青い日記帳 

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映画「死者の書」封切

折口信夫先生の『死者の書』が
まさか映画化されるとは
夢にも思っていませんでした。

死者の書・身毒丸
死者の書・身毒丸
折口 信夫

映画化が現実のものとなり、
今日から岩波ホールで封切られました。
(4月7日(金)まで)

一体あの世界をどのように・・・
難解な文をどのように解釈して
映画で表現しているのかとても楽しみです。

更に楽しみなのが、この映画『死者の書』は
人形アニメーションであるという点です。

80歳をむかえた川本喜八郎の新作がこの『死者の書』なのです。
川本喜八郎作品集
川本喜八郎作品集

NHKの『三国志』で使われいたのが川本の人形です。
ただし、今回は人形劇ではなくアニメーションです。
撮影はさぞかし大変だったことでしょう。



「AERA2006.2.13」にインタビュー記事がありましたので紹介しておきますね。

「死者からのメッセージを通じ、霊を鎮める日本古来の姿を見つけること」

「この世のものではない愛を描いている」

「1日に撮れるのは5秒前後(約120コマ)」

「苦にならない。いまは何でもコンピューターを使い、手早くきれいに撮る。でも、人形を使うことで重層性が出せました」


いつもであれば、すぐにでも観に行きたい!っと思うのですが
折口先生の『死者の書』となるとそんな軽々に行動できません。



まだ始まったばかり。期間は十分あります。
慌しい仕事の合間に行くような映画ではありません。

ゆっくり準備期間を設けて、「禊」でもしてから出かけます。
↓お風呂で読み直して。。。
死者の書
死者の書
折口 信夫

↓あらすじ
8世紀の平城京。才色兼備で知られる藤原南家の郎女は、当時の最新の文化である仏教に傾倒し、写経に精を出す日々を送っていた。そんな郎女の前に、謀反の罪で50年前に処刑された大津皇子が亡霊となって甦る。死に際に一目見ただけの女性、耳面刀自(みみものとじ)の姿が忘れられず、この世をさまよっているのだった。亡霊に導かれるように屋敷を抜け出した郎女は、皇子が葬られている二上山の麓にある當麻寺に辿り着く。

気が遠くなるほどの緻密で繊細なプロセスを積み重ねて行くストップモーション・アニメーション。少しずつ人形を動かしてコマ撮りして行く人形アニメーションもその一つだが、その日本における第一人者・川本喜八郎監督が構想から30年越しで完成させたのが本作である。奈良の當麻寺に伝わる中将姫の蓮糸曼荼羅の伝説と、陰謀によって非業の死を遂げた大津皇子の史実を取り入れた国文学者・折口信夫の難解な原作小説も、アニメーションならば可能なはずと映画化を敢行。結果、陰影に富んだ豊かな表情を見せる人形たちによって、怒りや悲しみという人間の情念がダイナミックかつ細やかに描かれ、味わい深さと夢のような美しさを併せ持つ物語が誕生した。
映画・観劇 | permalink | comments(20) | trackbacks(7)

この記事に対するコメント

Takさ〜〜〜ん。
ご本の<死者の書>なんだか、すっごい☆むずかしそうな感じと同時に、とても興味深く、誘惑的な?かんじがします。
あ。でも、rossaには、きっとむずかしすぎ。映画。観たいです☆
rossa | 2006/02/11 10:04 PM
@rossaさん
こんばんは。

学生時代「死者の書」読んだのですが
よく分からずじまいでした。
でも心に刻まれる何かがあるんですよね〜これ。
っで、今になって映画化されると知り
かなりワクワクしています。
難しいけど観たいです。
Tak管理人 | 2006/02/11 10:41 PM
こんばんは

『死者の書』18日に行きます。わくわくしてます。
わたしは折口信夫が大好きで、学生の頃から色々集めました。民俗学だけでなく・・・

自分で勝手に、骨とも言えぬ死体とも言えぬモノ(滋賀津彦)がほとほとと戸を叩き、それを郎女が開ける・・・
そんなイメージがありました。

何年か前NHKラジオで朗読されたときも悪くなかったのを覚えています。
やはり映像化するのは、川本喜八郎でないと無理だろうとも思ってましたので、嬉しくて仕方ないです。


遊行七恵 | 2006/02/12 1:02 AM
@遊行七恵さん
こんばんは。

折口先生お好きなのですかー
それはそれは。
今度ゆっくりお話したいですね。

私は民俗学の方面からまず
折口先生を知るようになりました。

「死者の書」は読んでから随分経過しているので
もう一度読み直していくか、
それともそのままおぼろげなイメージのままでいくか
悩んでいるところです。

行かれたら感想お聞かせ下さいね。
Tak管理人 | 2006/02/12 11:33 PM
こんばんは

何度も書き込んですみません。
今週末はバークコレクション→弥生で『岩田専太郎』→文京ふるさと歴史館→『死者の書』
翌日に、たばこと塩博→山種→前川國男→汐留→『美術商の百年』の予定なのです。
二月にしか行けない展覧会を見て回るのでキチキチですが、その分愉しみたいです。他にまだ何か良いのがあれば教えていただけたら、などと・・・←メチャクチャ。

折口信夫についてはとても沢山お話したいことがあります。
私もそう言っていただけて、とても嬉しいです。
遊行七恵 | 2006/02/12 11:57 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。
どんどんコメント下さい!!

