という微妙な季節の動きが表現されています。

自在置物とは甲冑職人の技術から派生した伝統的な金属工芸品。鉄や銅、合金を用いて昆虫や魚、鳥、甲殻類、龍など生物や架空の生き物を写実的に表現するだけでなく、胴体、脚部や触覚の節まで精緻につくり、実物のように動かせるのが特徴。

テクノロジーと美が凝縮した工芸品は、ごく小さな存在にも関わらず、道行く人の視線を惹きつけます。



中央通りと花椿通りの4つのウィンドウを楽しんだら、ぜひ4階の「SHISEIDO THE TABLES」へ。

エレベーターを降りたホール前のセレクトグッズショップに設けた、小さなギャラリーコーナーでは、ミヤケ氏自身やディスプレー参加作家の作品を、テーマに合わせてセレクトし展示販売。現在諸泉氏の作品を2点展示販売しています。

《店内音楽》、《SHISEIDO THE TABLES》、《BOOKS》も合わせてぜひ。


http://thestore.shiseido.co.jp/


膜迷路 (マクメイロ)
ミヤケマイ(著)

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