かなりハードなシュケジュールですね〜
なんて言っている私も今日は遠出してきました。
後ほどupしますのでお楽しみにーー
疲れました。流石に。

頑張って記事upしてくださいね〜
楽しみに待ってます!
Tak管理人 | 2006/02/13 12:21 AM
こんばんは

『死者の書』感想文やっと書き上げました。
バークも美の伝統も後日になりますが。

見に行ってよかったです。
カップルで来ている人たちは、総じて彼氏の方が感動していたようで、短く、『よかった』と囁くのが聞こえました。
そう、『囁く』ことがふさわしいような場でした。

映像を見ていて早く関西に帰ろうと思ったくらいです。
時間を超えることは出来ないけれど、距離は縮めることが出来る。―――そんな気持ちが湧いてきました。

TBいたします。失礼しました。
遊行七恵 | 2006/02/20 8:53 PM
@遊行七恵さん
こんばんは。

観たい!!!
早く観たい!!!
と思います。

記事のちほど拝読させていただきます。
折口先生の世界が映像で見られる日が
来るなんて思ってもいませんでした。

あ〜早く観たいです。
>時間を超えることは出来ないけれど、距離は縮めることが出来る。
もう、こんなこと書かれたら居ても立ってもいられなくなります!
Tak管理人 | 2006/02/20 10:19 PM
なにやら見覚えのある作品名を
見つけてしまいました(笑)。
古い記事ですがTB送りますね。

これはご存知ですか?
「川本喜八郎人形美術館(仮称)」
http://www.city.iida.nagano.jp/puppet/kawamoto/
来年春オープンです。
shamon | 2006/07/21 9:29 PM
@shamonさん
こんばんは。

出来るとは聞いていましたが
来春だとは知りませんでした。
楽しみですね。

TBもありがとうございました。
古くても一向にかまいません(^^♪
Tak管理人 | 2006/07/22 2:57 AM
こんにちは。

SACさんのブログ「singular points…特異点における日常の風景 」(http://singular-points.blogspot.com/

によると、人形美術館の建設は順調に進んでいるようです。
shamon | 2006/08/25 8:36 PM
@shamonさん
こんにちは。

>人形美術館の建設は順調に進んでいるようです。
これは嬉しいニュースですね!!
情報ありがとうございます。

「死者の書」DVD早くでないかなーー
Tak管理人 | 2006/08/26 8:19 AM
こんにちは。

「カタロニア映画祭」(http://www.cinemasitges.com/uk/)に「死者の書」が出品されます。
日本からは同時に

「時をかける少女」細田守監督
「立喰師列伝」押井守監督
「パプリカ」今敏監督
「銀色の髪のアギト」杉山慶一監督

が出品。
個性豊かな作品たち、どんな評価を得られるでしょうか。
shamon | 2006/09/28 5:01 PM
@shamonさん
こんばんは。

これはこれは随分と個性的な作品が
顔そろえていますね〜
しかも多種多様。
こちらでも決めかねますね。
これでは。。。
Tak管理人 | 2006/09/30 6:00 PM
こんばんは^^。

「時をかける少女」と「パプリカ」は来年の文化庁メディア芸術祭でも注目作になるんじゃないでしょうか。
先日発表された「日本のメディア芸術100選」の結果もおもしろいです。宮崎駿やはり強しの結果ですが!
http://plaza.bunka.go.jp/hundred/hundred.html


>しかも多種多様。
私のイチオシは「時をかける少女」かな(笑)。
shamon | 2006/09/30 10:30 PM
@shamonさん
こんばんは。

「時をかける少女」は評価高いようですね。
ツボにはまる方が多いのでしょうか。

「日本のメディア芸術100選」の結果
見させてもらいましたが、ほんと宮崎氏
相変わらず強いのですね。
Tak管理人 | 2006/10/02 8:48 PM
こんばんは^^。

現在発売中の「アニメーションノートno.5」に
川本先生の特集があります。
雑誌レビューのTBをお送りしておきます。
shamon | 2007/03/29 9:37 PM
@shamonさん
こんばんは。

いつもその分野の情報いちはやく
教えていただき感謝です。
立ち読みできるかな。
明日本屋でチェックします。
Tak管理人 | 2007/03/30 1:09 AM
こんにちは^^。
「アニメーション・ノート」、見つかりましたか?
http://www.seibundo-net.co.jp/CGI/search/syousai.cgi?mode=id&id=02536&key=syoseki

4/6付けスポーツ報知新聞に
人形美術館の記事が載っていました。
図書館で見てくださいね。
shamon | 2007/04/07 9:19 AM
@shamonさん
こんにちは。

まだ見つかっていません。
でもリンク先に飛んで
表紙確認できました。
ありがとうございます。

まめに記事に目を通して
いらっしゃいますね〜
ここのところ、どうもどたばたして
いつも以上に落ち着きがありません。
Tak管理人 | 2007/04/07 4:27 PM
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